しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2017念10月に読んだ本

2017-11-18 09:36:08 | 日記

読んだ本の数:19
読んだページ数:2256
ナイス数:187

なんにもせんにん (チューリップえほんシリーズ)なんにもせんにん (チューリップえほんシリーズ)感想
先日、鈴木出版さんの「絵本の学校」で著者の石川えりこさんのお話を聞きました。「ボタ山であそんだころ」は石川さんの出身地の炭鉱の町のおはなし。「あひる」は石川さんの体験をもとに書かれたもの。作者が読んでもらうと気持がよく伝わるね。「流木のいえ」は表紙に入れる文字の形や配置に何十回もの検討を重ねた事を話して下さった。ご本人はとても明るく笑顔のすてきな可愛い方。「つくし」に詳しくて100個位つくしについて語れるそう。つくし図鑑を出したいそうです。この本は1~2年前の絵本の学校のおみやげで頂きました。
読了日:10月30日 著者:唯野 元弘
大造じいさんとガン (偕成社文庫3062)大造じいさんとガン (偕成社文庫3062)感想
昨年、椋鳩十について5年生にブックトークをしました。鳩十の本は既にたくさん読んでいて、何故借りてきたかと言うと、5年生の朗読指導の依頼があったからです。昨年色々調べた事でわかったのは、挿絵について。この本もそうだけど、大造さんがお爺さんに描かれている。これはおかしいのです。「まえがき」には72歳の大造爺さんが35~6年前に出会ったガンの残雪との話をしてくれたとあるので、その当時の大造は37~8歳のはず。それなのに老人の絵になっている。「まえがき」を外すのならわかるけどね。朗読する時、このポイントをどうする
読了日:10月29日 著者:椋 鳩十
お皿のボタンお皿のボタン感想
2007年11月刊。絵も、たかどのほうこさん。とにかく可愛らしいおはなし。お皿に集められたボタン達。ついていた洋服や職業で、ボタン達にもランクがあって、ボタンの種類によって性格が決まってくる。「なぞの黒岩ジョー」がいいね。大女優の衣装についていたホワイト夫人がニヒルでいい感じ、他のボタン達もかっこいいと思っていたジョーはぬいぐるみの鼻だった、ガックリ、という話。ホワイト夫人の他、船長、豆姉妹、すえっこ同盟、スミレ嬢、はりきりとっつあん、みんないいボタン人生を送ってね。
読了日:10月29日 著者:たかどの ほうこ
ふしぎの時間割 (偕成社おたのしみクラブ)ふしぎの時間割 (偕成社おたのしみクラブ)感想
1988年7月刊。2001年4月6刷。絵も岡田淳さん。小学校の朝から1~6時間目、放課後、暗くなりかけて、夜、の10個の不思議な話。最後のお話は普通っぽかったけど。学校には色々な不思議があるから、こんなこともあるかもねえ。印象に残ったのは「夢見る力」。自習中に入ってきたおばあさん。夢見る力を吸い取ろうとしている人が設置した装置を破壊する為に皆の力が必要と言う。目を閉じ、口を閉ざして理科室へ行かねばならないが、それを破ると石になってしまう。6年生の光男は友人が次々と石になる中そのミッションをクリアするのだが
読了日:10月29日 著者:岡田 淳
おともださにナリマ小おともださにナリマ小感想
不思議なタイトル。その秘密はね、キツネの学校の生徒が書いたから。入学したばかりの1年生のハルオはいつもとは違う道かなと思いつつ着いたのは、ハルオの「やまびこ小学校」そっくりで、校長先生も生徒もみんなそっくりのキツネの学校だったのです。本物とすこーしずつ違う小学校。ある日のこども達の下駄箱にはキツネ達から「おともださにナリマ小」という手紙が入っていました。そして先生にも(はっぱの)お手紙が。感動的なのは先生がすぐ、授業をやめて、キツネの学校へ遠足に行った事。おかしな手紙を受け入れ、生徒の話に耳を傾け、すてき
読了日:10月29日 著者:たかどの ほうこ
こども電車こども電車感想
2010年12月刊。挿画も岡田さん。やはりまずは賢治の「銀河鉄道の夜」が頭に浮かぶけど、「こども電車」にはバリエーションがたくさんあって、恐竜ランド、海行き、お菓子の国、メルヘンの国、おしゃれの国、とにかく自分が望むどこへでも行けちゃうのです。そしておもいっきり遊べる。夜9時前に寝る事が条件で、誰でも電車に乗れるのです。夢の中だけどね。5年1組の慧、大樹、転校生の遼、美咲、玲奈、愛、そしてクラスのこども達の友人関係が交錯していく。最後には全員が電車に乗って誤解が解けて愛も助かり、良かった。
