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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

銀竜草

2021-04-23 | 日記
  4月23日(金)
桜井市の大神神社・三輪さんの境内に花も茎も真っ白な銀竜草が咲いていると讀売新聞で読んだ。興味津々で是非見たいと思った。どんな花も見頃と読んで即出かけても終わり加減というのが過去の常であったので、余り期待しないで行ったが、今回は至極感動的だった。
【湿気の多い日陰の腐葉土に生える腐生植物で、葉緑素がなく、全体が透き通るように白い。高さ約10センチで、釣鐘状の花が下を向いた様子が、首を持ち上げた銀色の竜のように見える。薄暗い林の中で咲く姿から「ユウレイタケ」とも呼ばれる。】と、誰も竜を見たわけではないだろうがその記事にはそう書いていた。私には杜のファンタジックな妖精に見えたよ。 (笑)      

場所は境内に在る末社・神宝神社(かんだからじんじゃ)と摂社・狭井神社(さいじんじゃ)の参道脇である。
先ずは神宝神社の方へ行った、その一角は不思議な空間で、暫くは去り難かった。この植物は大台ケ原でも見られるそうだが、低い山麓で自生するのは珍しいという。
  
          (画像はクリックすると拡大する)

頑張って狭井神社の方へも行ったので帰りは展望台から一の鳥居を眺めてみようと思い、久延彦神社(くえひこじんじゃ)への道を辿った。若葉が茂り緑がとても綺麗で、気温はおそらく25℃以上を感じながら清々しい気分になった。
久延彦神社ではお許しを頂いて、知恵フクロウの写真も撮らせてもらった。

          
       久延彦神社から撮った写真に写る一の鳥居の左奥の山は大和三山の1つ耳成山(みみなしやま)である。

大満足して、足にお伺いを立てながらゆっくり三輪駅に向かったが、到着するや電車は出発して行った。半時間の待ち時間で恵比寿神社にお参りする事にした。
恵比寿神社の創建年代は不明であるが、三輪山麓に開かれた古代の市、海柘榴市(つばいち)の商売の神様を祀るために創建されたという。
初めてお参りする神社で、ここでも感動した。小石を拾ってお願い事をし、叶ったらお返しに上がると言う作法があった。それから”えべっさん”のおみくじが有って引かせてもらった。
気を良くして、次の電車に乗って無事帰宅した。

        

コロナについては、明後日(4月25日)から5月11日まで3度目の緊急事態宣言が4都府県(東京、大阪、京都、兵庫)に発令されるのが決まった。飲食店に的を絞った従来のやり方ではなく、百貨店とか劇場etc.幅広い休業要請が求められるとか。

     我が市では19日にワクチン接種申込書が届き電話予約をする事になっていたが、私は個別接種の予約は取れず集団接種の申し込み開始日を待つ状態。 さてさてどうなる事か・・・・・



上宮遺跡(カミヤイセキ)公園

2021-04-19 | 日記
  4月18日(日)
おっ!待ちに待ったアロエベラの花が咲いてくれそうで、幾重にも重なった葉っぱの中央に割にしっかりした蕾が頭を持ち上げているのを発見。
小さい苗を買ってからもう4・5年は経っていると思う。背丈80cmになり、今年花が咲かなかったら諦めようと考えていたところである。私の気持ちが伝わったのかな。(笑)
それにしても今年はあちこちのお家の庭は例年に比べて花がいっぱい!きっとコロナで閉ざされた心が癒しを求めて花に向いたのだろう。そしてどんな花でも頑張ってそれに応えてくれているんだね。

ところで、聖徳太子(574~622)が亡くなられてから1400年経ち、「1400年御遠忌(ごおんき)」として法隆寺では去る4月10日と11日に壮大な法要行事が行われたそうだ。(太子の命日は旧暦2月22日とか。)
今日、Oさんの家に行く途中、上宮遺跡公園(カミヤイセキ公園)に立ち寄った。持参のコーヒーを飲もうとベンチに座ると、公園のすぐ近くに住んでいるという男性が関連する色んな話をして下さった。遺跡のボランテァガイドさんに会った様な気持ちになって聴き入った。(笑)

上宮遺跡は、平成3年度の歴史公園整備事業で発掘調査が行われたところ、奈良時代の大型の掘立柱建物群が見つかり、平城宮で使われたのと同范(はん)型の軒瓦が沢山出土したことによって、新たに名付けられた名所だという。
建物跡は、公園南側の芝生地帯に残されていて、飛鳥時代のものとされる小さな井戸も在った。
奈良期の遺構については、『続日本紀』の記事にある称徳天皇が河内へ行幸する際に、宿泊された「飽波宮」(あくなみのみや)と考えられているそうだ。

          (画像はクリックすると拡大する)

