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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

赤沢トロッコ列車と御岳ロープエイ

2010-10-29 | 日記

10月27日(水)
遅い秋、それでもやっぱり気になる紅葉の季節。
今年はバスツアーを利用して信州・赤沢渓谷に出かけることにした。
若かりし頃はマイカーで彼と運転を交替しながら黒部峡谷まで走ったものだが、もう元気がない。。。。。確かあの時は宇奈月温泉からトロッコ列車に乗ったよなぁ・・・・・

ツア-には恵那峡の遊覧船観光も含まれていた。
恵那峡の紅葉は未だだった。お昼ごはんに入ったレストランにマツタケが沢山売られていた。子どもの頃、夕食がすき焼きの日には母から「今日はすき焼きやからマツタケ買ってきて!」と言われて八百屋さんによく行ったのを覚えている。マツタケは焼いて食べるかすき焼きで食べるものと思っていた。大人になって土瓶蒸しが酒の肴に格好のものだと知った。この年になって今更こんなに高いマツタケを賞味したいなどとは思わない昭和人間の私、お願いして写真だけ撮らせてもらった。ごめんなさい。(-_-;)
安曇野泊で温泉は良かったが、ご馳走が悪かった。でもまぁお安いツアーなんだから贅沢は言わず、眠っている間に目的地に連れてきてもらえることに感謝しよう。
さて余談が多すぎたが、今回のツアーで満足できたこともある。

28日(木)
台風14号が奄美大島に接近とかで週間予報に反して雨が降った。気温は5℃
御岳ロープウエイ、外の景色は霧にかすんで墨絵の如し、紅葉は終わっていた。7合目で降りて御岳社にお参りできたのが慰め。もし天気が良かったら御嶽山の頂上が見えてきっとすばらしい眺めであっただろう・・・・・
                       

それからいよいよメインの赤沢渓谷であるが、ココは紅葉真っ盛りで小雨に洗われた木々の緑に赤や黄色が大変きれいであった。
何よりも可愛いトロッコが私を喜ばせてくれた。勿論、黒部のトロッコも良かったし嵯峨野も良かったが、ここのシンプルさには子ども心をくすぐる風情があって、奥深く眠っていた童心が蘇ってきたよ!

帰りは木道を傘さして歩くことにした。嬉しくて小雨を忘れていっぱい写真を撮った。
        
                       (写真はクリックすると拡大する)

最後は上松町の寝覚めの床(ねざめのとこ)をドライブレストのお土産売り場の展望台から眺めることになった。中山道・木曽路の木曽八景の1つ、昔話でおなじみの「浦島太郎」の伝説の地だそうだ。
亀を助けた浦島太郎が竜宮城の乙姫様から貰って帰った玉手箱を開けてビックリ白髪のお爺さんになった話である。我にかえって目が覚めた所ということでその名が付けられたそうである。木曽川の流れが造った自然の彫刻、大きな岩石が積み重なる広い空間は水力発電により水位が下がって現れたらしい。
            

私には学生時代から思い出の深い長野県、今年も楽しい思い出が1つ増えたよ。ありがとう!


旧生駒トンネル公開!

2010-10-26 | 日記
10月24日(日) 晴れ
近鉄・近畿日本鉄道(株)の創業百周年(1910年・明治43年設立)の記念イベントとして開催された「旧生駒トンネルと生駒鋼索線巻上げ所見学」ツアーに参加してきた。

おなじみの生駒ケーブル鳥居前駅 改札口に朝9時45分集合。
生駒ケーブルは日本で最初(1918年・大正7年)に作られたケーブルカーだそうだ。ふぅ~ん そうだったのか。。。。
明治や大正は昭和の人間にとって昔とはいえ、父母の生きた時代、耳に懐かしい響きのある年号である。
先ずは宝山寺線(鳥居前駅~宝山寺駅)の敷設だったが、山頂に遊園地が出来て、1929年には山上線もできたという。
宝山寺線には1号線と2号線があって、私達は1号線の「11号ブル」に乗り、6分で宝山寺駅に到着。
係りの方々は丁寧に解かりやすく説明してくださった。質問等にも快く応じてくださった。
           

ケーブルカーの坂の角度は緩やかな所で約5度、急な所で約18度だそうだ。もっと急勾配だと思っていたが・・・・・    タイヤには溝車輪と平車輪があって、溝車輪にはすれ違う時に進む方向を決める役割があり、もし全部のタイヤが溝車輪だとするとすれ違う時にロープを踏みつけてしまうので平車輪があるのだそうだ。成る程、私は難しいことは解からないが宝山寺線には交わる対向車線も有るよな。
ケーブルカーは一本のロープで上の駅と下の駅間を動いているそうで、見せてくださった実物はナイロン芯にワイヤーが巻き付けられた太いものであった。皆の心配事・不慮の事故でロープが切れたらどうなるか?この時はバネの力でレールを抱きかかえてケーブルカーがSTOP出来る仕組みになっていると説明して下さった。安心!