読了日:10月29日 著者:岡田 潤
ねこが見た話 (福音館創作童話シリーズ)ねこが見た話 (福音館創作童話シリーズ)感想
惹かれる本てあるよね。どうしてもまた読みたくなっちゃった。2話目は「もちつもたれつの館のまき」。お金持の社長さんの大邸宅の7つの部屋のおかげで6人の風来坊は快適に暮らせる。3話目は「おかあさんのいすのまき」。古道具屋でついでに買ってきたいすは、お母さんが座って子に語ると、その言葉がすべて真実になるのだ。4話目は「天国か地獄か?のまき」。天国行きか地獄行きかを決める係官の前で「天国じゃなく地獄へ行きたいんだ!」ともめるばあさん。実はネコも一緒に死んで、長椅子に座り、順番待ちをしているのだ。最後のオチがいい!
読了日:10月28日 著者:たかどの ほうこ
カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと (岡田 淳の本)カメレオンのレオン つぎつぎとへんなこと (岡田 淳の本)感想
2011年6月刊。絵も岡田淳さん。学校に現れる「オバケ」は色々な動物に姿を変えて子ども達や先生を驚かす。カラスノエンドウやボールが巨大化したり、カエルの侍、トリケラトプス、クジラ、ワニなどにも変身。いたずらは学校だけにとどまらず近所の家々にまで広がり、だんだん手が込んだものとなる。そのうちにタクシーの運転手さんがオバケに驚いて事故をおこすという笑い話で済まなくなる事態となり、それを救ったのが、小学3年生のアリサだった。さてオバケの正体は?そしてオバケが嫌いなものは何だったのか?校庭のクスノキから現れた探偵
読了日:10月28日 著者:岡田 淳
花のれん (1985年) (大活字本シリーズ)花のれん (1985年) (大活字本シリーズ)感想
普通の版がないので仕方なく借りる大活字本。上下の2冊。 今から30年も前に3200円とはかなりの高額。 限定500部です。NHK朝ドラ『わろてんか』は吉本興業の創始者、吉本せいの生涯が原作ですが、1958年に山崎豊子が書いた『花のれん』も、「せい」がモデルです。 『花のれん』は映画化やドラマ化されていますね。 生い立ちなど真実に近いのは、こちらの方ですね。「吉本興業ヒストリー」も興味深いです。こちら⇒http://www.yoshimoto.co.jp/100th/history/
読了日:10月20日 著者:山崎 豊子
七五三だよ 一・二・三七五三だよ 一・二・三感想
なかなかない七五三の絵本。長野さんが昨年(2016年)10月に刊行。絵が可愛くて気持ちがうきうきするね。5年生に読んだ。「みんなの七五三を思い出してね。次は成人式だよ。」と。リアル年齢に読むにはちょっと説明が長いかな。着物の着方、千歳あめの由来など。家族総出で前日からの準備、当日の慌ただしさ、終えたあとの家族でのごちそう、生まれたころのアルバムを見て、と一日が丁寧に描かれて好感が持てる絵本です。我が子の七五三を思い出します。
読了日:10月20日 著者:長野ヒデ子
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん感想
5年生のクラスで読む。真ん中あたりから「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんの・・・」と延々と続く部分をどう読むかが問題で、10回位読んでから「以下省略」と言って省いたのだけど、なんか面白くないなあ。10年ほど前に読み方が面白い人がいて、ゲラゲラ大笑いしたのだけれど、私が読むといまいち。スミセイおはなし広場の候補にと選書するもパス。お話は、自分の祖先を考えるいいはなしです。
読了日:10月20日 著者:長谷川 義史
悦ちゃん悦ちゃん感想
読んだのは9月。NHKTVドラマ『悦ちゃん』を観て、『娘と私』を読了して、それからこの『悦ちゃん』へ。 図書館では「大活字本」しかなく、借りたのだけど、読みやすいね。 重いのが難点なるも、どんどん読み進めるので気持ちがいい。
