秋分の日

　　9月22日（木）
今日は秋分の日、すっかり秋である。真っ赤な曼珠沙華が咲き、虫たちの鳴き声も日々賑やかなこと！今朝、早く目が覚めたので、草で覆われた広い畑に棲む鈴虫の大合唱をもう一度聴きたくて散歩に出た。満足して帰る。

我が家の鈴虫数匹も毎日輪唱で頑張っているんだよな。6月の18日から鈴虫の卵の世話が始まり、一ケ月経って孵化した鈴虫が鳴き出したのは9月11日、かれこれ３ケ月、待つ身には長かったなぁ。
霧吹きと新鮮なキュウリとナスとカツオ粉の交換が日課となり、その手間は簡単なようでなかなか面倒である。彼にご苦労様。

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昨日の事、台風16号で近くの川は２ｍばかり増水して橋は冠水した。佐保川に行ってみると濁流の勢い凄まじく、景色は一変していた。普段ここで見る亀や水鳥は何処に避難しているのだろう。無事かな？

今年は３つの台風が同時に発生する「トリプル台風」とやらが二回も来た。8月下旬に9号＆10号＆11号、それに今回の11号＆14号＆16号である。直撃の各地には大きな被害をもたらしたようで自然災害恐るべし！我が町は幸いかなこの程度で済んでほっとしているところ。。。。。。。

　　　　　

庭のお客さま

残暑まだまだ厳しいとは言え、群生するクズの花や数匹の赤とんぽが飛び交うのを見ると、そうか・・・もう９月なんだと、夏の終わりが近くなった事にホッとする。旧暦で言う別名は確か「長月」だったかな。12ケ月の呼び名をボケ防止に思い出してみた。（笑）

　　9月3日（土）
「きょうも暑おますなぁ～。」前方からゆっくり歩いて来られた同世代らしき女性が立ち止まって朝陽にハンカチをかざし、そっと額の汗を拭われた。その笑顔は穏やかで親しげだったが私の知らない方だった。ランニングを楽しむ若者一人二人にも出会って、軽く会釈をすると「おはよございます！」元気な声が返ってくる。そんな爽やかな早朝散歩の挨拶で私も元気をもらって帰宅した。

すると今日も庭にセキレイの姿があった。
１ケ月ほど前から毎日の様にやって来てヒメダカの入ったスイレン鉢の周りを廻り、地面に降りてはチョンチョン何かをついばんで歩きまわっている。いったい何が美味しいの？とても可愛いのでこのままずっと遊びに来てほしいなぁ～。彼も気になるようで「来ているか？」と庭をのぞいて、パン屑をこしらえてエサを考慮中である。（笑）
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さて話変わって先日作れた布ぞうりの感動が覚めやらず、娘の浴衣が箪笥に眠っているのを思い出した。ムクムクと制作意欲が湧き、娘の「もう要らないわ。」の返事にいそいそと解いて洗ってアイロンをかけ、ラッジオペンチという工具を買いに走り準備を整えた。
老いた頭に残っている乏しい記憶を頼りに苦戦しながら先ほど出来上がったこの布ぞうり、写真は正直で左右の違いが一目瞭然、怖いなぁ～。
「人間の足も左右同じじゃないし、それが手作りの味なんだよな。ドンマイ ドンマイ。」何という言い訳かと思いながら、もう一人の自分に慰められて手直しするのを諦めた。
先生も言っておられた、「10足ほど作ったら慣れてきます。」とね。うへぇ～～・・・・・
　　　　　
　
お昼過ぎ友人Ｍさんが送ってくれたサツマイモを受け取り、お礼の電話のついでに布ぞうりの話をしたら、「作ってほしい」と言った。器用な彼女に不器用な私の苦労は知る由もない。（笑）
自分で育てた芋を「少しだけど」と言って送ってくれた優しい彼女にいつかプレゼントできる程上手になりたいなぁ～。