ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

続、、、いきなり 雪下にんじん

2016年12月13日 | 発信

 明日から5日連続の雪マーク。今日を逃すとアウトだ。

シルバー人材センターから応援部隊が。

さらには普及センターからも。涙が出るようなありがたい助っ人が。

1畝掘り上げては隣の雪を掘った後に寄せてはまた掘って。

雪掘ってにんじん掘って雪掘ってにんじん掘って、、、、

でも、思ったよりは掘りやすかったかな。

真ん中あたりの育ちの遅れたところ12~3列は雪下にんじん用に残した。

これが来春、名実ともに雪下にんじんとなってお目見えするのだ。

昨日の午後からと今日3時頃までで250箱くらい掘りあがった。

雪、泥と格闘したニンジン。2トンなど楽勝に確保できました。たぶん。

みんな応援部隊のおかげでした。

ではでは、、雪下にんじんと呼んでいいのかってことについて。

雪をのけて掘ったのだから雪下にんじんと呼ぶことに違法性などあるわけがない。

でもね、

雪下にんじんのメカニズムはそんな単純なものではないのだ。

新潟県のホームページによればhttp://www.pref.niigata.lg.jp/syokuhin/shun03_ninjin.html

雪下にんじんはなぜ甘くておいしいの?

 雪の下で越冬したにんじんは、甘みやうま味を感じる成分であるアスパラギン酸、グリシン、セリンなどのアミノ酸の含有量が大きく増加します。

また、豊かな香りの成分のカリオフィレンも増加します。これらの変化が、雪下にんじんのおいしさに関わっていると考えられています。
 
 また、雪の下は温度が一定(0℃)なため凍らず、水分があり乾かないため、「みずみずしく、味はマイルドで甘く、香りがよく、歯切れの良い食感」が楽しめるのです。

 まさに、雪国ならではの逸品といえるでしょう。

つまり長期間雪の下でないと独特のうまみと香りは備わって来ないのです。

雪をかぶっただけのものは 雪大根 と同じように 雪にんじん なのです。

ちょっとおしゃれに 初雪にんじん と銘打って売り出してます。

雪をかぶると ( 寒さに合うと ) 甘くなる。 

植物が身を守るためにでんぷんを糖に変えて凍らない体になる。

たしかに甘い。 実感できることがあった。

3日前にネット注文をいただいた京都のお客さんからまた注文が入った。

3日で5キロを食べてしまうとは、、、、あるいは料亭など業務用か?

リピーター、、、これほど響きが良くてありがたい言葉は無いな。

待ってる人がいる。学校給食も直売所も。

頑張った苦労は必ず帰って来る、、、だよね。

 

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いきなり 雪下にんじん

2016年12月12日 | 発信

天気予報の降雪予想を甘く見ていた、、、、、と、反省はしている。

でもねぇ、まさか50センチも、、、、

掘り取りを遅らせたのはもちろん作為的だった。

今年は雨続きで地温が上がらずに肥大が悪い、、、、

初雪に合わせれば甘みが増す、、、、などなど、、、、

本当は遊びや用事が多くて、、、、ウルイがいきなり忙しくて、、、、などなど。

ただ、待ったおかげで甘さは相当ある、甘い。

応援を期待したが、、、、甘い。  犬は手伝わない。

おかげさまで一畑は掘り終り、でも収量は去年の半分くらいかな。

雪除けはひとが思うほど手間はかかりません。ただ、葉がつぶれたぶん引き抜きは難儀だ。

明日は応援部隊が来る予定。2tは掘りたい。

 

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あら かわいい

2016年12月10日 | 発信

久しぶりに荒川の親分のところに視察に行ってきた。

かわいいコンパニオンでさえ荒川で育てると立派なボリュームで育っている。荒川いいのかも。

ボリュームの秘訣はどうやら土作りと堆肥にあるようだ。いまさらだが。

もともと荒川が運んで蓄積した肥沃な砂壌土。表土が1mほど、その下は砂利。

雪は最高で1m位、全部施設内での栽培。海辺なのでそこそこ日射量もあるようだ。

なによりも感心したのは設備投資。

品質って花の品質だけではない。

需要に即した品種設定、継続性、プロモート、その実行力。

実行力ってまずは設備、装備と言ってもいい。

装備が整っていればコストダウンにもなるのだ。

暖太郎君、今や冷暖房完備でないといいものは作れないのか。

ベースとなる圃場環境がいいのにさらに設備投資を先行させている。

もってるものが違う感じ、乗ってる車も。

米生産の設備もなんだかずるいくらいうらやましい。

案内されて旧関川村のカサブランカ。この時期までPV出さずに立派なボリューム。

秘訣はどうやら廃材を燃料にした手作りの薪ストーブのようだ。

絶対に温度を下げない、暮れにはいいカサブランカが出荷できるようだ。

こちらを暖太郎と命名した方が良かったかも。

勉強になりました。

一夜明けて魚沼は雪シーズンの幕開け。

笠地蔵だか妖精だかが白菜をプレゼントしてくれていた。

勘違いしたネットショッピングからニンジンのオーダーが入っていた。

1週間待ったおかげでしっかりしたニンジンに太っていた。

今日からネットショッピングオープン。

直売所でも開店。仲間より2割ほど高値で売り出しです。

初雪くらったので 「 初雪にんじん 」 の商標で売り出し。甘さには自信あり。 

AKBじゃないが常にセンターがうちのです。

高望みせずチマチマ稼ぎます。

 

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PTAPoい

2016年12月08日 | 発信

 晴れ男、、、、出かけると必ず晴れる。

去年に引き続き ♫ 晴~れるやhttp://blog.goo.ne.jp/hikarabinotiti/e/957216eef920974c0968acd62353d1e6