読了日:10月20日 著者:獅子文六
ひっこし (おはなしなーに)ひっこし (おはなしなーに)感想
1991年発行。26年前のものなので、倉庫の匂いがする。中国の昔話らしい。3軒並んだ真ん中の家のウサギ目線で描かれる。隣のブタは掃除が嫌いでごみだらけ。ゾウはきれい好きだけど、掃除の仕上げに池の水を撒くので大迷惑。ふたりとも早く引っ越さないかと願っていたら、ついに2軒とも越すことになり、ウサギは大喜び。・・・ところが、ブタとゾウは家を入れ替わっただけ。でも、家が変わったら、ブタもゾウも気持や態度も変わって、良くなったのである。これはなんだろう、何かの教訓か?
読了日:10月15日 著者:夏目 尚吾
だれかな?だれかな?―どうぶつのもよう (年少向写真かみしばい―どうぶつとあそぼ!)だれかな?だれかな?―どうぶつのもよう (年少向写真かみしばい―どうぶつとあそぼ!)感想
身体の模様でだれかを当てる写真紙芝居。書店で幼児(4歳~)に読む。トラ、シマウマ、キリン、パンダ。すぐわかるのもわからないのもあるね。幼稚園以上向け。写真ははっきりしてきれいです。
読了日:10月15日 著者:中村 翔子,内山 晟
たべたいなたべたいな (乳幼児かみしばいいないいないばあ)たべたいなたべたいな (乳幼児かみしばいいないいないばあ)感想
色がはっきりして、あざやかで可愛い。幼児向けの紙芝居。「これはなーに?」「たべてるのはだーれ?」と当てっこできる参加型。りんごがくまで、バナナがさる。うんこれはまあまあ。クッキーを食べているのがアリ、というのがふ~んだね。最後に赤ちゃんが食べているのはプリン。すぐ見せないで「ぷるぷるしてるものだよ。」とか質問したりして演じ方に工夫すると話を引き延ばして楽しめるかな。
読了日:10月15日 著者:いのうえ 栄
おおきなぼうし (おはなしなーに)おおきなぼうし (おはなしなーに)感想
ぞうさんのぼうしがあまりに大きいので、みんなはくすくす笑うのですが・・・。雨が降ると傘になり、荷物を運ぶかごになり、赤ちゃんのゆりかごになり、ボートになっておぼれているねずみさんを助けたりもします。みんなの役に立っているんだね。
読了日:10月15日 著者:木曽 秀夫
なにひっぱってるの (おはなしなーに)なにひっぱってるの (おはなしなーに)感想
カメさんがひっぱっているひもを、ウサギさんが「なにひっぱってるの?」と聞きます。「いいものひっぱてるんだ。」「じゃ、わたしにもひっぱらせて。」タヌキもクマもキリンもゾウもあとからひっぱります。ヨイショ、ヨイショ。さてみんあがひっぱってきたものは何だったのでしょうか。心がほんわか温かくなる紙芝居。今は秋ですが、野原の景色から、春に読みたいな。
読了日:10月15日 著者:阿部 恵
祈りの幕が下りる時祈りの幕が下りる時感想
2018年1月27日に映画が後悔されるので、読んだ。「新参者」シリーズは日本橋、人形町が舞台というのが気に入っていて、日本橋は好きな街である。加賀恭一郎は阿部寛のはまり役であり、本を読んでいても阿部さんの顔がイメージで浮かんでくる。加賀の失踪した母親の百合子さんが事件にからんできて、その生い立ちが明らかになる。人の良い押谷道子は何故殺されなければならなかったのか、昔の友人である女性演出家の壮絶な過去、父娘の絆、緻密な捜査と卓越したカンで、最後にはすべてが繋がっていくという東野さんはさすがである。
読了日:10月11日 著者:東野 圭吾
新潮日本文学〈24〉獅子文六集 (1973年)新潮日本文学〈24〉獅子文六集 (1973年)感想
『娘と私』獅子文六。 昭和の流行作家の小説はさすがに面白い。 特にこれは自伝的小説であり、『悦ちゃん』のお話も、ここから生まれた。 獅子文六の娘さんの本名は巴絵さん。(小説では麻理) 大正14年の生まれ。ご存命なのでしょうか。フランス人のお母様は亡くなり、文六さんはシズ子さんと再婚。 戦争を挟んで3人で暮らし、シズ子さんが亡くなった翌年の58歳で文六さん、再々婚して、長男が生まれています。獅子文六さんの本名は、岩田豊雄。獅子は百獣の王ライオン。文六は、「文豪(文五)」の上をゆく、とう意味からだそうです。
読了日:10月06日 著者:


