しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

新屋

2013-04-28 13:21:31 | 行ってきました

W駅近くの『新屋』さんは2度目。

ママ友4人で行って来ました。

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 最初に用意されている突き出し。

左奥はふきの油炒め。

右奥に少し見えているのは「きのこの土瓶蒸し」

ギンナンや鱈が入っていて、すごくいいお味でした。

大皿の上は空豆、ししゃも、卵焼き、蕪の漬物、舞茸とフキノトウの天ぷら。


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 次は大根煮物、筍煮物、蕗、蕪、その他。

お酒がすすみます。


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 これも美味しいものばかり。

牛肉の牛蒡巻き、鶏肉のアスパラ他巻き、生春巻きに大根・サーモンなどを巻いたもの、焼き魚(名前わからない)、つぶ貝。


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 大きな生牡蛎。大根おろしでいただきます。

 刺身はマグロ・イカ・ぶり(写真では食べてしまったあと)



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 カニでーす。

皆、黙々と食べていました。

身がたっぷり!


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 真っ黒でわかりにくいけれど、これは「鯨肉」

刺身で食べます。生姜醤油をつけます。

脂身のある方は「尾の身」という部分で、黒い部分より何倍も値段が高いそう。

いずれも滅多には食べられません。


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 そしてジャ~~~ン!

今日一番の豪華食材。

お店のマスター直々に捧げ持って来て下さいました。

生ウニです!

なんと仕入れたまんまの箱入りで登場。

これぜーんぶ食べていいのです。


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 そして、さらにさらに、鯛がまるごと1匹入った「鯛飯」!ワォ!

これも炊飯器ごとです。


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 鯛飯に生ウニたっぷりのせて食べるという、超豪華さ。

鯛飯のだしのきいた味、ウニの甘みでもう最高!

お腹がいっぱいになってきているので、1杯しか食べられないのが残念。


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 2階のお座敷貸し切りでゆっくり。

もう皆、食べ終えてデザートのイチゴをほおばっています。

お酒は色々種類があり、今日は生ビールの後、冷酒にしました。

料理が美味しいので、お酒がいらない位。

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 マスターです。いい笑顔。

料理のお運びはマスターの息子さん、浪人生、イケメンです。

残念なのは、いつもお店の写真を撮り忘れてしまうこと。

今度行ったら撮ってきませう。


ほかならぬ人へ

2013-04-18 18:56:07 | こんな本読みました

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 白石 一文 著    祥伝社文庫


 
第142回直木賞受賞作。

 帯に「愛の本質に挑む純粋な恋愛小説」とあるので、ちょっとうんざりかなあと思ったらとんでもない、涙がでそうになる感動作である。

 誰でも恋愛の経験があり、世の中の小説・映画・舞台もろもろに恋愛ドラマがあふれんばかりにある。

 この小説は読者の恋愛、人を好きになった時のあの気持を、記憶の奥から引っ張り出し、ゆさゆさと揺さぶりをかけてくるのだ。

 設定や環境や性格は違えど、上手くいったりいかなかったりした過去の体験を思い出さずにはいられない。

 大体、恋愛というのは上手くいったのでは小説にはならなくて、障害や邪魔やトラブルがある事によって気持が高ぶり、読んでいるこちらもやきもきドキドキさせられるのである。

 「ロミオとジュリエット」状態、不倫などがそのいい例であり、この小説でも、自分が好きな相手に想われず、想われない相手に想われてという、うまく噛み合わない恋愛ドラマが進行する。

 互いに両想いであれば、万々歳であり、うまくいくはずであるが、それが除々に上手くいかなくなることがあるのも世の常である。

 そして誰もが知っている。「恋は盲目」

たいした相手でもないのに、何故あんなに好きになったのかしら、と。

好きに理由はないのであり、それはきっと単なる思い込みなのだと思う。

 「ベストの相手をみつける」、これはまさに運だね。

死ぬまでにベストの相手をみつけられるのだろうか、そしてそれはそんなに大切な事?

 解説に「自分の個人的な感情や記憶が呼び起される小説が、絶対的にいい小説だ。」というのがあり、『ほかならぬ人へ』はまさに自分の実体験の「ほかならぬ人」が思い起こされる小説である。

 是非、自分の「ほかならぬ人」に思いをはせてほしい。



 


Ehon Cafe 「English BlueBell」

2013-04-14 16:57:55 | 行ってきました

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 東上線沿線の散歩の本でここを知り、さっそく行ってみました。

 8年目に突入だそうで、川越に10年も通っているのに知らなかった~。

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 店内はこじんまりとしていて、お店の奥には絵本を中心に販売している本が並んでいます。

 雑誌で紹介されたのにそれほどお客さんは増えていないそう。

まったりとした中で、常連さんと店主さんの会話を聞いていました。

本の話なので、つい口をはさんでしまいましたが、気さくにお話ししていただきました。

講演会や読書会も催しているそうです。

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 本日のランチはタコスライス。

サラダはきゅうりとレタスとひじき。

うちでも作ってみよう。

全体的に女性好みのヘルシーで野菜たっぷりメニューです。

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 デザートは3種から選択。

私はチョコのシフォンケーキ。

紅茶がすごく美味しかった~。

 


