ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

デジールよ なぜ急ぐ

2009年09月03日 | ぼやき

なんだかボヤーっとした天気が続いている。

昨日、採花の始まったデジールが今日はいきなり最盛期になった。
7月13日解凍。単純な予定では9月7日からの採花予定だが、腹積もりは自家養成球なのでさらに遅れて敬老の日を予定していたのだが、思ったよりも急いでいる。

進んだ原因は潤沢な雨、ボヤーっとした天気のせいもあるが、解凍時にすでに発芽していたことが原因かと思われる。

発芽の状態からするとどうやら去年秋のうちの発芽のようだった。
秋の陽気や掘り取ってからの管理で、秋のうちに休眠が破けてしまうことがある。
それほどLAは敏感なのだ。しかし、発芽状態で冷凍してもちゃんと育つあたりは鈍感とも言える。

過去のデータでは7月16日出庫で9月10日~13日採花で、ぴったりなのを国産球であることを考慮して3日早めたのだが、球根のコンデションにより裏目に出たのだ。

しかし、鈍感なのは父の頭のほうで、敬老の日は15日と思い込んでいるのだ。
今年はなんと21日が敬老の日だった。
そして彼岸と重なっている。

花の需要が見込める日を花業界では 「物日」 と呼んで期待している。
ハッピーマンデイのおかげで毎年秋の物日を一日損しているのだ。
新しい政府になったら、ここのところ何とかなりませんかね?

夕日もボヤーっとして、ますます花が進みそうだ。
コメント (2)
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