ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

やまゆり

2007年07月26日 | 観察
昨日とは打って変わって豪雨の一日。
やっぱり洪水にならないと梅雨は明けないのだろうか?

カサブランカなどオリエンタルハイブリットの交配親は今咲き誇っている山百合など日本やアジアの原種なのだ。
山百合、鹿の子ユリ、姫さゆり、タモトユリ、ためともユリ、笹ユリ、利島ユリなどの日本古来のユリがオランダなどで交配を重ねられてできた物だ。

山百合はおいしいのでねずみが掘れないほどの地中深くに球根がある。
咲く頃になると急に藪際に顔を出す。
芽が出るころはまだ春で気温も低い。伸びる過程では藪の下草と一緒に伸びる。
ずっと半日影で育って咲くころは暑い時期。

自然条件が最適生育条件だとすると、オリエンタルユリは地温の低い半日影で、水分を保ったまま育てれば咲くときはいくら暑くてもいいことになる。

これからの真夏に植えるってことは厳しい条件って事だ。

明日は真夏日になるそうな。
コメント (6)
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