2017年6月に読んだ本

2017-07-09 23:46:17 | 日記

読んだ本の数:1
読んだページ数:314
ナイス数:33

残月 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)残月 みをつくし料理帖 (ハルキ文庫)感想
8冊目。小松原さまとの結婚を選ばず、料理の道を進む澪。 納得いかないなあ。
読了日:06月07日 著者:高田 郁

 

 

 今月は1冊!?

いえいえ、そんなはずはありません。

登録していなかっただけです。

7月分として、登録します。


2017年5月に読んだ本

2017-06-21 13:55:39 | 日記

5月の読書メーター
読んだ本の数:16
読んだページ数:3183
ナイス数:104

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))感想
なんてもう、イライラするんだろう。やっぱり澪ちゃんは想い人の小野寺様をあきらめちゃうのねえ。私だったら絶対に小野寺様のもとに行くのに。周囲の人たちの事を考えてしまいすぎなのよ。それにしても、次から次へとどうしてこうもまあ色々な出来事が起こるんでしょう。澪の舌が精神的なことが原因できかなくなったり、又次さんが亡くなるなんて。辛いこと多すぎ。澪が本当に幸せになれるのか、野江ちゃんことあさひ太夫が苦界から出られるのか、次が待ちきれない。
読了日:05月27日 著者:高田 郁


てのりにんじゃてのりにんじゃ感想
5月と6月は「忍者月間」。蔦谷書店には忍者衣装で参上してこの本を読んだよ。小学校では5年生、1年生他各クラスで読んで、それぞれ、指忍者手袋をして、指忍者の手遊びをして、変形手裏剣をみんなにあげたよ。これ1冊で15分楽しめちゃうね。「忍者クイズ」も好評でした。
読了日:05月20日 著者:山田 マチ


青いミステリー (5分後に意外な結末)青いミステリー (5分後に意外な結末)感想
色々な所からの世界の小噺を日本人がまとめているので、知っている話もあり。
読了日:05月20日 著者:

 


赤い悪夢 (5分後に意外な結末)赤い悪夢 (5分後に意外な結末)感想
ショートショート。
読了日:05月19日 著者:

 