           

ケーブルカーの運転席、宝山寺1号線運転室、それに 巻上室の中の巻上装置の巨大な滑車。回転してケーブルカーを停車させる瞬間をも見せてくださった。どきどきした。複雑に込み入った制御装置の諸々も見せていただき、私はただただへぇ~~ため息ばかりだったが、こういう見学の体験をした男の子の何人かはきっと将来の夢を描くことだろう・・・・・本当にありがとうございました。

               

巻上室の外にはなんと可愛いモノレール!現役だそうで恐れ入りました!頑張って!!
すごいものを見た感動の余韻を残しながら再び11号ブルで鳥居前駅にもどり、味楽座で昼食となった。午後は石切駅に移動して旧生駒トンネル(1914年・大正3年~1964年・昭和39年)の見学である。皆、雨合羽とヘルメットを着用して準備OK!
         


トンネルは全長3388m、見学は西口(石切方)の入り口から330mまで歩いての見学であった。
レンガ造り(3000万枚)で人の手の温もりを感じた。レンガの隙間から染み出た水に含まれている石灰はまるで鍾乳洞の堆積柱のような触感を壁面に残していた。
50年間使用されたわけだが、今は「けいはんな線生駒トンネル」として一部が使われている他、新生駒トンネルの避難経路として整備されている。
丁度330mの地点には「けいはんな線」に繋がる通路があり、「石切側へ」の標示板があった。風は石切方面からトンネルに入り込むからだそうだ。確かに火災事故でも起きた場合、避難する人達が煙を吸わない為にだな・・・・・
トンネル内での撮影は遠慮してください、ということで残念ながら許可の所からのみ。。。。。
         


ホームもそのままきれいに残っていた。学生時代に旧生駒トンネルを走る電車で通学していた彼曰く、ここは「孔舎衛坂」(くさえざか)と言う駅だったと。。。。。要するに生駒駅と石切駅の間に孔舎衛坂駅があったわけだ。
神社の案内柱が残り、ホームの南側には確かに神社もあった。
               

近鉄電車は今日も沢山の人たちを乗せて新生駒トンネルを勢いよく通り抜けて行った。知る人ぞ知る、トンネルの入り口上部には『日日新』と日進月歩を主張された近鉄元社長・佐伯勇氏の名言が掘り込まれていることを確認した。 
       (写真はクリックすると拡大する) 

 

                           

「やまと花ごよみ2010」に行こう!

2010-10-23 | 日記
遷都1300年記念事業の一環として馬見丘陵公園をメイン会場として9月18日から開催されていたという花と緑の祭典・『やまと花ごよみ2010』に出かけた。開催期間は11月14日(日)までらしいが、広い丘陵は家族連れや若いカップルそれに私達のような夫婦連れやら沢山の人でいっぱいだった。 一面に咲くコスモスが匂い優しく迎えてくれた。
            

一本松古墳と倉塚古墳の間を抜けると下池にでた。以前PC123のお仲間とハイキングに来て亀が日向ぼっこをしているのを眺めていたのを思い出した。辺りはその時とは様相が変わって、随分人の手が入って準備されたのを感じた。様々な花々の間を通りながら、よくもまぁこれだけ沢山の花を管理するのはさぞかし大変だろう!と想った。約700品種、60万株の花や木が植えられているそうだ。

                  

今日の私の目的ゾーンはダリア園。ダリアといえば誰もが知る花であるが、ここで見た幾つかの花は実に大きくてびっくりした。子どもの頭くらいは充分にあった。
ダリアテーマ館の中の大きな水鉢、水面に指でゆっくり輪を描くと浮かし花は優雅に揺れて、花の舞踏会さながら見事にきれいな模様を描いてくれた。感動! 
                                    (写真はクリックすると拡大する)
                                                                                                                                                                                                                                                                               

いろんな企業、団体さんの出展コーナがある中で、南都BANK出展のコーナにはあの「せんとくん」がいて幼い女の子が駆け寄っていった姿はなんとも言いがたく可愛かったなぁ~。
それにアートギャラリーで見たフラワーデザイン展は非常に洗練されたセンスのいいステキナ作品が並んでいて感動した。
1つ面白い楽しいふくろう(素材はススキ)には思わすカメラを向けてしまったよ。

