奇跡への絆

図師ひろき

正座

2007年12月16日 15時53分19秒 | Weblog
 先日、都農町で県政報告会を開催したところ60名を超える方々が集まっていただきました。年末、週末、忘年会真っ盛りにもかかわらず、優先して足を運んでいただき心から感謝します。ありがとうございます。
 都農町の方が中心だったのですが、日向市からも複数の方が参加していただきました。選挙区外からの参加をいただけるとは有難い限りです。

 報告内容の主なものは、「不適正な事務処理」と「中国上海市研修」でした。
 不適正な事務処理については、最近マスコミもほとんど取り上げなくなり、参加していただいた方々の認識もかなり風化していました。
 今までに裏金が生み出されてきた実態とまだ調査が不十分にもかかわらず、さっさと臭いものに蓋をしようとする特別委員会の経過を説明すると
「我々の血税を無駄に使いやがって!ちゃんと最後まで調査せんと承知せんど!!」
「そりゃ!膿を出しきっちょらんが!」
などなど到底納得できない旨の意見が続出しました。
 愛みやざきとしては、審査継続の訴えをしたのですが、民主党以外の会派には受け入れてもらえなかったことの説明をすると
「愛みやざきはもっと人数を増やさんと駄目じゃが!」
とさらに叱咤され、申し訳ない限りでした。

 上海研修については、場内に何人か上海に行った方が居られ
「もう東京や大阪ばっかり向いちょる時代じゃねぇど・・・」
「うちの息子は上海で中国人を雇って仕事しよるよ・・・」
など合いの手を入れていただきました。
「もうあんた達の時代は世界を相手にせんといかん!どんどん出て行って、宮崎んもんを売ってきない!」
とどんどん後押しをしていただき、県産品の販路拡大のための活動に大きな期待が寄せられていることを肌で感じました。

 報告会が終わり、懇親会の席である男性から
「お前は気に入った!今の気持ち、今の姿勢を忘れんな!」
と背中を思いっきり・・・
 その方が指摘していただいたのは報告会の内容のことではなく、報告会の冒頭に私が、正座して頭を下げ、今まで応援していただいたことのお礼を言ったところのことでした。

「私はずっとこのままですよ。」

「それがなかなかできんとよ!そんままがいいどいいど!」
と再び背中を・・・

 見てくれている人は、ちゃんと見てくれているんだなぁと嬉しくなりました。

「私はずっとこのままですよ。」

   





 

日焼けしたね・・・

2007年12月13日 15時48分59秒 | Weblog

 ここ2、3日よく同じことを言われます。
「日焼けしたね~。」
「色、黒くなったよねぇ。」
「ゴルフばかりしちょちゃねぇ~。」

 行けるはずがない・・・
 議会中ということもありますが、もともとゴルフは下手で、一緒にラウンドする方の足手まといになるので、ほとんど行きません。ちなみに3ヶ月ほど前に行ったときのスコアは、140でした

 久しぶりに会う方から言われるならまだしも、すでに家族より一緒にいる時間が長い愛みやざきのメンバーからも
「どこ行ってきたんですか~。」
とおちょくられるしまつ・・・
 最近の生活で陽にあたるといえば、県庁の行き帰りに車を運転するときの乗り降りくらい・・・日焼けするはずはない・・・
 
 改めて鏡を覗き込むと、確かに黒い。さらに目の下にはクマが・・・
 
 議会終了後も、飲み会が毎日のように入っています。
 肌が黒くなっているのは、沈黙の臓器“肝臓”が限界なのかも・・・

 幸か不幸か来週、健康診断があります。

 怖い・・・

 明日も、都農町での県政報告会と忘年会です・・・

 

 


前へ!!

