元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

選挙戦後編 5115票で4位当選 4月6日ー10日

2011年04月17日 | 日記
◎4月10日(日)

 桜満開。午前11時過ぎわが母校近衛中学校へカミさんと投票に。受付事務がパソコンで名簿チェック、簡素化されて、近所の人は、立会人だけ。もちろん鈴木正穂、府会は島内研と書く。
 そして午後は、ひたすら選挙に行っていただきましたかと追い出しとお礼の電話。投票率は前回より落ちている様子。さて何票行けるかな、4年前の38票差で惜敗したことを思い出すが、この1年、そしてこの9日間の選挙戦を悔いのない闘いができたことで、満足感はあり、なんとか当選できるという思いはあれど、いつもながら開票結果がでるまで不安なものだ。

 午後9時過ぎに事務所に行き、スタッフとテレビで速報を見る。10時過ぎから開票が始まるが、民主は苦戦しているようだ。山科の藤川君、南区のわが盟友山本恵、中京の安孫子和子さんも届かず。がっくりくる。

 わが左京では、予想通り某候補には当確が早く出たが、開票集計は遅い。11時を回って今か今かと待っていたら、「当確がでたよ!」と電話で第一報。よっしゃ!よかった!当確が出ると次々にお祝いの電話をいただく。わが柿阪正夫後援会会長らと抱き合って喜びをかみしめる。ほんまにこの4年間、お世話になりました。
 最終集計5115票。4位の高位当選!

 そして「島内君も行けたぞ!」と事務長。やったね!共産党の候補を打ち破って、現職の北岡さんの上を行ったのにはびっくり。次々にお祝いに友人らが駆けつけてくれるが、震災を考慮して大騒ぎすることなく粛々とした勝利のセレモニー。ほっとした。

 一段落して島内事務所にもお祝いに駆けつけ、前原後援会の役員さんらと喜びを分かち合う。島内君もこの間色々とあったけれど、折れることなくようがんばったなあ。
 帰宅したのは2時前かな。うれしさがこみあげてきた。

◎4月9日(土)

 選挙戦最終日。ラストサタデー。泣いても笑っても今日が最後。
 昨年春からビラを撒き、市政懇談会を各所で開催し、多くの応援団に支えられてここまで来た。
 最後の一日悔いのない闘いをしようと、朝6時半から百万遍交差点に立つ。10人ほどのメンバーが小雨にも関わらずオレンジの旗を立てて気勢を上げる。大原へ選挙車を走らせて最後のお願い。

 正午には銀閣寺前交差点に松井孝治参議院議員が応援に駆けつけてくれて事務所スタッフも全員街頭に結集。
 午後1時には熊野神社交差点に島内研君も合流、前原議員も応援に。
 3時には岩倉中信前から岩倉を30人ほどで桃太郎作戦。上高野の葬儀場前には代表の井口さんら反対運動のメンバーも待ち受けていただいて激励していただく。国際会館前近くのライフ前で演説。
 午後6時、薄暮の百万遍交差点で演説。いささか興奮しているのと酸欠状態になっているのか、何を喋っているのかわからん状態。
 午後7時前には修学院駅前、前原事務所前で前原後援会の人たちの熱い応援の中で最後の街頭演説。
 それから午後8時、ちょうど銀閣寺前のわが選挙事務所前でご近所の人たちにお騒がせしたことを詫びつつマイク納め。30人ほどのスタッフと勝利を確信する。

◎4月8日(金)

 選挙戦8日目。朝、出町柳駅前交差点にて街頭行動。柿阪君が朝の5時ごろから場所取りをしてくれていた。桜も満開になってきて暖かい春の到来。季節は巡ることを実感する。10人ほどの応援団が一緒に立ってくれて心強い。
 昼前、前原議員がぼくの選挙カーに乗り込んでくれて、下鴨や松ヶ崎を1時間ほどマイクを離すことなくマイクマン。振り返る人や手を振ってくれる人が増えていよいよ終盤になって選挙モードが一気に盛り上がってきた。

 選挙が始まってから好天が続いていたが、午後になって小雨が降り始める。カッパを着込む。市原野では、自治連の元会長だった中村さんが先導していただいて細かく回り、貴船や鞍馬まで最後のお願いに足を伸ばす。
 
 夜は、松ヶ崎小学校で島内研君の個人演説会に合流。彼の地元である松ヶ崎の住民や前原後援会のメンバーが結集。ぼくにとっても選挙戦、最後の個人演説会ということで、大学の先輩・後輩でもあり父と息子同然、なんとしても二人を勝たしてほしいと演説。前原議員夫人の愛里さんも応援弁士に立ち、この間の大臣辞任のことなど色々な想いが錯綜したのか、ちょっと涙目だったのが印象的。

◎4月7日(木)

 選挙戦7日目。いよいよ終盤。岩倉は東宮田町交差点にて朝の7時から、わが応援団20人ほどのメンバーがオレンジ旗を立て、島内陣営も合流して朝立ち。
 午前10時から白川通を桃太郎作戦。銀閣寺前交差点スーパー大国屋前とイズミヤ前で前原議員が応援に駆けつけてくれる。通り過ぎる人も足を止めて聞き入り、車を降りると握手攻め。前原人気は健在。よかった!
 午後は、左京区役所前などでスポット演説。夕方の個人演説会の案内を兼ねて南部を回る。手を振ってくれる人が増えたかな。

 午後7時からわが母校、近衛中学校にて演説会。天気も良くて地元の吉田・聖護院の顔見知りの人たちが続々と来ていただく。星川副市長をトップバッターに、経糸の会の鶴山紳邇さん、寺田バレエアートスクールの高尾美智子さん、府会候補の島内研君、連合京都副会長のJR西労組京都地本委員長の小川寛さん、そして前原議員が応援弁士。
 4年前の演説会は副議長でもあったので市職員や労組の動員が多かったが、今年は圧倒的に地元を中心に左京区民が圧倒的に多い。250人ほどの参加者で元気が出る。気合を入れて、4年前のようにならないように最後までのご支援をお願いする。

◎4月6日(水)

 選挙戦6日目。朝、洛北高校前交差点で街頭行動。自民党の新人候補者と競合したが、反対の交差点で手を振る。応援団の数では圧倒。朝から駆けつけてくれるわが応援団は、わが団塊の世代を中心に高校の先輩など元気なシニア世代。ほんまに頭が下がる。
 街頭行動は、松ヶ崎や下鴨や養正を中心に回る。ちょっと声がかすれてきた。

 夜は、下鴨はマクリン幼稚園で個人演説会。園長先生の親戚の清水真一君はぼくが大学一回生の同級生のなつかしい友人だ。四国の郷里で元気にしているとのこと。参加者は20人ほどなので車座になって、肩肘張らずに、30歳の頃、近くのアパートの一室にあったロシナンテ社で、「月刊地域闘争」の編集をしていたことや、おふくろの実家が下鴨だったので、浪人時代に祖父母の家に下宿していたことなど披露しながら、福祉のことなど喋る。

 その後、上高野は旧びぜんギャラリー、ジェイファンでの島内研君の演説会に応援弁士として熱弁を振るう。広い会場は、前原後援会のメンバーを中心に熱気があった。

 9時過ぎから選対会議。門川市長が仙台への視察から帰ってきたところで、現地の状況や京都市から派遣された市職員の奮闘振りについて報告がてら、激励をしてくれる。
わが同世代の市長、ありがとう。

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