PTAグランパ!PTAグランパ!感想
これもNHKドラマを観ての読み終了。最後がどうなるか、ドラマを待っていられないのです。最初はPTAのあるある系ごたごた人間模様かと思いながら読んでいたのだけれど、いや、これは「家族」の話なのだとわかってきた。それぞれの家族にはそれぞれの悩みがある。PTA活動を通して、精神的に成長する物語なのだ。担任の先生の裁判はどうなるのだろう。雅恵は最初は「お局さま」的なこうるさい人かとおもっていたら、心底PTAや子ども達の事を心配する素晴らしい人だった。
読了日:05月11日 著者:中澤 日菜子


この世にたやすい仕事はない

この世にたやすい仕事はない感想
ドラマが面白いので本も読了。一番面白かったのは「バスのアナウンスのお仕事」。これ、私もやってみたい。江里口さんは一体何?彼女が吹き込んだテープを消去すると、そのお店がなくなってしまうという不思議さ。最後まで正体が明かされないのが残念だけど、まあ、世の中には変わった仕事があるものです。「大きな森の小屋」の仕事もちょっと興味をそそるね。 原作とドラマは設定とか多少違うけど、両方を知ることにより、面白さが倍増するのである。
読了日:05月11日 著者:津村 記久子


山田商店街山田商店街感想
とにかく面白かった。 「だるま食堂」が一番おもしろい。 天然だるまを捕獲して、茹でたり切ったり・・・想像すると不思議な世界である。
読了日:05月10日 著者:山田 マチ

 


今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
読了日:05月01日 著者:高田 郁

 

 


あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)あの頃の誰か (光文社文庫 ひ 6-12)感想
他の文庫などに載っていない小説ばかりを集めている。 一番興味深かったのは『秘密』の原型の『さよならお父さん』。以前からあたためていたお話だったのね。読めて良かった。
読了日:05月01日 著者:東野 圭吾

ふたつの家のちえ子 (児童図書館・文学の部屋)ふたつの家のちえ子 (児童図書館・文学の部屋)感想
公文の推薦図書なので図書館でリクエストしたら、思ったより分厚かった。 お父さんが入院した為に祖父母の家に預かられたちえ子。 祖父が亡くなって、本来の自分の家に引き取られる。 丘の上の小さな電気も水道もない家で他の4人のきょうだいと暮らすことになる。祖父母の家のが幸せだったのになあと思ったけれど、小学校の先生をしているお母さんの頑張り、きょうだいで協力して暮らす様子に感動した。こうやってちえ子は家になじんで大きくなっていくんだね。素晴らしいお話だった。
読了日:05月01日 著者:今村 葦子


心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)

心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)感想
澪ちゃんはどうして、いい話を断ってしまうのでしょう。 まっしぐらな料理の道はわかるけど、もっと可能性を追い求めてほしいとイライラ。
読了日:05月01日 著者:高田 郁

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
読了日:05月01日 著者:高田 郁

 


ばけこちゃんのおべんとう (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)

ばけこちゃんのおべんとう (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)感想
おなじみのばけこちゃんとほねこちゃん。
読了日:05月01日 著者:苅田 澄子


ふってきました (講談社の創作絵本)

ふってきました (講談社の創作絵本)感想
何度も読んできた本だけど、登録していなかった。
読了日:05月01日 著者:もとした いづみ

 


一ねんせいになったら (絵本のおもちゃばこ)一ねんせいになったら (絵本のおもちゃばこ)感想
1年生に読んだ。 みんなで歌ったよ。
読了日:05月01日 著者:

 


どうぶつしんちょうそくてい (アリス館のよみきかせ大型絵本)どうぶつしんちょうそくてい (アリス館のよみきかせ大型絵本)感想
大型本でおはなし会、小学校で読んだ。 動物の身長を言うと、こども達は自分と比べて、大きいとか小さいとかいっていた。
読了日:05月01日 著者:聞かせ屋。けいたろう


