書店おはなし会で。「こわいよ~」とこども達に言っても、絵が可愛いので「こわくないよ」と言われる。ちゃんぷくとはおちゃわんのおばけで、キノコのおばけも出てきて、こぞうさんとおしょうさんに食べてもらいたかったんだね。
ちゃんぷくおばけ (ぞくぞくこわ~いおばけかみしばい)こが ようこ
書店おはなし会で。クワガタの紙芝居と一緒に上演。カブトムシとクワガタってどっちが強いんだろう。この紙芝居ではカブトムシが勝ってるね。
むしのおうさまカブトムシ (年少向写真かみしばい―今森光彦のふしぎがいっぱい!むしのせかい)今森 光彦
タオルケットが幼稚園について行ってお友達と遊んだり、雨の時に役に立ったりする。小さい時って、お気に入りのタオルがあって、それがないと寝られなかったりするけど、一緒についていくなんて、いいねー。小さい子にはちょっと長めのお話。
『黄泉がえり』の続編としての最初の短編はよかった。その次の『六番目の貴公子』、これが私には大ヒット!先日、5年生全員にブックトーク『竹取物語』をしてきたところだったから。竹取物語のパロディはさまざまあるけれど、このお話は、5人の貴族がかぐや姫から無理難題の品物を持って来いと言われたあとに「かじのもと」が後から参入。「ぬえ」を求めて艱難辛苦、やっと手に入れた「ぬえ」(インド象なんだけどね)を連れてかぐや姫の屋敷に行った時はすでに彼女は月に帰ってしまっていた。すごいのはこの後で、かじのもとは、(続く)
(続き)かじのもとはかぐや姫に会うべく、恐ろしいまでの執着心で、月へ行く計画を練り上げる。他の人々はかぐや姫が月へ帰ってしまったあとは、すっかり忘れてしまっているのに、この心意気は見事ではないか。そしてついに、月へ行くのだ! かぐや姫が入っていた竹などを材料に筏を作るのよ。かぐや姫を手に入れて地上へ連れて帰る。けれど・・・。
我が子の受験を経験しているから、坪田先生の素晴らしさはすごくよくわかる。これ読んで映画も観たくなり、DVDを借りて娘と一緒に観たよ。勉強の方法もとっても参考になる。坪田先生に教われば、私も慶応に合格するかしら。って、おばさんが何言ってるのという感じですが、「誰にでも期待感」を持たせるねー。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)坪田信貴
インドのカレーは手で食べる、というのは知っていたけれど、この本では箸で食べる、スプーンで食べる、ナイフとフォークで食べるようになった歴史を説明。 「食べる」方法に進化発展してきたんだね。では、「手で食べる」国は遅れていて、「ナイフとフォークで食べる国」は進化しているのか? 答えは「否」。「手で食べる」には理由があり、そのマナーがある。手で食べるのは文化なのだ、というのに気付かされる。そして、きっと手でカレーを食べたらおいしいだろうな、やってみたいなあと思ってしまうのだ。
『ビリギャル』に続いての読了。ああちゃんの子育てについて、結果がよかったので良しとするも、それぞれのお子さんの個性の違いはあるから、これがすべてではないよね。学ぶことは多々あった。書店のおはなし会で若いおばあちゃまと読書や勉強の話をして、たまたま持っていたこの本を紹介したらすごく興味を示して、「是非読みたい」とのこと。慶応大学に行くのに塾に百数十万円も払ったそうですよと言ったら、「それで慶応に行かれるならいい」とのこと。
ダメ親と呼ばれても学年ビリの3人の子を信じてどん底家族を再生させた母の話ああちゃん,さやか(ビリギャル)
みつばちいさん、いつもコメントを有難うございます。 私も最初は興味なくてスルーしていました。 けれど、読書会で紹介してくれた人の話を聞いたら、俄然、読みたくなったのです。映画『ビリギャル』のDVDを借りてきて、娘と一緒に観ました。娘は「いい話だった」との感想でした。『ダメ親と・・・』は、さやかちゃんのその後のこと、弟さん、妹さんの事が書かれていて興味深いです。ネタばれですが、さやかちゃんは結婚しています。出会いも「へー」という偶然。どうですか、さらに読みたくなったでしょう?
きゃー、、ますます読みたくなりました!笑笑
5年生ブックトーク用。手軽な文庫本。同時収録の『伊勢物語』の方が分量が多く、竹取物語は1/4位。短編小説のようにさらりと読める。お話の筋だけ知るにはちょうど良い。
大庭みな子の竹取物語・伊勢物語 (集英社文庫―わたしの古典)大庭 みな子
5年生ブックトーク用。さんざん探しても書籍データがみつからないので、自分で作成。目を通した資料本の中でこれが一番気に入った。この表紙絵に魅了された。現代日本画家「森田曠平(こうへい)」筆で郵政研究所付属資料館蔵。他にも美術館所蔵の国宝級絵巻など素晴らしすぎる絵が満載。前半はこれらの雅なる絵に原文と室伏信助氏の解説。後半が田辺聖子氏の現代語訳に大和和紀のイラスト。大和さん好きだけど、前半の絵画を見てしまうと、それなりに美しいのにどうしてもマンガチックに見えてしまう。1988年12月刊。この本、欲しい!
