ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

今年の流行語、、、利有る二兎追う理由

2021年12月16日 | 発信

まだ雪は我慢してますw。

準備も覚悟もできてますが。

直売コーナーもだんだん寂しくなってきましたがうちはこれからもずっと本番。

夏はユリだけでしたが冬は野菜農家、品数増やしてます。芋5種類とジャガイモ人参と。

さて、花シーズンはすっかり終わりましたがコロナ禍によってユリの業界もすっかり変化してます。

1、消費形態が変わってきた。

2、八重ユリの台頭。

3、球根入手が不安。

オリエンタルユリの主な使われ方は業務需要でした。

顔の大きさを生かした豪華な花、それこそがオリエンタルユリでした。

この2年間大きなイベントやお祝い事はほとんど中止、葬式も家族葬中心で花はどれほど使われたのでしょうか?

4年前のうちの爺さんの葬式の時のです。

一度簡素になってしまったものは簡素による便利さに慣れてしまって簡単には元に戻りそうもありません。

支えてくれたのはホーム需要。特に鉢花や花苗、野菜苗などは顕著。

栽培者側も需要に合わせた生産をしなくてはなりません。

直売コーナーにユリを並べていても「八重はないの?」と声をかけられます。

それほど八重ユリは人気になってきています。

最初に作った八重咲は「あすか」だったな。確かにインパクトあった。

次は「マイウエディング」、、、、夏は真っ茶色になって売り物にならず懲りてしまった。

豪華な八重咲の品種がたくさんありますが、、、、

むしろ2~3輪で70cmくらいのカジュアルなものが新分野を開発してくれそうな雰囲気です。

豪華さの業務需要と手軽なホーム需要。二刀流が要求されるようですね。

古風な人間なので好きなユリは花弁がカチッとした一重ですが。

いずれにしても利益が無ければ続けられません。

 

国産球根の入庫が終わりました。カサブランカは前年の30%くらい、、、

ピンク系が不足してますが輸入球のショートが相当ありそうで計画が、、、、不安です。

二刀流の冬作ウルイももう5ベッド目。

通年農業で稼ぐには夏冬の品目を変えることは必然です。

タイトルを思いついたので後から文章を書いたの巻きでした。

 

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