ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

高校陸上部OB会

2013-08-04 23:00:26 | 日常&生活

出かけるのが億劫になるような日盛りの午後、実家に寄ってから、寝高陸上部OB会に初参加した。
友だちは一昨年に参加したけど、私は初めて。
なんで、陸上部みたいなお門違いもええとこクラブに入ってしもたんか、今でもわけわからん。
高校に入ってすぐのとき、体力測定の結果を手にしたS先輩が勧誘に来たのは覚えている。
50m走はふつうよりは早かったけど、特別に早いわけでもなかったし。
夏休みの炎天下のグランド、秋の陽が落ちてとぼとぼ歩きの郊外マラソン、5時半起きの長居競技場への試合。
正直言うと、高校3年間、よく辞めずに続いたもんだと思う。
同級の女子3人、試験が終わったら、部室の前をそろそろと抜けて練習サボって映画見に行ったり。
ホントに半分嫌々やってたようなもんだけど、そのままOBとして名前が残ってしまった。
私って陸上部だったんだ、ふむふむ…と懐かしくなったのは、一昨年、創部60周年のクラブのホームページの中の、歴代記録の走り高跳びの上位20位目ギリギリに、自分の名前が載っていたのを見つけてちょっと感動。
(現在は上位10傑のみ掲載)
創部60年の中で名前が入ったんだよ。むふふふ。
って、昔は背面飛びもなかったし、たいした記録でもないけど。

好きか嫌いかで、自分の行動や生き方が決まるのは確かかもしれないが、長い人生、平凡な人間には好きか嫌いか以外のどっちつかずのグレーゾーンの割合のほうがはるかに多いと思う。
そのときは、別にどっちでもどうでもええわと感じたことでも、あとあとになると光り出したりすることもある。
才能ある人はひたすら我が道一本道で突っ切ればいいけど、庶民は間口は広くしといたほうが、物事あんまり決めつけないでいくほうが生きやすいかなと。

というわけで、30人余り参加の懇親会は、私のクラブ生活3年間のときの同期、先輩、後輩以外は知らない人ばかりだったけど、卒業以来ウン十年ぶりに会えて楽しかった。
ひとつ上のA先輩はなんとウチの近くに歩いても10分くらいのとこに住んではってびっくり。
今まですれ違っててもきっとわからんかったのかも。