新たな疑似患畜が確認されました・・・
リアルタイムな情報提供を心掛けていますが、私にそのニュースが飛び込んできたのは深夜近くのテレビからでした・・・
懸命な防疫体制がとられているのもかかわらず、感染拡大が止められないことは本当に悔しくて仕方ありませんが、絶対に諦めません!
なんとしてでも口蹄疫を封じ込め、明日の宮崎を切り開き、力強い宮崎を創り上げていきます!!
実は、数日前は心が折れそうでした・・・
いくら懸命に働いても結果が出せず、議会内でも建設的な議論ができず、悶々とした時間が過ぎていくばかりでした・・・
そんな時、心が奮い立つ1冊の本が届けられました。
「YELL TO YOU」
と題された本は、昨年カンボジア研修を共にした写真家の平井慶祐さんからのものでした。
この本は、私ではなく宮崎に送られた“YELL”です。
慶祐さんは香川県生まれの31歳で、早稲田大学を卒業後、東南アジア
復興を支えるNGO活動に参加されながら、写真を撮り続けていらっしゃいます。
本を開くと・・・
活動をさせてもらった、バサックスラムの子どもたちの笑顔がちりばめられていました。
“この笑顔を忘れていた・・・”
スラムは貧困のどん底で、不衛生で、食べる物も飲む物も着るも物、そして教育も不足していました・・・福祉の欠片もなく、子どもたちは労働者でした・・・
子どもたちは初対面の私を受け入れてくれ、笑顔いっぱいで胸に飛び込んできました。
子どもたちだけではなく、大人も貧しさを恥じることなく笑顔で生活されていました。
“生きている!楽しんでいる!”
生まれて始めて味わう幸福感に包まれたことを肌で思い出しました。
最後のページには、油まみれの手のひらだけが写されており、慶祐さんの字で・・・
“命を開いて”
と書かれていました。
今、宮崎はしぼんでしまいそうなくらい辛い・・・
でも命ある限り、前向きにに生きなければならない!
そして笑顔で!!
私はまだまだ元気になる!
みんなで笑顔を取り戻しましょう!