3月に読んだ本

2013-04-14 09:26:02 | こんな本読みました
2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:2214ページ
ナイス数:68ナイス

わたしたち うんこ友だち?わたしたち うんこ友だち?感想
そういえば登録していなかった事を思い出し、今頃登録。児童文学作家高橋秀雄さんのはじめての絵本。うんこ、おしっこ、おっぱい系はこども達にうけるけど、これは単にうんこの話を面白おかしく書いたものでなく、小学校でうんこするのは恥ずかしい事じゃないよ。うんこって大事だよというのを友達の友情とあわせてまとめてある。さすが児童文学者。このメッセージが伝わるといいね。最近じわじわと人気がでてきて、パルシステムでも購入できるよ。
読了日:3月20日 著者:高橋 秀雄
江戸に学ぶエコ生活術江戸に学ぶエコ生活術感想
研究書という位内容の濃い本。江戸時代の風物は知ってることが多いけど、こういう風に改めて紹介されるとなるほどねえと思う。日本人の原点だね。
読了日:3月20日 著者:アズビー・ブラウン
るるぶ会津 磐梯 福島'13 (国内シリーズ)るるぶ会津 磐梯 福島'13 (国内シリーズ)感想
もっちろん、『八重の桜』を訪ねる旅に行くのですー。八重ちゃん研究、幕末研究してるから、楽しみ~。
読了日:3月20日 著者:
ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]感想
三浦しをんさん特集で、たっぷり「しをんさん」を満喫。こんなに著作があるのねー。ほとんど読んでないものばかり。けど読みたくなっちゃった。簡単なストーリーが紹介されているので、どれを読むか目星をつけたよ。作家デビューが早川書房の入社試験で書いた作文がきっかけ、というのがすごい。入社試験に落ちたのに、本が刊行されたのだから。表紙は『八重の桜』の山本覚馬役の西島英俊さん。手にもっているのはおすすめ本『仰天カルトムービー100』。読んでみたいね。
読了日:3月19日 著者:
幕末歴史散歩 東京篇 (中公新書)幕末歴史散歩 東京篇 (中公新書)感想
 文学散歩で上野へ行った時、彰義隊のお墓をみて、清水寺で上野戦争の絵や弾が天井に飾られているのをみたから、読んでいて、実感がすごく湧いてくる。東大の辺りから、アームストロング砲で上野山を撃ったんだよね。自分の足で歩くとよくわかる。東京は歴史の宝庫であり、幕末の痕跡だけでもたくさん残っている。彰義隊の敗残兵の遺体がいまだにあちこちに眠っていて、骨が発掘されたり、怪談めいた話が残っていたりして、興味深い。今まで漠然としか知らなくて、分かりにくい幕末の背景が、ひとつづつのエピソードを読む事でつながってくる。
読了日:3月15日 著者:一坂 太郎
うごく浮世絵!? (びじゅつのゆうえんち)うごく浮世絵!? (びじゅつのゆうえんち)感想
更紗さんのレビュー読んで図書館で借りた。英語文はアーサー・ビナードさんだったのねー。 付録のフィルム使って1枚1枚楽しんだよ。おはなし会で、始まる前に集まった子にやってみようっと。
読了日:3月15日 著者:よぐち たかお,アーサー ビナード
放蕩記放蕩記感想
ずっと前に読み終えていたのに解除するの忘れてた。
読了日:3月13日 著者:村山 由佳
たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)たんぽぽ (かがくのとも傑作集―どきどきしぜん)感想
平山さんの絵本はたくさん読んでいるけど、これは1972年刊。巻末に平山さんの写真が出ているけどすごーく若い!38歳の時の本。監修の北村四郎氏は京都大学名誉教授。この時66歳。まさに春に読む本で、たんぽぽを探したくなる。
読了日:3月13日 著者:平山 和子
ろばさんのかわいいバッグろばさんのかわいいバッグ感想
「どうぞのいす」の香山美子・柿本幸造コンビ。柿本氏は1998年2月に亡くなり、この本が遺作となる。1999年3月刊。最初の方でわからなかったんだけど、ろばさんて、女の子だったのねー。なんだか男の子と思いこんでいた。絵がほのぼのとして可愛らしく、見開きページがわあという感じでいいねえ。
読了日:3月13日 著者:香山 美子
こんにちは (あいさつの絵本)こんにちは (あいさつの絵本)感想
あいさつの絵本。たばこやのおばさんを舞台に通る人達があいさつをかわしていく。1992年刊。昭和の時代のレトロ感があるね。
読了日:3月13日 著者:川端 誠
おさる日記おさる日記感想
いつか読み聞かせで使いたいと考えていたので、5年2組で読んでみた。さすが5年生、最後のオチに気がついて「え?」という顔をしていた。読むのに大体7分位かかるから、書店、赤ちゃん本舗では無理だね~。
