LUMIX FX01
花園中央公園にある高校ラグビー歴代優勝高記念碑。
下段に最近6年間の優勝高の校章も…啓光、啓光、啓光、啓光、伏見工、東海大仰星。
(ウチの市はほぼ毎年(9年で7回)優勝パレードをやってる!)
テレビではよく見るけど初めて訪れた花園、正面に花園ラグビー場、左手の和風建物がお目当ての東大阪市民美術センター。
「週刊朝日」連載の司馬遼太郎「街道をゆく」の挿絵で有名な須田剋太展を見に行った。
北海道から沖縄までの各地の風物がグアッシュ(不透明水彩絵の具)で描かれ、コラージュ(貼り絵)技法の絵が混じっているのを発見。
こういうのはやっぱり直に生の絵を見ないとわからんやろうね。
北海道ポプラ並木、越前永平寺、奈良興福寺、阿波かづら橋、長崎オランダ坂、沖縄先島。
私も旅した場所と時を思い出す。
須田さんの絵はほとんどが墨色と青(藍~浅葱色(あさぎ)で、合間に赤銅色が入り、それだけで完璧に風景を描き出せる。
お寺も道も水平線もどこかしらゆがんでいるのが気持の表れのように伝わってくる。
十津川の谷瀬の吊り橋なんか今にもユラユラ動いてめまいしてきそうだ。
こんな写真が撮れたらいいなぁ。
平成の大合併で消えてゆく地名、開発と共に先細る自然。
地方の美術館らしい平易な絵の解説文や「あいさつ」の言葉がとてもよかった。
結びの言葉の
【…美しくも儚い場所が、名も情も変えず、その地にあらんことを。】
が胸にしみる。
大阪市内に出たついでに、午後から美術展を見て、このあと映画も見て帰宅は7時半回ってしまった。主婦がのんきにウロウロと!
しかし、気の合う友だちといっしょに、素敵な絵に触れ、じんわりしみじみ映画を見て、至福の1日だった。
ひねた私の心もまだまだ感動の余地がある。それもうれしい。
買っちゃえばいいんだ!でも本の出費が多くて。
ひらりんさんは楽しい人生ですね。
私も楽しいんだけど、、、やはり絵で唸ってます。
ひらりんさんがいくら写真は上達が早いよ~と言われても浮気をしない生真面目さがいけないんだね?!
ところで昨日のヒヤシンス、うちのワンちゃん、お散歩のあと必ず匂いをかぐのですよ。
案外犬にも好かれる匂いかも。
他の花はあまり嗅ぎませんから。
おとーさんも許してくれるでしょう。最後の挨拶の
言葉が、今の日本の置かれている状況を予測しているようで、中々ぐっときますね。
名前は聞いたことありますが、絵を見るのは、余程の
時(友人に誘われるとか、知り合いの人の作品展)
以外はありません。
自分の好みでないと、退屈した「悪がき」そのもので
館内を走り抜けたくなる 悪癖があります。
困った人間です。写真展だったら「うーん、ふーん」
を繰り返しながら、離れたり、近づいたりするんです
がね。
最初の道路と壁面は ふつーの!カメラ人間は写さない人が多いと思いますが、ひらりんさんにかかると
はっと、見直してしまいますね。
先日友人と3人で会いましたが、その一人から
カブラの絵の真ん中に文を書いたハガキが・・・
「ありがとう、とっても楽しかった。お二人は
良薬です。但し苦くはありません。又会って下さい」
等と。三人とも、でっかいストレス抱えています。
不良主婦しても、友人とのデートは大切なのですよ。
私の返事は 失敗作の写真を貼ったハガキ。恥だあ
本はあとが邪魔になるので、図書館で借りたほうがいいです。
でも、司馬遼太郎の本だと、かなりくたびれてるだろうね。
絵でも写真でも、好きなことが第一条件です。
■saganoさんへ■
許してくれるどころか、イヤミ言われちゃいましたよ。でも、いいねん。楽しむが勝ち。
私も絵は好き嫌いがあって、ぜんぜんつまんなくて切り上げたくなるのも。
オルセー美術館展は、あ、こんなもんか。
伊藤若沖はよかったし、やっぱり、日本人のほうがわかりやすくていいのかも。
でも、浮世絵原画展はしょうもなかったし。