誰もが知る「以和為貴」を刻んだ「聖徳太子考養之像」が建っていた。
586年太子が16歳の時、髪は中央で分け少年の髪型の角髪(みずら)にくくり、手に柄香炉(えごうろ)を持って、父である用明天皇の病気平癒を祈っておられる姿はなんて慎み深いお姿であろう。じっと見上げていると私の心まで優しくなる様なお顔であった。

      

そして歌碑が4つ、その中の1つに太子の和歌もあり、初めて知ったのでちょっと感動した。
  「いかるが の さと の をとめ は よもすがら きぬはた おれり あき ちかみ かも 」  會津八一
  「ちはやふる かみよもきかず たつた川 からくれなゐに 水くくるとは 」 在原業平
  「斑鳩の  因可(よるか)の池の 宜しくも 君を言はねば 思ひそわがする」 万葉集 巻12-3020 作者未詳

  「 しなてる  片岡山に  飯(いひ)に餓 (ゑ)て  臥(こや)せる  その旅人(た ひと)あはれ  親無しに  汝(なれ)生 (な)りけめや  さす竹の  
   君はや無き  飯に餓て  臥せる  その旅人あはれ 」  日本書紀 巻22-2 聖徳太子
      ( 片岡山で、食べ物がなく、餓えてたおれている旅人よ可哀相に。親もなくて生まれたはずがあろうか。ご主人様はいないのか。食べ物もなく、
       餓えてたおれている、その旅人よ可哀相に。)  参:奈良県北葛城郡王寺町の片岡山伝説、 片岡山達磨寺

        
           ↑ 因可の池とは法隆寺の聖徳会館の南側の湿地がその池の跡とか・・・

聖徳太子が晩年過ごされた「飽波葦墻宮」(あしがきのみや)の跡地に建てられたと言う成福寺が公園の南方すぐ近くに在った。行ってみると、「危険ですので境内への立ち入りをご遠慮ください。」との貼紙が有り、金網の中には「太子道」の石碑が置かれていた。現在は法隆寺の末寺になっているそうだが、本堂もなく無住職のお寺だった。
太子道と言うのは聖徳太子が愛馬の黒駒に乗り従者の銚子丸を従えて斑鳩から飛鳥まで通われた道の事で、条里制の南北の地割を斜めに走る「筋違い道」とも呼ばれている。
     斑鳩町→安堵町→三宅町→田原本町→橿原市と続いている。


公園の説明板を読むと、近くに調子丸塚古墳や駒塚古墳が在るのが分かり、更に足を延ばす事になった。
共に中には入れなかったが、前者は少し離れた所から、後者は傍らの細道からかろうじて見る事ができた。
    調子丸塚古墳→    ←駒塚古墳
以前からTさんに聞いていた鵤楽舎(いかるががくしゃ)でお昼ごはんも食べられ、所用がまるで楽しい見学の日となった。

























まん延防止等重点措置拡大

2021-04-13 | 日記
  4月13日(火)
2輪目の牡丹も一昨日(11日)全開した。コロナ自粛が始まった昨年の3月に苗木を買ったもので、昨年も2輪、今年も2輪見事に咲いてくれた。
そもそも牡丹を育てる気になったのは、20年も前に足立美術館に行った時、ツアー参加者のお土産に牡丹の苗木を頂いて帰ったのを母がその後数年間毎年綺麗に咲かせてくれたという思い出があっての事。そしてその牡丹は4月28日母の枕元で綺麗に咲いて母を見送ってくれたのだった。
今、15年ぶりに母の笑顔が蘇って我が家で微笑んでいる様で嬉しい。

そうそう、あちこちの休耕田に植えられているレンゲソウが咲き揃い、とても綺麗な蓮華絨毯になっている。こんな景色を見れる幸せ、田舎に住む者の特権かな!
小さなプリンの壺に入れてみると、とても可愛く納まった。それから数年ぶりにミヤコワスレを植えた、これも母の好きな花だったっけ。
エンジェルジャスミンの蕾も随分膨らんできた、挿し木をして3年目、満開になる日が楽しみだ。それに植木鉢に植えたスナックエンドウ豆に実を発見、やったネ!

            (画像はクリックすると拡大する)

ところで、昨日12日から「まん延防止等重点措置」が東京都、京都府、沖縄県にも適用されることになった。京都と沖縄は先の大阪、兵庫、宮城と同じく5月5日迄だが、東京は5月11日迄らしい。効果の程は如何に?