2007年12月12日 17時29分47秒 | Weblog

 高鍋高校ラグビー部創立60周年記念式典に参加してきました。
 野球部と双璧をなし、高鍋高校を全国区に引き上げてきたラグビー部。
 式典ではOBの方々が、高鍋高校ラグビー部に対する熱き思いを語られ、現役世代にエールが送られました。

 ちなみに私と同期のラグビー部は3年生のとき、県予選決勝で都城高校と対戦し、私の記憶が正しければ10対10の同点でノーサイド。両校優勝。延長はないので、抽選で花園出場を決めることなりました。
 そのときスタンドで応援していた私たちは声を潜め、祈りました。

 結果は・・・

 大男が大声を上げて泣き崩れ、肩を抱き合うシーンが今もはっきりと眼に焼きついています。
 私は高校時代、バレー部でした。
 バレー部の練習も血を流すほどハードでしたが、私たちが練習を終え引き上げるときも、ラグビー部は走っていました。
 「前へ!前へ!!」
 いつまでも監督の声が、ライトに照らされたグランドに響き渡っていました。

 今年も見事、全国大会出場!
 連続出場新記録樹立!!

 年越しを花園で!
 目指せ!優勝!

 私も大会出場資金協力活動、頑張ります!

 


満席!

2007年12月11日 16時16分04秒 | Weblog
 一般質問2日目。
 さすがに傍聴席は年度当初の賑わいはなくなり、このまま議会への関心も徐々に冷めていくのかと思いきや、午後から満席!

 偶然、愛みやざきの2人が続けて登壇し、それぞれの後援会が足を運びやすかったということもありましたが、場内は一気に活気づき議論も白熱しました。

 これも偶然、大分県議会からも傍聴に来ていただき、一問一答式の一般質問を研修されていました。

 登壇順番は、松田議員が3番目。武井議員が4番目。
 午後なんですよ・・・
 正直、午後は集中力を欠く議員も少なくないのですが、2人の時間は場内に一体感がありました。

 良い意味では、愛みやざきが何を言うのか興味を持っていただいていると理解できるのですが、ある意味愛みやざきの揚げ足をとって、野次を飛ばしてやろうという議員も少なくないような・・・

 今日は違いました。
 なんと議員席後方から
「いい質問だ!」
「いい指摘だ!もっと突っ込め!」
と応援の声が上がりました。後方席には、当選回数が多いベテラン議員が座られていますが、そこからの声援でした。

 切磋琢磨。

 同僚の成果は、プレシャーという名の励みになります。

 私は2月定例議会の一般質問に立ちます。


家で・・・

2007年12月09日 16時27分07秒 | Weblog

 「おばあちゃんのことで相談があるから家に来てくれんか・・・」
と知り合いの方から電話があったので、早速お伺いして話を聞いてきました。

 病院勤務の頃を思い出すな・・・

 実は、県議会議員になってからも福祉関係の相談はよく受けています。
 訪問すると89歳のおばあちゃんとそのご家族の方が迎えてくれました。
 正直言って、訪問する前からどのような相談なのか想像がつきました。

「痴呆がはいり、ほとんど歩けなくなったばあちゃんをどこか施設に入れほしいんだけど・・・」
と切り出されるだろうと思っていました。
 高齢者施設入所の待機者は、児湯郡だけでも500人を超えます。
 そのため施設紹介の依頼はよくあります。

 ところがそこでは、お孫さんがおばあちゃんにご飯を食べさせながら
「おばちゃんと一緒に暮らしたいんです。」
続いてお母さんが
「あと1年したら私が定年退職します。それからは世話できますので、それまでもなんとか家で看てやりたいんです。」

 となりでお父さんがうなづいておられました。

 見事に訪問前の予想が裏切られました。
 嬉しい予想外でした。

 現場にいて家族介護の大変さはよく理解しています。
 あえてその大変さに家族に絆で向かい合う。

「応援させてください。」
「まず介護認定を受けましょう。窓口は役場福祉課で、ケアマネージャーに訪問してもらい介護認定審査を経て、介護度が決まりますのそれから介護プランを組み立てていきましょう。介護度にもよりますが、週に何回かホームヘルパーの方に来てもらい、必要があれば訪問看護ステーションとも連携をとりましょう。デイサービスや入浴サービスを利用すれば、おばあちゃんにも良い刺激になると思いますよ。あっそうそう最近、理学療法士がリハビリをしてくれるデイサービスが・・・・・・・」

