元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

連日の予算特別委員会、  3月7日ー13日

2016年03月19日 | 日記
●3月13日(日)
 
   <全国車いす駅伝大会の出発式>

朝11時前、国際会館に。全国車い す駅伝大会の出発式。高円宮さんも例年のように来られている。12月の全国高校駅伝、1月の女子駅伝、2月の小学生の大文字駅伝と駅伝が続いたが、都大路冬の風物詩の最後の駅伝。山田知事がスターター。ものすごいスピードで走り去っていきました。

   <民主党京都府連 定期大会>  

 1時前にはウエスティン都ホテルに。
 党名変更で風雲急を告げる民主党、民主党という名前で第18回になるが最後の京都府連の定期大会。先立って、連合京都の役員らと3区の補欠選挙、ならびに参議院選挙の総合選対。
 
 そして2時から大会のスタート。要は、維新の党との合流、党名変更による結党大会が3月27日に開催されるという中で、大会のもちかたそのものをこの1年の総括大会と大幅に変更し、活動方針については暫定方針とし、5月を目途に臨時の党大会を開催し、その際に役員の改選、活動方針の承認をいただくという内容。 ぼくも自治体議員ネットワークの代表幹事として1年間の活動報告を2分間ほどで簡潔に説明。各活動報告や決算会計など代議員からの質問もなしにシャンシャンと議事は進行して最後に、3区の補欠選挙の候補者も出そろったが、ここは泉健太議員の必勝だ!総力をあげてがんばろう!
 この3区の補欠選挙では共産党との共闘が話題にあっていたが、歴史的経過もあり、京都において共産党との共闘はでけへんなあ。

 本日承認いただいた活動方針の一文をご紹介させていただきます。
「野党共闘のあり方については、民主党は京都における自共の不毛な対立と府民の閉塞感を打破すべく結成され、時代の要請に応える改革政党として国会・地方議会においても議席を獲得してきた経緯があります。この姿勢は今後も変えることなく、生活者、消費者、納税者、働く者の立場からの政治を目指す民主党として、あくまで距離感の強い共産党組織とは一線を画しつつ、安倍政権の進める経済政策や安保法案、労働者派遣法に対峙するための広範な府民の結集を呼び掛けてまいります。 そのため、この間迎える何れの選挙においても共産党との共闘は致しません。連合京都を始めとするこれまでの友好団体や、私たちの政治理念に賛同される政党とは協力して共に戦いを進めていきます。」
定期大会に引き続き、緊急開催された党員・サポーター集会。色々な意見が出されたけれど、合流問題については、おおむね是認やな。
 ところで、ぼくは日本社会党の推薦で1987年に初当選。以降、社会党は、社民党に名前を変えた。そして民主党に合流したのは1998年だったかな。ほぼ20年。民主党の名前はもちろん愛着がある。
 政権交代に向けての高揚期、そして政権について東日本大震災もあり、消費税問題などをめぐり大混乱。下野して4年。当時出て行った維新のメンバーが出戻り。冷めた目で見ている自分がいる。
 夜は、わが事務所で中大路町東部の町内会。街灯の設置のことなど要望も受ける。

●3月12日(土)

