ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

尾道から呉の旅①

2024-03-15 20:37:49 | お出かけ&旅


尾道天寧寺の塔の九輪

2024/3/8~9 広島へ
いつも留守番ばかりなので、たまには夫を誘ってあげようと、計画を立てました。
ま、基本、自分が行ってみたい、または行ったことがないところを探すわけで、週間天気予報を見て、美味しい夕食がある宿を選んで、電車で行けるところは…新幹線利用しかない。

スマホであれこれ調べて計画するだけでもテンション上がって楽しい私は、やっぱり、旅好きなのね。

遠くもないところなので、朝は8時半に家を出て、新大阪に着いたら、なんか、改札の中で人だかりしてる。
あっ?!と思ったら、新幹線運転見合わせ中表示。
新岩国駅で人身事故のため、東海道から九州まで全車両がストップ!
いずれ動き出すだろうから、次に出発しそうなホーム待機中の車両に乗ろうと、行き先表示を見て、鹿児島行きの「さくら」9:20発?予定のホームへ行って、自由席車両に乗り込んだ。

待つことしばし、自由席もあらかた埋まったところで、ようやく10時過ぎに動き出した。
途中、新神戸や姫路とかで長く停車したりして、福山で在来線に乗り換え、通常1時間半で着くところ、2時間半以上かかったけど、昼の12時半に尾道到着。

東京から博多まで直通ののぞみが多いので、西の端っこの事故でも東京からの新幹線も動かなくなってしまう。
私らは仕事でもなく、急ぐ旅でもないので、大丈夫だったけど、ビジネスや面接、学校関係、飛行機乗換の人はたまったもんじゃないね。
こういうのは、ホント、運の問題。

週間予報では晴れのはずが朝方は雲が多く、寒いこと。ダウンコートを着てきて正解。
尾道で青空が見えてきて旅行日和になった。
尾道は2010年のしまなみ海道サイクリング以来である。


林芙美子の像

尾道駅から商店街の中を歩いて15分ほど
途中、尾道ラーメンを食べようかと思ったけど
満員だったり並んでたりして止めた

千光寺のロープウェイに乗って展望台へ
歩いても登れるけど、しんどそうなので
片道切符でロープウェイはたった3分


尾道水道の向こうは向島
その向こうに因島、生口島など
しまなみ海道の島が続く

瀬戸内海ってほんと島だらけ


新尾道大橋
自動車専用路なので
自転車や歩行者は渡船で向島に行く

前に来たときはなかった大きな展望台
幼稚園児が遠足に来ていました

頂上からは散策路をおりていきます

 「のどかさや 小山つづきに塔二つ」子規

大岩くぐりみたいなんもあります

林芙美子の放浪記
「海が見えた 海が見える 五年振りに見る尾道の海はなつかしい」

14年ぶりだと更に懐かしい

あの頃は元気だったなぁ


丸くて平べったい 鏡岩


千光寺でお線香を立てました


天寧寺三重塔海雲塔

狭い路地の下りに古びた民家のカフェがあったり

ひっそり白山茶花が咲いていたり

使われていないお店があったり

白壁石垣の坂を下って行きます

ぼんやり黄色いのはサンシュユ

尾道らしい石畳

振り返えると石段が上のほうまで

天寧寺
街歩きのマップもあまり見なくて
なんか、ぐるぐると効率の悪い歩き方

野良猫追放なのか、たった1匹だけ見つけた猫ちゃん

踏切を機関車が通過

古寺めぐりコースをゆっくり歩いてみたかったけど
時間もないし、夫も興味なさそうだし
下調べをしてなかったので残念

予約しておいた観光列車の「etSETOra」に乗ります

車掌さんが扉を開けてます

よく見れば、SETOと瀬戸を掛けてるのね

2両編成の2号車は私らのほかにはおじさん1名だけ
1号車に車内販売があって
かりんとうとコーヒーを買ってみた

お昼を食べ損ねたので
尾道回転焼きとコンビニサンドイッチで昼食

コトコト車窓は瀬戸内海の海べりに走っていく

海も空も青くて気持ちがいい
私ってけっこう乗り鉄好きなんやわ

線路が波打ち際ギリギリのところもあり

予定では竹原の次の駅の安芸津で降り、駅のすぐ前の港から大崎上島に渡るつもりだったのに、ここで、またしてもアクシデント勃発。
竹原の先の線路に竹藪?が倒れていて、取り除きと線路点検のためしばらくお待ちくださいとアナウンス。
いやいや、定刻通りに動いてくれないと、フェリー出発時間に間に合わんやん。
15分待っても動かず。
そこで、ひらめき、機転の行動。
ここ、竹原で降りてしまって、港までタクシーで行ったら、島に渡る別ルートのフェリーに乗れる。
慌てて、降りて、駅前のタクシーに乗り込んで港に駆けつけたら、出航15分前で間に合った。
これも、事前に島に渡る方法をいろいろ調べていた成果である。
宿に電話してお迎え場所の港と時間の変更を伝えてようやくやれやれ。

竹原港から出港

フェリーは島の人たちの足替わり、自転車や車、住民の方が乗っていた

垂水港に着いたら、宿のお迎えが待っていて
車で20分、きのえ温泉ホテル清風館到着

オーシャンビューの和室客室

いつも布団なので安めの部屋でオッケー

夕焼けは見れるかな

部屋数の割には広いロビーや大浴場

海の見える露天風呂

絶品海の幸、お刺身の美味しいこと

宿はやっぱり料理で決めなきゃ

探しまくって自分で選んで花まる!

雲に阻まれ夕焼けは見えなかったけど満足

②竹原/呉