奇跡への絆

図師ひろき

雑感646

2014年02月10日 23時38分36秒 | Weblog
 そこに立てたなら、おそらく直角に見えるのでしょう…

 ソチオリンピック女子モーグル、上村愛子選手の挑戦が終わりました…

 結果は前回大会と同じ4位で、悲願のメダルにはあと一段届きませんでしたね…

 18年前の長野オリンピックで国民に弾ける笑顔を届けてくれてから大会ごとに一段一段表彰台に近づいていただけに、今回の4位はあまりにも悔しいですね…

 最後に滑った選手が途中でバランスを崩したときには思わず

 「あっ!やったぁ!」

 と声をあげた方も多かったのではないでしょうか。

 それでも結果は無情でした…

 ファンの審査員への怒りをよそに、上村選手は目を真っ赤にしながらも、これ以上ないほどの…そうあの長野オリンピックで見せてくれたような笑顔でインタビューに応えられていました。

 ベストを尽くし、悔いを残さなかったからこそ湧きあがる笑顔のように映りました。

 清々しい感動をありがとうございました!

 そうそう冒頭の直角の話ですが…大学のとき蔵王スキー場で最大斜度40度以上のゲレンデに立ったことがあります。

 正確には立っておらず、スキー板を外し、ほふく前進でコース入口まで行き、上から下をのぞいたことがあります。

 そのコースはこぶだらけで、とても初心者が滑り降れる斜面ではなく、私はチャレンジしたかったのですが友達におもいっきり止められました。

 せめてどんなコースか確かめたいと、のこのこのぞいて見たのですが、その時の印象が

 「直角だ!」

 でした。

 上村愛子選手のチャレンジとは、全く掛け離れた話ですが、テレビに映し出されるモーグルのモースを見ながら、25年前を思い出していました。