ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

絵手紙 考

2007-12-09 17:57:30 | 水彩/絵手紙
鏡の壁
空を映す壁 GR-DⅡ

昨日描いた葉牡丹の絵手紙、添える文句が思い浮かばず、冬の花火だなど、わけわからん言葉になってしまった。

絵手紙(いわゆるヘタウマ技法の狭義の絵手紙)はもらうのはうれしいのに、自分で何枚も描いたりする気にはなれない。

以下、私の独断と偏見、好みの問題ですが…

絵手紙はササッと描いているようでも、時間をかけて丁寧に描かないといけない。
ススッと線をのばしてパパッと色付けたい私にとって、墨色の輪郭線はゆっくりじっくり引いていくのが、辛気臭い。
そして、心を込めて描きましょう、ってのが性に合わん。
写真だって、心を込めて撮ったことなんてないし。
レンズと被写体の対峙、それだけだ。

絵手紙には必ず言葉を添える。
「小さい秋見つけた」や「この元気もらおうよ」とか「春を召し上がれ」とか。
「大きくなりました」なんて言葉には、あんたが葉書いっぱいに大きく描いてるだけやろ、って突っ込みたくなってしまう。
ブログの文章はいくらでも思い浮かぶのに、こういう絵手紙文句が言葉が思いつかへん。

絵手紙に添えてある言葉って、あいだみつおの詩みたいなとこがあって、お尻がむずむずしてくるというか、自分で書くのはなんやら恥ずかしい。
絵手紙、見るのは好きなんだけどね、描くのはやっぱり、性に合わん。

書塾展の書額の文句も絶対に心情的な文字や言葉は選ばない。
『愛』『真』『和』に、ことわざなど…
居間にかけられた額から、毎日、愛と真実を強要されたないわ。

というように、ちょっと偏屈な私です。
[追記]少し誇張した文章になり、絵手紙をがんばっていらっしゃる方には失礼な内容で申し訳ありません。一部削除しました。