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カラスウリの雌花

2013-07-08 | 日記
目が覚めると蝉の声!今年も鳴きだしたね。梅雨は未だ明けてはいないようだがいよいよ夏本番の到来だ。昨日は気温35℃、今日はどれくらい上がるのかなぁ~。

夕べの思いがけない話、それはすっかり諦めていたカラスウリの花が咲いてくれたのである。昨日の昼下がり葉っぱの陰からひょいと顔を出している蕾を発見。あんなに探していた時には見つからなかったのに・・・とびっくりするやら嬉しいやら。

夕べ、今夜こそ絶対に見逃してはならないと庭に出た。午後7時26分、辺りはぼんやり明るかったが早や咲き始めていた。10分後にはもっと開き20分後にはほぼ全開。なんて早いスピード!真っ白で5弁の花びらの周りは小枝の様に伸びた糸がレース模様を編み上げ、なんと不思議な花であることよ。暗闇の中にぽっかり浮かぶその姿は今までに見た事のない、まるで妖精、ほのかに匂う。       (画像はクリックすると拡大する)

花びらはつるつるではなくその光沢と感触はお蚕さんの繭のよう・・・・・
編状の先端も含めて全体の直径は8cm強、花筒は7cm弱。これは雌花のようだ。写真は午後10時のものだが、一晩じゅう見ていたい気持ちだった。

今朝8時15分、あの糸状の広がりはきれいに折りたたまれて閉じていた。「ありがとう、 不思議な姿をよくぞ見せてくれました。ありがとう。」と声をかけ、付け根からそっと切り取った。
すっかり枯れてしまう前にこの不思議な花の構造を知りたかった私、ちょっと緊張してよく切れるナイフで縦に切り開いてみた。
花びらの下に短い「がく」があり、筒状の中にはめしべの芯らしいのが通り、筒の底の膨らんだ部分には小さな粒がいっぱい並んでいた。受粉出来たらこの部分があの赤い可愛い実に育つのかなぁ~・・・・・
           

雄花に課題は残しつつも念願叶ってカラスウリの花を見ることが出来て、気分はすっきりしたよ。







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