ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

祭りのあと

2016年12月22日 | 発信

 日を追うことは只々あわただしく、楽しい出来事も多いのだが、過ぎる日が早すぎて思い出すこともままならない。

過ぎた日を思うとそれは祭りのあとのようだ。

9月のある日、NHKでSONGSって番組を見た。http://www6.nhk.or.jp/songs/archive/archive.html?fid=160910

 70歳になった神様がまた歌うと言うのだ。(画像はネットから)

一昨年、今生の別れとばかりに埼玉まで聴きに行った。http://blog.goo.ne.jp/hikarabinotiti/e/930f85852b04308c78796beb75197ab9

自分の中ではまさに神様の思い出としてしまいこんだつもりでいたのだ。

でもねぇ、神様だからやっぱり拝みに行かねば。

仕事を早めに切り上げて、5時1分前の新幹線に乗った。

わずかの時間で大宮着。開演まではあと16分だ。

ソニックシティーまで3分と書いてあったが少しは迷う。

それでも楽々間に合った、正確な日本の鉄道に感謝しよう。

取れたチケットは2階席だったが袖の2列目、さえぎる人のいないかぶりつきの席。ステージは近い。

いきなり 「 春だったね 」 「やせっぽちのブルース 」 「 マークⅡ 」「 落陽 」 会場総立ちのおいしい曲で始まった。 

70歳の神様は健在だった。

さすがに声はしわがれて長くは伸ばせないまでも相変わらず存在感たっぷりの強い歌いこみだった。

アンコール前最後の曲が 「 流星 」 30代前半で作ったこの曲は大人の世代ならどの世代でも共感できる一番聞きたかった曲だった。

飛び跳ねながら2時間15分、立派に歌いきってくれた。

となりの席のおばちゃんと 「 ありがとうだよね 」 「 ほんとありがとうですよ 」 とウルウルしながら会話した。

見える範囲のお客さんはほぼ中高年。みんな同じ気持ちだったと思う。

最後の曲は 「 人生を語らず 」  70過ぎても、人生を語らず、、

帰りの新幹線までは少し時間があった。

会場前で若者たちがギター弾きながら歌っていたが、、、ちっと元気ねぇなぁ。

まわりで余韻を楽しむ中高年たちは、歌声喫茶世代なのだ。

そんな大事な思い出をブログに書き忘れていた。10月のまだ忙しい秋のことでした。

明日またNHKで放送があります。http://www6.nhk.or.jp/songs/

 

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