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     ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

雪下にんじん への道(おおげさなタイトルだ)

2012年03月24日 | 発信

 例のごとく、、、、それは酔っぱらった勢いでの軽率な発言から始まった。

成り行きと言えば成り行きだが最近は楽しみながら  JA直売所うおぬま百菜花ん 」 の利用組合役員をしている。

ずっと前に役員で飲んだ時、「 魚沼の農家は育苗が始まるとハウスを明け渡さなきゃならないので直売所に出てくる菜っ葉が無くなる」  そんなくどき話を聞いた。

「 そいじゃぁ、どうせユリ畑を除雪しゅうすけ隣に人参を蒔いておいて雪下にんじんを出すこてやぁ 」と、まったく部門外の軽口をたたいてしまった。

そこで、雪下にんじんと言えば  津南  まずは弟子入りをした。写真は去年4月、津南の人参農家の畑。

 ごらんのように球根掘り取り機で掘り取るほどの大規模で出荷している。

そう、師匠は我が家で使うカサブランカなどの球根を栽培している球根農家でもある。

ついでに種も分けてもらった。プロは過石(過リン酸石灰)でコーティングした種を使う。

 夏に種は蒔いたものの干ばつでほとんど生えなかったが蒔き直しをしたものが、少しは発芽してくれた。  が、、、こちらは花農家、当然放置栽培だった。

3月に入って目印のパイプが出てきた。積雪2m50cm。

 

 下層の雪は氷河のように固くて除雪は一時断念。そして再度除雪。さらに緩むのを待って収穫開始。

 

こちらはチマチマ手掘りなのでコストかかってます。でも、

 雪の力ってのはすごいね。秋にろくなものが無かったのに雪の下でちょうど良い大きさに育っている。

ユリ畑なのでたっぷり堆肥を撒いておいたのがきいたのかもしれない。

 雪国でしか採れない 雪下にんじん ぎりぎり氷温が糖度を上げる。味はいかがかな? 試食のスティックも置いてます。

 初日分はおかげさまで完売でした。

 花農家たちが作っている促成山菜セットもあります。

 店としては、売り物は平準化した入荷量がほしいし、季節感を感じるものがあってこその直売所。

儲けはともかくとしても多少は役に立つことが大事かなと。

 

では、お約束の、、、根菜類と言えば、、、

雪下珍じんを。  まずは 目玉おやじと呼ぼうか、コダマと呼ぼうか。

 

 標準的な珍じんですが、、、

割れ目があるので、女かな?

 人参の開き?  理科室にあった人体の標本みたい。内臓を外すと骨格が出てくる模型、、、

雪下にんじんへの道もだんだん横道に、、、、

 

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