ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

あかばな

2008年09月04日 | 観察
彩花の終わった畑にはいろいろな雑草が花を咲かせる。

耕起前にかわいい花なので撮影した。
写してから名前を調べるのだが、、、
「あかばな」 他に「しろばな」もあるそうだ。
どうしてこんな簡単な名前をつけるのかね?

一昨日は強烈な暑さ、一転して昨日と今日は涼しい。
花は午前中で出荷し終えた。

我が家の作業場は「女たちの仕事場」だ。
時代劇通の女たちは勝手にいろいろな名前をつけて呼んでいる。

花の多いときにだけスイッチを入れるこの仮設の冷蔵庫は 「大奥」 と呼ばれている。
箱はオークションで4万円で手に入れたものだ。
よく見るとコンビニの名前が読み取れる。
運賃と冷凍機で結構かかったが、2.5坪でこの値段なら安い買い物だったと思う。

前に、「御局様狂い咲き事件」があった。
花の少ないときは使っていない、ある日開けてみたらコモ包みのカサブランカが満開に狂い咲きしていた。
「誰だ忘れたのは?」と、怒ったら 「殿の通いが足らぬから」と、父のせいにされた。

ちなみの常設の冷蔵庫は 「本丸」と呼ばれる。

木の衝立で仕切られた水揚げ用のプラ舟は 「同伴喫茶」と呼ばれている。
ネーミングが古いね。

箱詰め時に必要な、ラベル、クラフトテープ、オートテーパー、伝票、ハンコ、マジックなどが入っているこの箱は、いつも父の脇にあるので、「そばめ」もしくは「振り向くそば女キャスター付」と呼ばれている。

意味はあまりない。
あまされているだけ。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あそびごころ (すばる)
2008-09-05 07:48:18
いいなー、こういうネーミングなど出来るあそびごころ。ゆとり。ますます、見学に行きたいなあ。

アカバナですが、沖縄の人は、年中、島中どこにでも、咲いているハイビスカスをアカバナーと言っていますね。語尾を伸ばすのはお得意で、私も何年がかりかで○○コー、と呼んで貰えるようになりました。
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すばるさんへ (ヒカラビの父)
2008-09-06 20:05:48
沖縄では、「おばー」と伸ばすようですね。

「アカバナ」は初めて見た花です。
高山植物に分類されるそうなので、どこからか種が来たのかもしれません。
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けっさく! (ノリッチ)
2008-09-07 20:42:06
楽しくて勢いのある職場ですね!
ハンコやマジック置き場ってこうすると片付くんですねぇ~。私はいつも散らかしっぱなしなので、使う時に手元になくて、探すだけで時間が経ってしまいます。このキャスター、パクラせてもらおうっと
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ノリッチさんへ (ヒカラビの父)
2008-09-07 21:37:19
古ーいBOXにキャスターを付けただけですけど、これ一つですむので重宝しています。
他にもあちこち工夫があるのです。
「棚架け爺さ」と呼ばれています。
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