竹取物語現代語訳:田辺聖子 編集:佐藤昭 イラスト:大和和紀
5年生ブックトーク用。立原位貫氏の雅な版画絵が見事。竹取物語を原文に忠実に訳したものを読むと、かぐや姫は、貴族達には無理難題をふっかけて、冷淡にあしらっていたのに、帝については難題を言う事もなく、相思相愛だったのかも。というか、この物語を書いた人物は貴族への皮肉を込めているものの、さすがに帝(天皇)の事は悪く書けなかったのではなかろうか。不老不死の薬を焼いてしまうなんてもったいない。
5年生ブックトーク用。北杜夫が、小学生の学習向けにわかりやすく解説している。 絵は、なんと伊勢英子さん! 優雅で美しい絵にうっとり。 同時収録の俵万智『伊勢物語』の絵は林静一氏。竹取物語に文句はないけれど、俵さんの伊勢物語はよくないね。何故かというと、原文の和歌を全部書き直している。現代文に近く、分かりやすいようにとの配慮なのだろうけど、和歌は原文で読むのが一番なのだ。訳も「いまふう」なのだけど、飛躍しすぎ感があり。
竹取物語・伊勢物語 (少年少女古典文学館)北 杜夫,俵 万智
5年生ブックトーク用。ちょうど5年生の学習にぴったり。役立つ資料が豊富。国宝級の絵画が掲載されている。これ1冊で平安時代の貴族の生活がよくわかる。
5年生ブックトーク用。 1年生でも読める、ひらがな書き。へたなマンガチックな絵本のかぐや姫を読むより、こっちのがおすすめ。
5年生ブックトーク用。「かぐやひめ」の絵本と言えば、これが定番。講談社の復刻版。織田観潮の画は美しい。表紙絵は、いかにも平安時代の美人という感じ。5人の求婚する貴族の話は一部割愛してある。
9冊目になると頭の中にはもうすっかり「つるや」の登場人物が根付いていて、感情移入してしまっている。次々と試練を与える作者を恨み、けれどその後によい事もあり、ご寮さんが幸せになって本当に良かった。
いいおはなしです。紙人形が自由に動き回り、お友達をさがす、冒険あり、家族愛ありの物語。小学生に是非読んでほしい。
村上さんが読書会でおすすめの本。1年生のクラスとおはなし会のため、急きょペープサートを作る。かたつむりの取り外しができるカラ。「カラ」をとったらかたつむりなのか!?そこには長~い進化の歴史があるのだ。これまでの疑問がこの1冊で解決。絵の可愛さとカラフルさが気持ち悪くなくナメクジを描いている。
この本大好きです!ほんとカタツムリはあんな愛されてるのになぜナメクジは?って思いますよね。ナメクジ愛が湧く本ですね!
みつばちいさん、ほんとに、うんうん、てうなずく絵本です。ナメクジ嫌いだったけど、やはり先祖は一緒なのですね。
読書会で王子田さんが紹介して、調べたらとても人気本ではないか。タコに感情や頭脳があって、しかも賢いとは初めて知ることであり、人間と交流できるという事実に驚き。吸盤のひとつひとつには神経が行きわたっているんだね。動物好きの作者の次のテーマが「ハイエナ」とは!・・・実はこの本を読んでから、タコのお刺身が食べられなくなってしまいました。
愛しのオクトパス――海の賢者が誘う意識と生命の神秘の世界サイ・モンゴメリー
1年生の歯磨き指導があるというので、その前に読む。ロングセラー絵本だけにさすがのワクワクドキドキな展開。チュー先生とずるがしこいキツネとの頭脳戦。たとえ敵でも診察するチュー先生は偉い!そして賢い!絵本にしては全部ひらがなでなく、「歯」という難しい漢字を使うところに訳者のこだわり?を感じる。
歯いしゃのチュー先生 (児童図書館・絵本の部屋)ウィリアム スタイグ
人は本当に生まれ変わりがあるのか?自分の前世である「デジデリオ」を求めてイタリアまで調べに行く著者。普通はここまでできないよね。うそのような、本当の話。歴史に残る、そして作品が残る有名人だから調査できたのだろうけど。前世を言い当てる人が凄い。みてもらいたいようなもらいたくないような。
前世への冒険 ルネサンスの天才彫刻家を追って (知恵の森文庫)森下 典子