ここはヒカラビ君の通う、 座らずに教える大学の本校って言うか、池袋キャンパスだ。

学生たちは言う 「 学費が燃えている 」 と。

駅の近くなので贅沢なイルミネーションが話題になっている。

♫ ツタの絡まるチャペルで~祈りをささげた日ぃ~

古いヒット曲そのままの古い校舎、門を入ると横には大きな聖堂がある。

からまるツタや樹木の管理費は、、、、億単位なのだとか、、、、

会場は去年と同じ。

ちょうどいいビル一つ分が吹き抜けになっている贅沢な作り。

在日大使館員や外国人たちが大勢訪れる。年末には欠かせない演奏会なのだそうだ。

2000席弱。ホールの大きさの割には少なめだ。

ステージも横幅よりも奥行きが広い。ステージ上の巨大なパイプオルガンは隠してあった。

高さがあるので奥行きを抑えた作り。

音響設備を使わないクラシック専用ホールなのだろうねぇ。

ぞろぞろ入場してきたので 「 ヤッホー 」 と手を振ったら 「 バカぁ 」 と返してきた。

古典的な参観日ネタのやり取りのあと、3時間近い演奏会が始まった。

前から3列目だったので音が上を吹き抜ける感じだったが迫力は充分だった。

第2部の最後のハレルヤコーラスは観客全員立ち上がって合唱するのが何百年もの慣例。

今年は譜面についていけた。居眠りもしなかった。

これはパンフレットに載っていた去年の画像。ヒカラビ君の隣は80歳のOB爺さん。今年も隣だ。

着座しているとき寝てしまうのだそうだ。起こす役も言いつけられていたとか。

大学のオーケストラが100人位か、合唱はグリークラブ、聖歌隊、OB総勢200人。

4人のソリストとチェンバロ奏者は超一流のプロたち。

 ラストコールではチャーミングなトランペットソロ奏者が一番大きな拍手をもらっていた。

去年も来ていた人が多い証拠だな。つまりOBとPTAたちが多いってことだ。

最後に 聖歌69番 「 もろびとこぞりて 」 を全員で歌って終演。

帰ったら夜中 こちとら 眠くて モウロウビト だ

 

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冬のお仕事、大仕事。

2016年12月07日 | 発信

心配した初雪はこの程度で済んでくれた。

実は、、、、まだニンジンを掘っていないのだ。

甘みを増すために作為的に初雪に合わせたいこともあるのだが、太りがイマイチで遅らせていた。

2日前はこんな天気、でも昨日は雨、今年の天気は雨、雨、雨、、、、

昨日は雪マークが出たので下屋をたたみます。

思えば、、、、春に小屋をかけて、パイプハウスを建てて、、建てて、、建てて、、、、

花切りが終わったら たたんで、、、たたんで、、、たたんで、、、、

何とも非効率な雪国の農業。それでも何とか冬も仕事がしたい。金も欲しい。

これは仲間のフキノトウ。お手軽なのはこれだが荷づくりには技術と手間がかかる代物。

こちらはタラの芽。榾木の栽培には面積と苦労が半端ではない、でも単価が良い。

単価はお手軽だが株養成に2年かかって、掘り取りが重労働と言う欠点もある。

2ベッド目がほぼ終わります。

 

ネズミも通算2匹、、、これが冬中続きます。

 

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ぶれない

2016年12月02日 | 発信

ここに来て同級生が2人も脳梗塞で入院したとの情報が、、、、

幸い、軽症で大事には至らなかったようだが60の坂は簡単には登らせてくれないってことだろうか。

今日からウルイ出荷開始。

丸々1年間、長い冬眠をしていた株から春の息吹が緑の芽となって吹き出した。

まずまずの順調な滑り出し。これから5か月間手が震えるような病気にはなっていられない。

栽培を始めて8シーズン目に入った。

今までの7シーズンは出荷量、販売額ともに1度も落とさずに右肩上がりで来ている。

去年は12月に出し過ぎて低価格だったし1、月は株冷蔵が甘くて失敗続きだった。

冬も雇用を継続すること、安定した収入。目的はぶらさずに続けてきた。

今年は株が大豊作。去年の130%の1300箱用意できた。

12月に価格がイマイチなのは、山菜のイメージがわかないのが原因なのだそうだ。

それならばフレンチにもイタリアンにも向く野菜として別の売り方だって考えられる。

ぶれないことも大事だが柔軟なやり方もありだなぁと思うのだ。商売だから。

いよいよ市長選挙が迫って来た。

3期目に挑戦する現市長だが、初挑戦の時とは違う方向を打ち出している。

ぶれないことより柔軟な方を選んでいる。だから大きな失敗が無いってことか。

超が付く田舎、それも大事だ。

 昨日聴きに行った講演会はとてもタイムリーだった。

高齢化と過疎にあえぐ山間集落を1人のスーパー公務員が再生させた話。

「 ローマ法王に米を食べさせた男が語る世界農業遺産のこれから 」

考えられないような発想とぶれない信念。2時間半かけても聴く価値はあります。

能登半島中央部の県境の集落。

グーグルアースで見るとこんな感じの村だ。

見たことあるなぁと思ったら、、、うちの村、舟山とそっくりだ。

 畑と田んぼの違いはあるもののここまで似てると他人事じゃないね。

 こちとらあまり信念は無いのだが柔軟性は得意とするところ。

花農家であることはさて置いてやれることはいろいろやっていきます。特に冬の間は。

12月になって芋が順調に売れてきた。

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