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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

常昭皇寺の九重桜

2011-04-14 | 日記
きょうは「常昭皇寺の九重桜と美山かやぶきの里」バスツアーに参加してきた。
ネット情報12日現在で桜は一分咲きと知りながらこれがバスツアーの悲しさ。
払い込んであるお代が勿体無いと思ういじましさからやっぱり出かけることにした。
「美山って何処にあるねん?」って誰かさんが言っていたけど、昔の丹波の国:京都と若狭小浜の中間辺りと説明するといいのかな?

正午前に着いたかやぶきの里 北村では1時間の自由散策となった。
三角帽子のように組立てられた茅を見て茅という植物を再確認した。
ココは現在50戸の集落で茅葺き建築数は38棟、岐阜県白川村萩町、福島県下郷町大内宿に次いで3番目だそうだ。そういえば10年程前に彼と訪れた白川郷よりも規模は小さかった。それでも、この季節こいのぼりが立てられ水仙の花が咲き、のどかな田園風景は絵になっていた。雪の降る冬景色はきっともっとステキだろうなぁ・・・・・

このような家に1週間ほど住んでみたいものだと考えながら、知井八幡宮まで歩いた。杉の神木から気を頂き、美味しそうな美山米パンを買い、きび工房ではきび餅を買い、食も決して忘れなかった。(笑)そして“きび箒”なるものを見て、生まれて初めてきびを認識!
屋根は30年~40年に一度茅替をするそうであるが、民族資料館で天井を見上げて改めてびっくりした。茅の量もすごいことだし職人さんも貴重な存在だろう。こちらにも修行を積んだ数人の茅葺き職人さんが居られるとか。日常生活の便利さ不便さは解からないが、彼らの手によってこのような風景はすっと残してほしいと思った。

その後バスは40分ほどで常昭皇寺に着いた。
急な細い参道が延々と続き、歩いて登るにはしんどい山寺参拝となるだろう。
南北朝北朝の初代上皇が出家、光巌(こうごん)法皇により皇室を施主として常昭皇寺が発足したという。方丈から眺める庭に九重桜がある。開山から計算すると樹齢650年か?満開にはさぞかし見事な姿を見せてくれることだろう。4月中頃を過ぎて来るべし。。。。。
私の今日のお目あては桜だったのでお寺の歴史は二の次とは言え、格式のある清々しい雰囲気が漂い、お寺の中はとても気持ちがよかった。
       (写真はクリックすると拡大する)

帰りのバスの中、添乗員さん曰く「ただ今外気温26度です。温度計が間違っているのかと思いますね。」と。本当に暑い日であった。

東谷山シダレサクラ

2011-04-12 | 日記
リ~ンリ~ン。
「もしもし。昨日電話したのに留守だったけど・・・・・」
「うん 東谷山のシダレ桜を見に行っていたのよ。」
「な~んだ。 未だ桜追っかけているんか?」
この季節、日本列島の南から北の果てまで桜を追っかけて跳びまわっていた昔の私を知っている彼女は受話器の向こうでそう言って笑っていた。

体力と情熱の弱化で落ち着いてきたはずの私であるが、兼ねてよりきれいだと聞いていた東谷山フルーツパークにあるベニシダレを是非見たいと、昨日は近鉄特急に乗って名古屋に向かっていた。

学校は既に始まっているが午前中には帰宅ということで、孫も一緒に午後からのお花見となった。
午後1時、パパの車で7人は名古屋市守山区の東谷山麓へ。フルーツパークでは4月2日~11日まで「シダレサクラまつり」が行われていたようで、本来なら定休日であるはずの昨日の月曜日も開園されていてラッキーであった。天気は良くて、園は勿論沢山の人でいっぱい。ピンクの桜は満開でそれはそれはきれいであった。濃いピンクの蕾が少し残る八重紅枝垂れ桜の綺麗さは格別であった。それにチューリップや菜の花や椿も彩りを添え私達を楽しませてくれた。
シダレサクラの下で“フルーツの盛り合わせ”と“みたらし団子”を食べながら午後のひと時、幸せ気分で心満たされた。
           