              
                                 
                       駐車無料 ・入園無料、ありがとう。 

彩カナダ 9日間

2010-10-09 | 日記
昨日10月8日は二十四節気の「寒露」であった。
秋分から15日目頃・冷たい露が結び始める頃を言うそうだ。
旧暦の9月9日・「重陽の節句」として知名度のある「菊の節句」が丁度この新暦の寒露の頃に当たるらしい。難しいことは解からないが、確かにこれからは菊の季節であるよなぁ~・・・

今日は午後2時、雨の音に目が覚める。
一昨日カナダから無事帰国してやっと時差ボケからも開放され元通りの自分が戻って来たように思う。久しくマウスを握ってみた。。。。。

カナダの東から西へ飛行機と大陸横断鉄道を利用して大移動した9日間。
大自然にどっぷり浸かって、身も心も洗われて自然の偉大さに触れた感じ・・・・・
モントリオールに降りて、世界遺産ケベックの旧市街を散策した日は小雨が降っていたが大丈夫。俗名「メープル街道」(800km)の紅葉も今を盛りと色づき、時期はバッチリであった!

五大湖周辺で遊んだ2日間。ローレンシャン高原の雄大なパノラマ景色も秋真っ盛り!
実にきれいであった。キングストンに来て、アメリカとの国境セントローレンス河での
遊覧クルーズも楽しかったし、ナイアガラに来てあの大瀑布を「霧の乙女号」に乗って滝の直ぐ側まで近づけたスリル感は忘れられない思い出となった。ずぶ濡れになりながら体感したあの棲ざましい迫力はどう表現すればいいかなぁ~。言葉が見つからないなぁ・・・・

自由行動で訪れたナイアガラ・オン・ザ・レイクの可愛くてきれいな小さな街にカナダ人の心を見たような気がした。そしてワイナリー観光に於いては幻のワイン・「アイスワイン」を奮発して買った。ワインボトル1本を作るのに白でぶどう30キログラム、赤ならば1粒に1滴しか取れない優れもの。当然標準ワインの10倍の手間は10倍以上の価格であったが、夕食でオーダして飲んだお味がその気にさせたのである。娘家族が帰ってくるまで保存しておこう。。。。。

そうそうナイアガラではアメリカ滝とカナダ滝があり(当然ナイアガラ滝はカナダが有名)、宿泊したホテルの前にレインボー・ブリッジがあってカナダからアメリカへ渡ることができるのである。800メートル、歩いても渡れる歩道があるというから私が歩かないわけが無い。パスポート持参で歩いたよ!1ドルを支払って。。。。。感動!

ナイアガラからバスでトロントへ、それから飛行機DL3655でミネアポリスそしてDL4740でと1日がかりの移動の末、夜の11時42分、カルガリーに着いた。
耳に親しい1988年フィギュア冬季オリンピックが開催された所である。

最終観光地・世界遺産カナディアンロッキーとコロンビア大氷原も実に感動ものであった。以前スイスで氷河を見た時は見ただけで感動していたのに、今回は巨大な雪上車に乗ってアサバスカ氷河をこの足で踏みしめたのだから感動の極み!溶けた氷水を手にすくって飲むと若返るとか?勿論試してみたが、私を見て彼曰く「同じ」だと・・・・・がっくり。。。。。

カナダとアメリカの入国出国にパスポートを出したり入れたり、厳しすぎるアメリカの税関チェックにドギマギしながら(下着を直している人さえ居たよ!)、最後はシアトルから帰国の途に着いた。
大陸で一口に移動と言っても半端ではなく一日に2000キロ4000キロであるから大変である。

勿論楽しい楽しい感動連続の旅であったが、皮膚も乾燥して少しかさかさ気味になっていた。日本に帰るや皮膚は喜んだ。美味しい日本茶や醤油味にもほっとしたし、何よりもテレビの日本語を聞いて落ち着いた。英語故に解かろうとする努力に疲れた。卒論は英語で書けてもすらすらとは会話の出来ない悲しさ。昔の日本人の英語学習の悲しさをしみじみと・・・・・

さてぼそぼそと嘆いている暇は無い。納得のいく写真は撮れているのかな??大急ぎで足跡はメモしてみたが、これからコンパクトフラッシュを開いてカナダという国の良さをじっくりと思い出したい。そして明日からまた日本モードで頑張るぞ!

やぁっ!3日後はお四国歩き遍路8回目だ。行けるかな? カンバレ!!!