2017年3月に読んだ本

2017-04-12 11:43:33 | 日記

読んだ本の数:17
読んだページ数:1822
ナイス数:170

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7ふしぎ駄菓子屋 銭天堂7感想
紅子さんと天獄園の怪童との勝負。相手にしなければいいのになあと思うんだけど、たたりめ堂との対決に闘志を燃やす紅子さん。銭天堂のが勝つに決まってると考えるも意外なつ結果に。私だったら、どっちの商品を選ぶだろう。運がよくなるも悪くなるも自分次第、正しい選択眼をもちたいものです。まだまだ続きそうで、8巻が待ち遠しいです。
読了日:03月22日 著者:廣嶋 玲子


ふしぎ駄菓子屋 銭天堂6ふしぎ駄菓子屋 銭天堂6感想
迷うことなく購入。小学校の図書室に購入してもらうようお願いして、私の「おすすめ本」として廊下に推薦文を張り出し、本の掲示をしてもらいました。
読了日:03月22日 著者:廣嶋 玲子

 


いっしょにうたって!―たのしいうたの絵本いっしょにうたって!―たのしいうたの絵本感想
知ってる歌がいっぱい。練習して歌おう。おはなし会でのつなぎに便利。
読了日:03月22日 著者:

 


フルーツジュースやさん (教育画劇のかみしばい)フルーツジュースやさん (教育画劇のかみしばい)感想
参加型紙芝居。どのジュースを選んだのかな、みんなどのジュースが好き?こども達の好きなジュースだから、みんなよく答えてくれるよ。木版画の絵は不思議なタッチです。
読了日:03月22日 著者:村田 エミコ

 


おには うち! (ピーマン村の絵本たち)おには うち! (ピーマン村の絵本たち)感想
節分の日に1年生のクラスで娘が読みました。可愛い鬼くんは、きっと人間の世界が珍しくて様子をみにきたんだね。校長先生の粋な計らい、優しさが余韻を残します。
読了日:03月22日 著者:中川 ひろたか

 


あっぱれ ぱんつあっぱれ ぱんつ感想
2月のおはなし会、小学校でも読んだ。身体とパンツの模様が同じ。そうか、動物ってパンツをはいてないわけじゃないのね~。皆に最後の言葉「ぱんつあっぱれ!」を一緒に言ってもらいました。
読了日:03月22日 著者:きたやま ようこ

ふうちゃんのおつかい (教育画劇のかみしばい)ふうちゃんのおつかい (教育画劇のかみしばい)感想
参加型紙芝居。買い物に行くふうちゃんと並んでいくつかの野菜があるけど、はたしてふうちゃんの買うのは何か、あててもらう。紙芝居の舞台を使わずに演じるタイプ。絵が少しずつスライドしていって2枚をつなげると答えがわかる仕組み。2月のおはなし会で唯葉ちゃんにやってもらいました。
読了日:03月22日 著者:久住 卓也


おりょうりだいすきエプロンさん (年少向けおひさまこんにちは)おりょうりだいすきエプロンさん (年少向けおひさまこんにちは)感想
エプロンさんが何作るのかなあ。子どもの好きな食べ物系紙芝居。2月のおはなし会でアシスタントの唯葉ちゃんに読んでもらいました。
読了日:03月22日 著者:いちかわ けいこ


あんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうたあんたがたどこさ―おかあさんと子どものあそびうた感想
おはなし会では低年齢、特に1歳2歳やそれ以下の赤ちゃんばかりだと読む本に困ってしまい、お母さんと一緒に遊べる手遊び歌などをするしかない。この中からチョイスしてもいいし、全部やってもいいし、つなぎにはぴったりの本です。お助け本!
読了日:03月22日


ゆうくんだいすき (ともだちだいすき)ゆうくんだいすき (ともだちだいすき)感想
これも3月のおはなし会用に用意するも読まなかった紙芝居。ゆうくん大好きな犬や猫やいろんなものがゆうくんを追いかけてきて、きてほしくないこわーいあんなものまでついてきちゃう。うれしいような、迷惑なような・・・でもみんなに好かれるっていい事だよね。
読了日:03月22日 著者:内田 麟太郎