帰りの駐車場で小耳に挟んだ常光寺の淡墨桜。瀬戸市にあるという。車で10分あまりと聞けば、パパはGO!サインを出してくれた。
満開の巨木は白かった。
淡墨桜というのは蕾の時は薄ピンクで満開時は白、そして散り際には淡い墨色になるとう。なにかしら人間の気持ちを知る悲しみの桜のようで・・・・・
確か淡墨桜は奈良の薬師寺にもあったはず。数年前に見たのは若木であったが、もう大きくなっていることだろう。
共に、誰もが知るあの岐阜県根尾村の淡墨桜と同じ種だそうだ。
常光寺の境内には小ぶりの1本のシダレザクラが閑にたたずんでいた。お堂を背景にいい雰囲気だった。人様々、桜も様々どの桜も今を盛りと精一杯咲いて、こんなにも人の心に感動と元気を与えてくれるとは。。。。。
                (写真はクリックすると拡大する)
  
午後5時お寺を後に、今日は近場でひじょうに短い時間ではあったが、丁度見頃の綺麗な桜を楽しむことが出来て、本当によかった!
パパありがとう。

18時発のアーバンライナーに乗った。


カラーの球根

2011-04-01 | 日記
4月1日、「エイプリルフール」を楽しむエネルギーは出てこないが、何かしらのエネルギーを感じて庭に出た。

いよいよ本格的な春の到来か。昼間の気温は21℃まで昇がった。近くの川辺の桜もちらほらと。。。。桜は気温20度になると開花すると聞いたことがあるが、ホンに誠か!
それでも春は昨年に比べて10日ほど遅いかもしれない。土筆採りを楽しんだのは昨年よりも10日遅れの3月20日であった。

4月に入って何かスタートしたいと思い、先ず金魚とめだかそれぞれの棲家を大掃除した。そして植木鉢の花の土も新しくした。お陰でカラーに関して面白い知識を得たのである。植木鉢をひっくり返すと出てきた球根には芽か根か判らない白いものがプチッと付いていた。
確か蛙は後ろ足が先に出てそれから手(前足)が出るんだったかな?(笑)
カラーの球根は芽が先か根が先か?コレが新芽であれば上に、根であるならば下に・・・・・いくら考えても判らない。要するにどちらを上にして植えるのか悩んだ。横にしておくとどちらであっても大丈夫かも・・・・・と考えてもみたが、やっぱり球根が可哀相になって、ネットで調べてみた。
カラーの球根の植え付けには上下を間違わないように注意すること。根は上から出る、と書いてあった?????
ますます悩んだ。芽が下から出てどうする?
困った。ホームセンターに電話で事情を話して尋ねてみたが球根を見ないと判らない、ということで球根を見せに行った。「カラーの球根は変な形をしているので見分けにくいが、このつるんとしている方を下にします。根はこのように出るのです。」と図示して下さった。
納得!ありがとうございました。
球根も栄養のある柔らかい新しい土に包まれて気持ちがいいだろう。私の気持ちも落ち着いた。でもこんな馬鹿は私だけかも。。。。。
                            

Yahooで検索して思い出した。
2月、京大受験生がYahoo知恵袋で入試問題の解答を尋ねたあの事件。
数学と英語の試験中に携帯電話で試験問題を投稿したというではないか。試験官も何をしていたのかと思うが、文明の利器の利用法を間違った彼はどんな教育を受けて育ったのかとも思う。
しかし思い起こすと少しだけ思い当たる時代背景が無いでもない。そろばんが活躍していた時代は過ぎて計算機なるものが世に出て、誰もが手に取った頃である。計算力が無くても大丈夫、必要な時はコレを使えばいいのだと考える人が出てきたよな。そしてそういう大人の影響か?学校で四則計算を習う子ども達の内にもそう言う子が居たなぁ。今やパソコンは複雑な数計算もなんのその、コレを使って出来ないことが無いほどになってきた。解からないことがあったらネットで探せば解決する時代になってきた。
でも19歳のこの青年におもう。物事は混同すること無かれ。生まれ変わって大切なこれからの人生どうか間違わないで生きて欲しい。まだまだ間に合う人生だから。