琵琶湖一周を無事完歩出来たので、昨日の事、兼ねてより興味のあった「しまなみ海道ウォーク」バスツアーに体験参加してきた。梅田集合午前7時35分、なかなか厳しい時間帯である。ところで天気予報では日本全域大雨とのこと。2月に引き続いて3月にも記録的な大雪に見舞われる等かつてなかった近頃の異常気象は蛇行する偏西風によって起こっているのだと、テレビで見て聞いていた。難しいことは解らなくてもへぇ~と納得している単純な私。
敢えてそんな日に歩かなくても・・・と思いながら、キャンセルするのは“もったいない”と2人で取りあえず出かけた。(笑)
全行程制覇の方法はそれから考えることにしようと思う。
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さて、スタート地点である愛媛県今治市大三島(おおみしま)道の駅
「多々羅しまなみ公園」に着いたのは12時30分、雨はずいぶん小降りになっていた。小雨に霞むる多々羅大橋(たたらおおはし)の景色は少々残念だったが、大雨が小雨になった事に感謝して不足は言わないでおこうと思った。
こちらの道の駅は柑橘類の品揃えが良いという案内人さんのお話で、皆んなそれぞれに買い求めバスに残した。新鮮で美味しくて安価なのは有難い。実際のところ本当に美味しかった。
いよいよ出発となったが、湾岸に在った「
しあわせの鐘」はフランスのノルマンディで鋳造された物だそうで、誰が鳴らしてもいいようだった。そういえば沢山の人が鳴らしたのであろう、綱はすり減っていた。鳴らしたかったなぁ~。。。。。
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(画像はクリックすると拡大する)
歩き始めて20分余り、県指定史跡:
甘崎城跡案内板の前に来た。
岸から約160mの所に位置するらしい3つの島は天智天皇10年(671年)唐軍の侵攻(蒙古襲来)に備えて勅命により築かれた日本最古の水軍城だそうだ。案内人さんは普通の海賊に備えての水城ではない事を強調されていた。この3つの島・古城島は東西約300m、南北約80mあって、年に数回大潮の時にはお城の土台石積みが現れ、岸から島まで歩いて渡れるという、これ又なんとロマンのある土地なのかと興味引かれる。多々羅大橋と甘崎城跡が一枚の絵になるスポットでは天気が良かったら素敵な眺めを楽しめたことと思う。
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大三島橋まで4km、伯方道の駅まで7,7kmの標識を見る、サイクリングの人には近くウォーキングの我々には草鞋の紐を絞めかえる距離である。
317号線「瀬戸港」手前300m、道路右側には紅梅・白梅2本の大樹が並んで満開に咲いて春を告げていた。そして間もなく“みたらしの水”井戸が遠くに見えた。昔の人の水飲み場も時代が変わり全く用が無くなったよね。
瀬戸港を過ぎると大三島橋まで1.7kmの標示が目に飛び込んできた。このように景色にさほど変化の無いアスファルト道を進んできたわけだが、今日は何よりも大雨に合わない事で欲張りはすべて解消。
いよいよ
大三島橋(おおみしまばし)が見えてきた。どんどん近づいて皆の気持ちは弾んできたと思う。私も嬉しくなって、足に「もう少しの頑張りだよ」と励ます。
大三島と伯方島を結ぶこの橋は昭和54年(1979)に架けられ、長さは328m。しまなみ海道6つの橋の中で一番短いが、唯一のアーチ橋だそうだ。この様なアーチ型の橋を渡るが初めての私はずっと上を見て歩いたよ。(笑)
ついでながら6つの橋の名前を地図から拾っておこう。広島側から因島大橋(いんのしまおおはし)、生口橋(いくちばし)、多々羅大橋、大三島橋、伯方・大島大橋(はかたおおしまおおはし)、来島海峡大橋(くるしまかいきょうおおはし)だそうだ。
橋を渡り切って伯方島に入る。更に行くと
しまなみ造船所の前を通り、午後3時30分、本日のゴール地点・道の駅「
伯方S・Cパーク」に到着。大島に渡る次の橋:伯方・大島大橋が目の前にくっきり見えた。そして整理体操が済むと皆のお顔もニッコニコ、喜びが溢れていた。
伯方塩の塩アイスは爽やかな甘さの味覚でとても美味しかったよ。
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おつかれさま!元気を出して来て良かった。。。。。
追記
この日記はパソコンWins8.1からの初回投稿となる。長らく愛用したXPとは使い勝手が違い戸惑う事多し。今、慣れるのに一生懸命な私、日記を書き続けられるように頑張らなくっちゃ・・・・・