 家族の温もりに触れ、私まで温かくなり、話が止まらなくなりました・・・
 
 マスコミでは家族関係の希薄さばかりが取り上げられます。
 家族機能を守るために政治のすべきことは山積みです。

 私は福祉の現場から、政策を提案していきます。


審査打ち切り

2007年12月06日 18時41分05秒 | Weblog
 不適切な事務処理を含む平成18年度決算について特別委員会の審査が打ち切りとなり、「不認定」となったようです。
 審査をする立場にありながら“なったようです”と推測のような言い方をせざるを得ないことにが悔しくて仕方ありません。

 今週の月曜日に5分科会がそれぞれ現地に出向き調査・審査を行いました。その内容を踏まえ、本日5分科会の主査報告があったのですが、どの主査も不適切な事務処理については、“十分な調査が行われた”“納得いく審査が行われた”旨の報告はありませんでした。
  
 このままではいけない!
 「動議!」
 「まだ全容解明ができていません。これでは再発防止策を講じることは困難で、今後議会の監視機能さえ疑問視されてしまいます。よって決算の継続審査を求めます。」
 
 愛みやざきの声に民主党の3議員は呼応してくれましたが、他の議員に届くことなく、18年度決算の採決が行われたのです。

 事実上、特別委員会での審査は終了。
 議会最終日に討論が残されていますが、特別委員会で集中的に審査をする機会はなくなりました。
 いわゆる裏金問題については幕が引かれました。

 継続審査を訴えた以上、審査の打ち切りとなる採決の場には同席することはできず、退席。
 採決には立ち会わなかったため、冒頭のような言い回しになったのです。

 県政への信頼回復を図るため、議員の職責を果たしたい!
 ただその一念でとった言動でした。
 
 無力です・・・

 

  


膿はここにも・・・

2007年12月05日 22時15分19秒 | Weblog
 不適正な事務処理の審査が難航しています。
 難航していいんです! 
 「膿を出し切る」ためとことん議論し、不適正な事務処理の全容解明をしなければ、今後の再発防止策が万全であるとは言えない。全容解明なしに、執行の監視役の議会機能を全うしているとは言えない。

 にもかかわらず、すでに議会の中では幕引きの雰囲気が漂い始めています。早めに審査を切り上げようとする雰囲気に満ちています。

 今週の月曜日に各分科会で現地視察を行いましたが、どの分科会も納得のいく説明が得られていないのに、業者からは一切事情聴取もしないまま審査が打ち切られようとしています。

 膿は議会の中に・・・議員の意識の中にもあるのかもしれません。

 皆さん!
 不適正な事務処理で、いくらの裏金が捻出されたか覚えていますか?
 私的流用があったかどうか覚えていますか?
 職員処分でどれだけの額が返金されることになるのか覚えていますか?
 裏金がマスコミで取り上げられる機会が少なくなって、この問題が風化していませんか?
 裏金はもともと誰のお金ですか?

 議員の幕引き雰囲気と同じくらい、皆さんの関心が薄れていくことを憂います。

 納得して前進する!


ピース

2007年12月03日 22時00分06秒 | Weblog

 ステージ後方には、大きな東国原知事のちぎり絵が飾られ、その絵にスポットがあたると同時に、知事、北川教授そしてコーディネーターの神吉さんが登場。宮崎県若手議員連盟「宮崎維新塾」創立10周年記念事業が開会しました。
 知事のマニフェストを広く県民に知っていただき、マニフェストを活用した新しい宮崎創りに寄与できればと約半年前から準備してきた事業です。 
 手探りながらも宮崎維新塾を中心に協議を立ち上げ、そこに愛みやざきが加わり、女性の声を生かす会、CNネットワーク、JCそして日向学院が力を貸していただけることになり、大きなうねりとなって大会を一気に盛り上げることができました。
 しかし、知事との打ち合わせが十分とは言えませんでした。北川教授とは一度も会えないままの調整でした。神吉さんとは一度お会いしてレクチャーを受けることができましたが、指導内容を本番でどのように表現できるかは全く未知数でした。

 会場には1000人を超える方の参集をいただき、寒風が肌寒く感じられる日和でしたが、場内は上着を脱いでもまとわりつく熱気を感じるほどでした。
 場内は知事の一言一言に反応し、北川教授の解説に大きくうなずき、神吉さんのユーモアあふれるコーディネイトに集中力はさらに増していきました。
 そこに6人のパネラーが加わり、それぞれの角度から要望ではない提言を次々に繰り広げ、あっという間に2時間が経過し、第1部をまとめる私の挨拶となりました。

 「ここに来られる前と今では、マニフェストに対する考え方や理解度が変わった方は手をあげてください!」
と投げかけると会場にパッと挙手の花が咲きました!!

