エンジェルロード
2015年1月15~16日
1/16 朝からどんよりしたお天気だけど、赤穂ハイツから車で30分ほどの日生港から10:05のフェリーで小豆島に渡った。
20年近く前にサークルの友だち4人で訪れて以来です。
山肌に「ひなせ」と植栽。
フェリーはガラガラで1時間10分で小豆島大部港へ。
紅葉で有名な寒霞渓も寒々しいばかり。
ロープウェイを使わず車で頂上まで行ける。
まっぷるマガジンを見ながら、小豆島スカイラインを西に縦断して日本の棚田百選の中山地区へ。
曲がり角をやりすごしてしまい、Uターンして20分のロス。
中山農村歌舞伎の舞台は300年以上の歴史があり、10月に上演される。
田んぼに水が入っていたらきれいだろうね
見上げるとずーっと上のほうまで続いている。
映画『八日目の蝉』で虫送りという伝統行事が撮影された場所である。
次は土庄のエンジェルロード(天使の散歩道)=恋人の聖地というロマンチックというか小恥ずかしい所へ。
干潮時刻の前後数時間だけ砂州が現れて島に渡れるので、干潮時刻14時を確認して駆けつけた。
昔はこんな観光名所はなかったような。
ハート形や貝殻の願掛け絵馬
手をつないで渡ると恋が成就するらしい。
もちろん、つながへんけど、ガラガラの冬の小豆島もここだけは5組くらいの観光客が来ていた。
急に空が晴れ渡ってきて、海の色が美しい
展望台に上ると、眼下にエンジェルロード。
歩ける砂地はわりと幅広く、ホントに満潮になると海に沈むんかな。
もう少し潮が満ちたほうが、道が細くなって絵になると思う。
案内所で夕方4時半には渡れなくなると書いてあった。
恋人の聖地の鐘、夫がガンガンと鳴らしてうるさいよ。半鐘じゃあるまいし。
お昼はとっくに過ぎて、どこかでランチしなくては。まっぷる掲載の「カフェ忠左衛門」
またまた、場所がわからず、カーナビたよりに村の中の細い道をたどって行った。
井上誠耕園というオリーブ農園がやっているレストランで、オリーブたっぷりのパスタランチを食べた。
冬の特別セット2人前で3,000円。パスタとアヒージョとデザートは2人で分ける。
最後のデザートのエキストラヴァージンハニートーストのでかいパンがオイルと蜂蜜でめちゃくちゃなボリュームで、これで1kg肥えたと思う。
青空に銀葉のオリーブが揺れて
時刻はすでに午後も3時近い。夕方5時10分のフェリーまで残り2時間、港までもだいぶあるし、観光時間は1時間ちょっとしかなくて、オリーブ公園もつくだにの駅もはしょって、ギリギリ二十四の瞳映画村見物できるかどうか。
オフシーズンで道も空いてたし、夫の小ボケもなく、岬の先の映画村までたどり着けた。
岬の分教場ロケの建物。
少し離れた場所に昭和46年まで使われた実際の木造校舎があるが、時間切れで寄れず。
なつかしい昭和の看板がいくつもある。
映画、主演の田中裕子が使用した自転車。
ロケセットの民家で駄菓子屋さん、手作りの店、甘味屋さんなどが営業している。
小豆島南端から北部の大部港まで車を飛ばして余裕の20分前に港に到着。
オリーブクッキー、ハンドクリーム、昆布佃煮、オリーブ塩などのお土産をチャチャッと買い、夕闇の中、17:10発フェリーで日生港に戻って帰宅。 (1)へ