 朝、左京消防署に。各学区で自主防災などに取り組んでこられた方々の左京防災表彰式。地元吉田の近衛町の防災会の人たちが受賞されました。ご苦労様です。

   <「京都ハラ―ルネットワーク協会」設立総会>

 正午前、三条通はYMCAの前の京都料理学校での一般社団法人「京都ハラ―ルネットワーク協会」設立総会。以前からご縁があって相談にものってきた。門川大作市長も来賓で来てくれました。
 門川市長のFBの記事を貼り付けておきます。
 <イスラムの皆さんに安心し、満足いただける「おもてなし」を! 京都ハラールネットワーク協会が設立。各界のリーダがご参加】 世界人口の約4分の1とも言われるムスリム(イスラム教徒)。
生活習慣が異なる方々にも、京都観光を堪能いただくため、京都の伝統と食文化を活かしたハラールフード(許された食べ物)の開発やハラールの認証する協会を嘉田代表理事、小川代表理事、野山代表理事らが設立。私も早くからご縁を頂き、京都市として、しっかり連携させて頂きます。
今、市としてコンベンションビューローと共に、ムスリムの皆さんに安心していただけるよう宿泊施設やレストラン、土産物店等観光関係者の皆さんと勉強会を開催。
今後とも、あらゆる人に満足していただけるよう努力してまいります。(H28.3.12)>

 また毎日新聞は、<ハラ―ルは、宗教的理由で食べられないイスラム教徒に配慮した料理の意味で、主に食材から豚肉とアルコールを除き作る。協会は今後、イスラム教徒向けの和食メニューの提案や料理教室開催などを計画している。東南アジアや中東から京都市を訪れる観光客は年々増加している。昨年の市内の主要ホテル宿泊客数は、インドネシアが前年比27.4%増、アラブ首長国連邦が同35.5%などとなっている。一方で、ハラール料理に対応した飲食店情報や、礼拝所の設置場所は乏しく、十分に観光環境が整っているとは言えない状況になっている。 この日は、京懐石料理店「美濃吉」(東山区)が、鴨肉や生麩(なまふ)などを使った和食を参加者に振る舞った。酢にもアルコールが含まれるため、巻きずしは酢を使わず煎りゴマをまぶして風味を出すなど工夫した。
 バングラデシュ出身の大阪府吹田市、会社経営、木村阿呂虫(あろむ)さん(48)は、「どれもすごくおいしい。コンビニやスーパーでも気軽に買えるようになってほしい」と期待した。>と記事。
 美濃吉さんが作られた巻きずしや天ぷらはおいしかった。
スタートです。インドネシア大使館の方が東京から来られて涙ながらに喜んでおられたのが、印象に残りました。協会のみなさん、がんばってね。


 夜は、東山二条のたこ焼き屋「親指小指」に。看板娘の中尾雅美さんが、新たな仕事が決まって閉店とのこと。彼女はジャズを独学で学び歌うことも。彼女に出会って8年かな。新しい人生の門出に拍手。
親しい常連客のみなさんとわいわい。

●3月11日(金)

 東日本大震災から5年。午後2時46分、市役所の議員団室で黙祷。
 昨年秋に福島から仙台、また気仙沼に行ったが、復興しているものの、忘れてはならない記憶として風化させてはならない。
 
 各分科会での記録作成を当局がする一日になっているので今日も委員会はなし。久しぶりに近所の近衛広場で公園体操。ずいぶん春めいてきた。いつも元気な中川さんと杉本さんがリーダーとなり、常連のお年寄りとともに汗を流す。そして「今日の日はさようなら」を民生委員のみなさんの手話で歌う。なかなか覚えられないよ。
昼過ぎには、議員団室に。

 手話条例の制定に向けてプロジェクトチームの会合。市民意見の募集をしたところ、たくさんの方からご意見をいただいた。その意見をいかに反映させるか、市会事務局の担当者から報告があり議論。京都市手話がつなぐ豊かな共生社会を目指す条例(案)」としてほぼ固まった。3月25日の本会議で制定します。

 来客は、大先輩の梶宏さん。小柄な体ながら、80歳を超えられたがお元気。4月にはロームシアターでチャリティトーク&コンサート「手渡したい大きな有難う」を開催。盲人筝曲家の梶寿美子が主宰する琴アンサンブルの演奏や独奏、堀田力さわやか福祉財団会長とのトーク。梶宏さんとは長い付き合いになった。4月30日(土)午後2時、会場はロームシアター京都サウスホール。お問合せ先は「琴アンサンブルプリマルーチェ TEL. 090-2042-8096」です。