 「仕事の合間を縫い半年間かけ準備をしてきましたが、苦労が報われました!」
と深く頭を下げながら、こみ上げるものを抑えていました。

 第二部にもさらに、マニフェストを学びたい方が多数残っていただ、大会の熱が冷めることはありませんでした。

 大会も終盤。開会から4時間が経過しようとするころ、宮崎維新塾初代塾長の表彰と挨拶がありました。さすがにこの頃になると帰られる方も多かったのですが、私はステージの袖で初代塾長の言葉を心地よく聴いていました。
 塾の役員会等で何度か聴いていたフレーズです。私は、初代塾長がいつまでも熱い想いで我々に語りかけてくれる事が好きです。
 長めの挨拶が終わったとき、場内は惜しみない拍手で包まれました。

 たくさんの団体、そしてボランティアの方々の協力により実りある事業にすることができました。
 誰一人欠けても成し得ない事業でした。
 章光さんにも助けられました。
 当日のアクシデントに柔軟に対応していただきました。

  
 皆様に心から感謝します。
 ありがとうございました

 


勇気!元気!ひろき!!

2007年12月02日 00時02分57秒 | Weblog

 愛みやざき県政報告会!
 おかげさまで大盛況でした!
 愛みやメンバーが協力してくれ、木城町で開催してもらいました。
 週末、月末、年末にもかかわらず150名もの方々が集まっていただき、終始会場の皆様と一体感を感じることができました。

 まず、後援会長のあいさつをいただき、続いて松田代表登壇。
 愛みや結成のエピソードから裏金問題解明の取り組みを報告してくれました。
 次に西村統括マネージャー。
 幹事長会や議会改革小委員会での悪戦苦闘振りをリアルに報告してくれ、政務調査費の1円以上領収書添付を実現できた経緯には、場内から
「それでいいぞ!」
との声が上がるほどでした。
 そして、武井総務リーダーは、議員定数削減を取り上げ、県議会が率先して改革を進める必要性を訴えました。

 私は、先日行った中国上海市研修担当でした。
 まず、県議会が行うはずだった欧州研修とはまったく別の研修で、愛みや研修は月々の政務調査の中から旅費を捻出し、現地での移動費、食費等はすべて実費支出したことを説明しました。
「そうじゃったと~」
の反応から、やはりマスコミの影響か!?欧州研修と混同している方も少なくないと感じました。
 
 「東京都とほぼ同じ移動時間で東京都より大きい市場があります。それが上海です。」
 「経済成長率、人口増加率を考えても宮崎県産品の市場開拓を積極的に行うべきです。そのために政策提言の準備も着々と進めています。」
 「まだ輸出入の制限はありますが、すでに上海市場には日本の食材食品があふれています。宮崎の取り組みはまだまだ遅れている。」
場内が一番盛り上がったのは
 「皆さん、“金”霧島という焼酎をしてますか?」
と投げかけた時でした。
 「“赤”霧島ならしっちょるけんねぇ」
 「中国は偽者が多いかい、それも怪しいねぇ」
などなど反応続出。
 「本物なんですよ!宮崎に出回るより先に、何故?関税も高いのに・・・
答えは簡単、それでの売れるからです。中国の上流階級層は日本ブランドを好んで購入しています。日本一になった宮崎牛をはじめ、今が一級品の県産品を売り込むチャンスなんです。私たちがこれからもトップセールスをやってきます!」

 「頼むど!」
 「がんばって!!」
の掛け声と同時にたくさんの拍手をいただきました。

 最後に
 「皆さんの顔を見ているだけで、日頃の疲労感も吹っ飛び、勇気と元気をいただきます。ありがとうございます!!」
と4人ともども心から頭を下げました。

 これからも、勇気!元気!ひろき!!です。