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写真付きで日記や趣味を思いつくまま気の向くままに。

光と灯りのフェア

2010-08-27 | 日記
夕方、突然の雷雨に驚く。
平城宮跡で8月20日から開かれていた『光と灯りのフェア』も今日で終わった。この雷雨に会場はどうだったのかしら。

私は23日に平城宮跡に足を運んでいた。平城遷都1300年祭の思い出に写真を数枚投稿しておこう。
近鉄西大寺駅から歩いて15分。要所要所にボランティアの人達が立っていてくれて、目指すは皆んな大極殿。

         (写真はクリックすると拡大する) 

 
     午後6時半。佐伯門を入ると天平行列の準備で参加する人達が集まっていた。会釈してカメラを向けるとにっこり笑ってVサインをして下さったお3人にありがとう。
園路には光のオブジェがずらりと並んでいた。

                  
  そして朱雀門から大極殿の前までの広い空間には大きな光のバルーンがふわふわ揺れて浮いていた。直径は約3メートルもあるとか。ヘリウムガスが注入されているんだろう

午後7時、大極殿前庭は沢山の人で埋まっていた。誰もが1万本の灯りがすべて燈されるのをわくわくしながら待ったことだ。

                  

奈良公園の浮雲園地で観た灯火も素晴しかったが、この第1次大極殿前庭も優るとも劣らぬ見事な景観であった。

それからまもなく、LEDで光る古代衣装に身を包んだ人達の行列が来た。
               
天平を偲ぶにはちょっとモダンな感じの雰囲気であったが、ボランティアの皆さんご苦労様。衣装はすべて手作りだそうで。。。。。 

朝堂院基壇では「光の現代美術展」・「 時空 Between time and space」と称して、日英の6人の現代美術家さんによる光の芸術なるものを見て今の時代を感じた。
        夏の夜のひと時を楽しめたことに満足して会場を後にした。         

ローソクの灯りに包まれて

2010-08-21 | 日記
今日は8月21日。
あさっての23日は処暑というのに一向にその気配が感じられない猛暑の続く今日この頃である。
例年に無い暑さにもかかわらず、気持ちとはウラハラに自由の利かない老体を引きずって、毎日うろうろとあちこちに出歩く私。さすが1件1件その日の内にブログ日記を書く体力は残らない。今日はゆっくり落ち着いて家に居ることにした。お盆も過ぎ久しぶりに近況を整理しておこう。

今年は彼の古希のお祝いを子供達がしてくれるというので、関東に住む故お盆の帰省時に合わすことになった。
3年ほど前の夏のこと、江ノ島の湘南海岸での七夕祭りに行って「百歳まで頑張るぞ!」と短冊に書いて吊るした彼。皆んな大笑いをして、「それではお先に逝かせてもらいます!」と言った私であるが。。。。。

奈良のホテルでお祝いを済ませ、折も折遷都1300年祭で賑わう奈良の夜を皆で楽しむことになった。5日に開幕した燈花会。なんと私は今年3回も歩き回ったことになるが、まとめて好きな画像を投稿しておこう。
 
  (写真はクリックすると拡大される)
            
奈良県庁前         興福寺            奈良国立博物館前     浮雲園地
この「せんとくん」が考案された当初はいろんな批判が飛び交ったものだが、今ではすっかり人気者!モダンなHEATも可愛いな!


             
  東大寺南大門仁王像       8/7の東大寺境内      8/15の東大寺境内      留廬舎那仏
8月7日の閑な東大寺の境内も私は大気に入りだし、15日の境内に立って大仏様のお顔を見ながら燈籠の合間を進むのも又たいへん趣きのあるものでライトアップの大仏様には心が弾んだよ。


               
   浅茅ケ原           8/14 春日大社参道      春日大社吊り燈籠      大文字送り火
ローソクの灯がしっくり似合う古都奈良ならではのこの祭典。浴衣を粋に着こなせる男性の姿には出会わなかったが、うちわを手にした浴衣姿の女性や子どもはこの灯りに華を添えていた。「枯れ木も山の賑わい」で、私も来年はカメラを持たず、うちわを持って久方ぶりに浴衣を着て来ようかなと思った。
観光客が増え危ないので今年も浮見堂の橋は通行止めで、県人としては嬉しいような、個人的には寂しいような・・・・・

話はバラバラとまだまだ続きそう。。。。。でも写真の選択に少々疲れてきたのでそろそろ今日はこの辺で。



  

心と心

2010-08-05 | 日記
お四国歩き遍路、次回は9月。この暑い季節7月と8月はお休みである。

     
                                     ↑クリックすると拡大する
6月の折、あの阪神タイガースのキャンプ地・安芸ドームでお昼ご飯をお接待下さった方へお撮りしていた写真を送ったところ、ことのほか喜んでくださって、昨日こんな色紙をいろんな手作りの小物を添えて送って下さった。
色紙にはなにやら難しい「菩提心」という言葉があって・・・・・
調べてみると「さとりを求める心」が本来的で修行道の最初心とあった。これも又なかなか難しくて解かりにくい。「お釈迦さまは菩提樹の下で悟りを開かれた」とか、お寺の境内で「コレが菩提樹の木ですよ!」とか教えられて、昔からこの「菩提」を知る以外は何も知らない私。。。。。

母が天国に逝って5年あまり、今でこそ語れる第一回目の遍路を発心したキッカケはいつまでも何時までも当然居てくれるはずの母が突然倒れて、別れを無理にでも自分に受け入れる心の準備をする為だった。
お線香に火をつけ、おローソクを燈し、合掌して般若心経を唱えていると無心になれる一瞬があって、このさわやかさにお遍路の意義を自分なりに納得している次第である。

先日、やさしい絵に魅かれてふと手に取った『にわぜんきゅうの般若心経』という本、買って読んだが、確かにそうだ!
般若心経は死んだ人の為にあるのではなく生きている人の為にあるんだわ。
「必要以上にこだわっていませんか」 「ものを差別なく見ていますか。色メガネ(地位や肩書きや外見)で見ていませんか」「自由な心でおおらかに生きていますか」の問いかけがあり、
十人十色の考え方があってもすべて絶対ではないことを解き、欲望や執着心を捨て、死を迎えるまで自由におおらかに生きて幸わせに暮らそうよということかな・・・・・・
この歳になって少しでもそうしようと素直に思えるようになった自分がいることに気付く。

なんだか話は横にそれてきたが、「満願に向かって体にも気をつけて歩きぬいてください」の励ましのお言葉を千羽鶴に込めて下さったこの贈り物に胸がジーンと熱くなり勇気が出てきた。
来月は海外への日程直前のお遍路日程で精進の足りない私は迷っていたのだが、頑張らなくっちゃ!!と。。。。。