 夕方、NPO活動をされている和田野さんと一緒にフリースクールの「恒河沙」に。代表の福島美枝子さんとは、もう30年ほどの付き合いかな。和田野さんの夢を語る。
 
 夜は、忙中閑あり、民主・都みらい議員団の懇親会。市長選挙も終わり、また突如として京都3区では衆議院の補欠選挙、そして維新との合流問題。府連の大会も13日に控えていて執行部はてんやわんやの様相。一献傾けながら、意見交換。
 夜、初期化してもらったパソコンにゲームのマインスイパーがあることを発見。ふと遊び始めると、なかなか上がれないので悪戦苦闘。気がつけば朝でした。我ながらアホや。

●3月10日(木)

 予算特別委員会は、第一分科会だけで第2分科会はお休み。先日親父の50日祭と納骨を滞りなく終えたので、その礼状のこととか、事務所で溜まっていた雑務。また昨日までの予算特別委員会で質疑したことを市長総括質疑で取り上げるか、担当者と協議したり資料を読み直したり、ハラ―ルネットワーク総会のことで相談に乗ったり、また市民派議員レポートの原稿を書いたり、なんとなく一日が過ぎていく。ニュースは高浜原発の運転差し止めを大津地裁決定。画期的だあ。

●3月9日(水)

   <予算特別委員会 教育委員会と>

 今日は弥生3月9日。わがカミサンの誕生日。予算特別委員会5日目。第二分科会の最後は教育委員会。各委員は、学校施設充実、貧困対策就学援助、京北小中一貫教育・統合、中学校給食、薬物乱用対策、遠距離通学、18歳の選挙権と政治的教育、主権者教育、部活の外部コーチ、御所東小学校の新設、定時制高校、栄養教諭の配置など多岐にわたり質疑があった。ぼくの持ち時間は、わずか障害者差別解消法の施行について教育委員会の取組について手短かに質疑。
 
 夜はロームシアター京都のモダンテラスでカミさんの誕生祝い。たまにはサービスせんと。雰囲気も味もまあまあ。特別に誕生日祝いのデザートを出してもらいました。結婚して43年だあ。

●3月8日(火)

 10時から予算特別委員会4日目、保健福祉局と2日目。トップバター。議案で北区の蓮華谷斎場の廃止が提出されていることに触れて過日、親父の葬儀で中央斎場に行ったことを言って、改修工事中でもあり待ち時間が長かったことなど苦言を呈して、今後の運営について質疑。また難病対策の今後のことについても質疑。

 各委員は、生活保護、献血、保育行政、高齢者支援、母子福祉 待機児童、こどもの貧困対策、動物愛護センター、食品安全、感染症対策がん検診、国民健康保険などについて、それぞれの視点で質疑。

●3月7日(月)

 10時から予算特別委員会三日目。保健福祉局との質疑。民主の持ち時間のなかで、産業会館閉館に伴う「はあとフレンズストア」の新店舗について、この4月に施行される障害者差別解消法の施行後の取り組み、障害を理由とする差別の解消に向けて、その人に必要な配慮 合理的配慮が必要であるとなど、市営錦林保育園の民営化については、社会福祉協会が選定されたが、いかに円滑に移行するのか、
 中央リハビリセンターのその後は、高次脳機能障害の相談窓口になっているのだが、その現状。そして衛生研究所跡に合 築されるこころの健康増進センター、児童福祉センター、リハビリセンターの見通しについて質疑。昼ごはんは久しぶりに愛妻弁当。
各委員は、保育行政、待機児童、学童クラブなど子育て施策、認知症や緊急通報システムなど高齢者福祉や介護保険、医療、生活習慣病、健康長寿、生活保護、貧困対策、敬老乗車証のことなどが質疑。
6時前まで。
帰途、久しぶりにゲバラタバコを購入。夜は明日の保健福祉局との質疑に備えてメモ作り。

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