今夜の「報道1930」によると、大阪の感染者数は1000人超の1099人で日々更新している。東京以上の拡がりである。関西の変異ウイルスの感染力は凄いらしい。
きっと蔓延防止策では追いつかないよな、一刻も早く次の対策をお願いしますよ菅総理。
我が市のワクチン接種(ファイザー製薬)は昨日12日から一部の施設から始まったそうである。そして75歳以上の後期高齢者には来週月曜日19日に接種のクーポン券が届く予定になっているとか。
申し込み者全員の受け入れが可能かどうか・・・・・


聖火リレー

2021-04-11 | 日記
   4月11日(日)
さて、東京五輪開催まであと103日、3月25日に福島県からスタートした「東京2020オリンピック聖火リレー」は、今日&明日我が県を走ることになっていて、我が町は明日なのだが、どうしても大阪へ行かねばならず悩んだ。
そして決心した田原本町まで行こう、と。灯の灯った本物のトーチを見たくて、杖と一緒に、痛い足を引きずって出かけたよ。(笑)
コースは生涯学習センターをスタートし、唐古・鍵遺跡史跡公園でフィニッシュ、時間は16:12~16:34となっていた。
何処で待つと良いのかなぁ~と思いながら足の負担を軽くする為に取り敢えず駅に近い場所にしようと町役場を目指してR24号線に出た。

チラホラの人数だったのが、半時間前になると道の両側に人の帯が出来、それでも皆んなコロナを意識して静かに待っていた。
声を出さず拍手で盛り上げて下さる様にとのアナウンスも流れ、皆んな納得顔であった。
パトカーに続いて色んな先導車がゆっくり目の前を通り過ぎていく。拡声器を備えた車の車体には“Hope Lights Our Way”と書かれていた。
オリンピックの聖火は「希望の道をつなごう」という理念 を掲げているらしい。

              (画像はクリックすると拡大する)

更にやNTTや日本生命やコカ・コーラetc.の車数台が続き、「絆」とか「5G」とか「可能性」とか「希望」とかの言葉を使い、つなげる意図をリレーに託しているようだった。
このようなデモンストレーションがあるとは知らなかっただけに、驚きながら結構楽しんで沿道の人と一緒に手を振っていると、コカ・コーラの車に乗った人が赤いタオルを偶々私の手に掛けてくれた。
ビックリしたが、嬉しかった。それがこのタオルである。記念になるよな。ありがとう!  

トーチを掲げたランナーさんの姿が近づいてきた。真剣な眼差しで確りトーチを掲げておられた。聖火を受け取るランナーさんのお顔も緊張、見守る私達にも緊張が走る。私はトーチの灯に注目、そして感動!
桜をモチーフにして作られたと言うトーチは長さ71cm、重さ1.2kgとか。走者一人当りの距離は200m位らしいが確り掲げて走るには重いだろうなぁ。
丁度目の前の交差点でランナーさんの交代となり、トーチの灯が引き継がれる瞬間を見れたのは本当にラッキーであった。

            
  
引き継いだランナーさんの姿が拍手に見送られて交差点を右折して国道に消えると、県道の人達の姿もちりぢりに消えていった。
およそ30分ほどの見物であったが、貴重な時間を過ごした満足感に満たされて私もゆっくり国道を横切り駅に向かった。
途中Sさんの家に立ち寄り16年ぶりの再会を果たし、思い切って頑張って出かけて来た喜びを2倍3倍にかみしめて家路についた。






「まん延防止等重点措置 」始まる

2021-04-06 | 日記
  4月6日(火)
一週間華やかに咲き誇った桜も散って、風に舞い落ちた花びらが散歩道一面に広がっている。そして小川には重い程の花筏が出来ているよ。
私の目は半月ぶりに我が家の庭に戻ってきた。(笑)
紐サボテンの鉢山盛りになっていた子どもを取り去り、親の負担を軽くした。花を咲かせてね。  あれ~、25.5cmにも伸びた玉のサボテンに立派な(?)花が咲いている。成長したんだね! 巻絹サボテンのぎゅうぎゅう家族を半分引っ越しさせると、スッキリした。  へぇ~・・・アミガサユリの蕾ってこんな形なの?びっくり!  まぁ~!牡丹も今年の開花は早いね、硬く結んだ花びらをゆくりゆっくり解いて全開までは2日がかりかな、明日にはもっと綺麗に形が整うことでしょう。 

                (画像はクリックすると拡大する)

新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」と言うのが昨日5日から大阪、兵庫、宮城の3府県で始まった。(5月5日迄)
昨夜報道1930テレビで見た棒グラフ、ホント、第3波が静まらない内に増加し出している。第4波が現実になるかもしれないよな。
大阪市、尼崎市、西宮市、芦屋市、神戸市、仙台市の6市の飲食店に、営業時間の短縮(午後8時まで)や客席にアクリル板の仕切りを設ける等の要請で、従わない店には20万円以下の罰金が科せられるという。
換気のために二酸化炭素の測定器の設置なども求められ、客にはマスク会食の徹底が要求されるとの事。

コロナ変異株にはイギリス型(N501Y)・南アフリカ型・ブラジル型・フィリピン型・日本型が有るようで、PCR検査試薬も進化してきたらしい。
今日の感染者数の表では大阪&奈良県が赤色で最多を更新、怖い 怖い!
困ったなぁ~、大阪へ行かねばならない、私は病院予約中なんだよな。緊急事態宣言が出ない間に済まさねば・・・・・

ワクチン接種が始まっているようだが、希望する人全てに渡るのか?地域に配布の差が出ない様に頼みます。