ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

マイプリティー

2008年02月12日 | 発信
マイプリティーと検索して、30ページほどめくってみたがすべてコスプレ系しか出てこない。
それほど昔の品種になったのだろうか?。

昭和50年代前半。この花は時代に新風を吹き込んだ品種だ。
日本で初めて作られたピンクの透かしユリ。
鈴木和太郎氏が育種に成功した。
通販大手の「サカタのタネ」から売り出したことも大きくコマーシャルになった。

北海道、藤島氏が作出した 「明錦」
赤系透かしユリの代名詞的存在だった。
平成の初めごろにはまだ出荷されていた。

スキャニングを進めると次々出てくるお宝。
改めて写真は財産だと気づく。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして! (スタジオA)
2008-02-13 14:09:53
こんにちは。話題にしてもらっている、某タネ屋通販の仕事をしています。マイプリティー、懐かしいですねー。18年勤めていますが入社する前かもしれません。明錦は入社してしばらくの間、売っていた(とても売れていた)記憶があります。今ではもう球根産地もなく・・。写真は貴重ですね。
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スタジオAさんへ (ヒカラビの父)
2008-02-13 21:42:29
お世話になっております。
昭和50年代のことです。当時の通販部長さんが直接契約に見えられたほどの品種だったのです。
育種はできても増殖のフィールドが無くなっちゃいましたので、こういう品種は世に出せなくなりましたね。
古い写真をいろいろ出しますので、また見てください。
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こちらこそ、お世話になっています。 (スタジオA)
2008-02-14 06:39:39
そうでしたか。「マイプリティー」はユリ改良の歴史に名を残す品種と言うことで覚えておりました。90年代の球根輸入自由化以降、国内の生産地が壊滅し、失われた品種が数多く、残念です。

今後ともよろしくお願いします。
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