菅原天満宮へ

三寒四温とはこの時期の気候を言うんだよな。寒くて震え上がる日も有れば比較的温かい日もあって、体調管理がなかなか難しい。
それでも我が庭ではアミガサユリの新芽が元気よく出揃い、春がまじかに来ているのを実感する。
　
　　2月17日（土）
散歩コースで目にする梅の花が満開を過ぎてきたので大急ぎで花見に出かけた。自分の脚の都合で一日一日延ばしていると、季節は桃へ桜へと移り変わっていくんだからね。（笑）
学業の神様、菅原道真公をお祀りしている天満宮、今年は尼ヶ辻に在る「菅原天満宮」を訪ねた。境内に一歩踏み入ると、ふわ～っと優しい梅の香りが迎えてくれて幸せ気分になった。
堂内外に沢山の梅鉢が並べられ沢山の人で賑わっていた、盆梅展は3月3日迄、見頃のピークは今日・明日のように思えた。

　　　　　　　　　　　　　（画像はクリックすると拡大する）

梅花もさることながら私は大小の牛の石像の多さにちょっと感動した。そして堂内に掛けられた額「牛歩」をしみじみ見つめていると、じっと立つたままずっと動かない自分にハッとした。（笑）
本来の意味合いは、ゆっくりでも後ずさりすることなく前進する事の大切さを説いているのだと思うが、私は自分流に「日々ゆっくりとゆったりした気持ちで過ごそう、そして急いで転んで怪我などしないようにしよう、と解釈する事にした。（笑）

　　　　　　　　　　　　　
絵馬掛所にうず高く掛けられた絵馬はどれもこれも受験合格祈願であろう。
寒さの中でピーンと張った緊張感を感じる受験シーズン2月が大好きだった昔の自分が懐かしい。（笑）どうか受験生の皆さんの願いが叶いますように・・・思わず心の中で祈った菅原天満宮であった。