奇跡への絆

図師ひろき

自然なこと

2010年06月16日 19時21分44秒 | Weblog


 目の前から生きがいが奪われた時、人はどうなるか・・・

 山口県光市で妻子を殺害され残された遺族は、犯人が死刑にならなければ、自分が犯人を殺す・・・とコメントされた・・・

 共感できる。

 口蹄疫ウィルスは、多くの生きがいを奪った・・・

 でも殺すことができない・・・

 大きな不安やストレスは、冷静を見失い、突発的な行動や突然の崩壊を招く・・・

 その大きな不安やストレスの軽減なくして、強制的な笑顔以外の明るい表情はない・・・

 家畜の時価評価額算定内容が示され、畜産農家の精神的安定は辛うじて保たれているものの、生活支援策は今だ見えてこない・・・

 不安が不満を生み、行き場のないストレスが次々に届けられる。

 求められるのもに対しての答えは分っている・・・でも返すことができていない・・・

 政策を提案し続けても、結果が出せない・・・ 

 ジレンマの中、ジリジリと時間だけが過ぎていく・・・

 こうしている間にも、埋却現場や消毒ポイントなどでは多くの方が、危険を背負いながら汗を流されている・・・

 光の見えない会議は、辛い・・・

 それでも最善を尽くすことが、チーム宮崎の一員としてやらなければならないこと!


 どうか・・・

 “眠れない”“食べれない”“話せない”

 と感じたら、ドアを叩いてください。

 川南町保健センターで毎週水曜日、午前9時30分から正午まで、医師・保健師などによる健康相談が実施されています。

 また県ではこころと身体の健康支援チームを設置し、支援が必要な方への個別訪問などを実施しています。

 繰り返します。

 “眠れない”“食べれない”“話せない”

 と感じたら、ドアを叩いてください。

 ある意味、その反応は自然です。

 何も自分を責めることはありません。