読了日:3月13日 著者:和田 誠
みかんですみかんです感想
実をいうと、これも「みかんです」の連呼かと思って読んでみたら、そうじゃなく、みかんの種類やみかんを使った料理やみかんでのあぶりだしなど、まさに冬の本。今は春になるとこだから、これは読めないなー。
読了日:3月13日 著者:川端 誠
バナナですバナナです感想
ひたすら「バナナです」だけなんだけど、何故か小さい子にうけるんだなあ。1984年刊。ずい分前の本なのね。
読了日:3月13日 著者:川端 誠
さんご礁のなぞをさぐって―生き物たちのたたかいと助け合い (文研科学の読み物)さんご礁のなぞをさぐって―生き物たちのたたかいと助け合い (文研科学の読み物)感想
こどもの頃は理科とか科学とか興味がなくて、物語ばかり読んでいたけれど、最近この手の本を読むとすごく面白く、知らない事がいっぱいである。是非とも今のこども達に読んでもらいたい。公文教材に出ていたのはキンチャクガニの話。両方のハサミにイソギンチャクをはさんでいる。カニはイソギンチャクの毒で身を守ってもらい、イソギンチャクはカニにあちこちへ運んでもらい、えさのおこぼれをもらうのである。つまりは共生関係。けれどそのイソギンチャクはどこにもみつからず、カニは一体どこから持ってきたのかなどのなぞがある。
読了日:3月13日 著者:武田 正倫
ぼくにげちゃうよ (ほるぷ出版の大きな絵本)ぼくにげちゃうよ (ほるぷ出版の大きな絵本)感想
大型絵本で読み聞かせ。これは公文の国語教材にも載っているね。白黒の文章の後に文のないカラーの絵。レトロ感があり、母親の子供を想う気持が感動的。
読了日:3月12日 著者:マーガレット・W. ブラウン
聖女の救済 (文春文庫)聖女の救済 (文春文庫)感想
会社のIさんから借りた。4月から「ガリレオシリーズ」で放映されるようで楽しみ。本の中の内海薫が福山雅治の歌を聞く場面が出てきて笑えてしまう。今回のトリックは「何もしない事」で殺人を犯すという意外な方法でありる。表紙のパッチワークは、この本の内容にぴったりだね。
読了日:3月12日 著者:東野 圭吾
アレクサンダとぜんまいねずみ ビッグブックアレクサンダとぜんまいねずみ ビッグブック感想
大型絵本で読みました。大型の中でも特に大型なので、絵の美しさが際立つ。とかげの色あいが虹のようできれい。内容もいい話。5年2組で読んで、書店で読んだ。5年生にはぴったりでちょうどよかったけれど、書店の小さい子達にはちょっと長すぎ。読む私もエネルギー振りしぼって必死で読んじゃいました。
読了日:3月12日 著者:レオ レオニ
カメラが撮らえた 幕末三〇〇藩 藩主とお姫様 (ビジュアル選書)カメラが撮らえた 幕末三〇〇藩 藩主とお姫様 (ビジュアル選書)感想
写真は鍋島直大(なおひろ)夫人の栄子(ながこ)。イタリア社交界で活躍したそうで、現在でも通用する美人である。 前に読んだ『将軍家・大名家お姫さまの幕末維新 』と全く同じ内容だった。同じ人物往来社だからね。これは2012年6月刊。
読了日:3月4日 著者:小石房子,楠戸義昭,須田茂,小宮山千佐,丸山幸太郎,中島篤巳,渡部淳,藤口悦子,寺尾美保,小山譽城,永井博,中村彰彦,角鹿尚計,葉治英哉,吉田昭治,伊達宗弘,根本豊徳
みいちゃんの春 (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)みいちゃんの春 (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)感想
いつもの「みいちゃんシリーズ」。例によって歌いながら演じる。3月全般で使おうと思ったら、なんと、と、と、お雛様がどーんと描かれているではないか。これは3月3日以前でないとまずい。明日のおはなし会、3月3日にはちょうどぴったり。
読了日:3月2日 著者:ピーマンみもと
将軍家・大名家お姫さまの幕末維新 (別冊歴史読本 85)将軍家・大名家お姫さまの幕末維新 (別冊歴史読本 85)感想
 幕末という事で読んでみた。大名家が崩壊する寸前の最後のお姫様達の運命はそれぞれである。徳川・松平家を中心に他藩(松前藩・盛岡藩・秋田藩・二本松藩・佐倉藩・請西藩)などなじみのない藩のお姫様達の嫁ぎ先をめぐるあれこれが興味深い。写真で見る姫さま達は一様に細面であり、小柄ながら、凛としたお顔立ちである。武家の娘としての風格がにじみ出ている。薩摩藩篤姫や、「八重の桜」の松平容保に嫁ぐはずだった照姫の話が印象的。解説者が独自の目線で自分の見解も交えて書いているのがみえみえで、読み物としても面白い。
読了日:3月1日 著者:

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