さだまさしの歌でまともに歌えるのは「精霊流し」くらい。以後の歌はしっかり耳で聞いてないのでよくわからない。
就職したばかりの頃、同僚から借りたレコードの「精霊流し」と陽水の「心もよう」は私の若かりし日の思い出です。
さだまさしはステージトークがとても面白いらしいので、機会があれば字幕で見てみたいね。
このエッセイはさだまさしのこれまでの出来事などコンパクトにまとめられ、さらっと一気読み。
印象に残ったのは
○子供の頃の貧しい長屋暮らしの庭に、川沿いに咲いていた赤いバラを抜いて植えたら花が増え、十数年ぶりに訪れたら巨木のバラに育っていたこと。
(バラは木なので丈夫なのね)
○高校時代一人暮らしの部屋に集まる友だちとの何気ない日常がいかにも青春。
(私も高校3年時、クラスメイト男子が数人よく自宅にたむろしていて、下手なギターかき鳴らしてフォークソング歌ったりしていた。この時コードを教えてもらい、「遠い世界に」など簡単なのを弾けるようになったっけ。
○「目が点になる」という言い方はさだまさしやその仲間たち、鶴瓶が広めて定着したそうだ。
なので、今の50、60代の人はよく使うけれど、それ以外の世代はそれほどでもないそうな。
いやいや、普通に使うやんなぁ。