あーんしてははは (年少向けおひさまこんにちは)あーんしてははは (年少向けおひさまこんにちは)感想
今月(3月)のおはなし会用に用意したけれど、年齢層が低くて読まなかった。来月かさ来月、虫歯予防デーに向けて読みたい。金魚には歯がない、うんうん、それは知ってるけど、のどに歯があるとは知らなかった~。
読了日:03月22日 著者:よこみち けいこ


あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)感想
五鈴屋五代目徳兵衛、惣次の嫁となり、四代目と違い、商売熱心で、幸に「一緒に商いを考えてくれ」という惣次とは理想的な夫婦と思われたのに・・・、ああまだまだ幸の苦難は続く。当時としては画期的な宣伝戦略を考えるあたりは現代にも通じる発想である。浮世草紙への広告、オリジナル傘、絹織産地を作り出すアイデアは幸の聡明さゆえである。けれど聡いが為に惣次からうとまれてしまう。この先どうなるのか、戦国武将のように商いに勝ち抜いていくのか、早く続きを読みたい。
読了日:03月22日 著者:髙田 郁


皇族・華族古写真帖―明治・大正・昭和の肖像 (別冊歴史読本 (92))皇族・華族古写真帖―明治・大正・昭和の肖像 (別冊歴史読本 (92))感想
公開されている皇族の写真はいずれもどこかで見たことのあるものばかりであるが、範囲の広い皇族・華族の写真をこれだけ集めてあるのは興味深い。一般庶民としては縁のない世界であるけれど。結婚は家と家との繋がりで、本人の選択権はない。ここに収められた写真はみな正装の改まったものばかりなので、もっと日常の生活の写真が見たかったな。図書館の返却本から借りてきたけど、皇族に関心のある人がいるようで、最近の返却本コーナーに皇族関係の書籍が多くあり。自分でこの本を発見することは多分ないので、いいチャンス。
読了日:03月18日


あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)あきない世傳金と銀〈2〉早瀬篇 (ハルキ文庫)感想
1巻をよんでから早や1年。2巻目も期待を裏切らない面白さ。大阪の商いのこと、ヒロイン幸のけなげなさ、読むのをやめられない。読者の「こうなったらいいな」の通りに展開していく痛快さがいいね。 惣次に望まれた幸は今後どうなる? これは図書館で借用だったので、3巻はすぐに買って読みます。
読了日:03月18日 著者:高田 郁


雪冤雪冤感想
すごく重いテーマでした。死刑執行について深く考えた事はなく、単純に悪い事をした(特に殺人)人は死刑になって当然と考えていたから。この本にはそれでいいのか、被害者の家族はそれで救われるのかという論理がしつこく語られる。この小説では、犯人は冤罪であり、それが読者にわかっていながら死刑執行されてしまうというもどかしさ。後の選評にもあったけど、たくさんの仮説が論じられ、そうなのかとおもうと違っているという裏切りが多々あるのが難点。結末としては、うーんなんだかややこしくて納得いかないなあ。
読了日:03月18日 著者:大門 剛明


山本周五郎小説全集 1―日本婦道記山本周五郎小説全集 1―日本婦道記感想
『日本婦道記』全集版で読んだ。読書会で宮内さんが号泣したというので、気になって図書館で借用。昭和56年4月刊26刷。江戸時代の武家の女性の婦徳の短編集。昭和18年1月から19年8月まで「婦人倶楽部」に連載されたもの。自分を抑え、家の為、夫の為、親の為に尽くす無償の愛は素晴らしく、涙を誘う。テンポの良い展開と起承転結のしっかりした筋立てに小説にはまり込んで読んでしまう。『糸車』『二十三年』がよかった。ここに登場する女性たちは、我慢をして尽くすけれど、強制されたものではなく、自ら選んだ道であり、(続きあり)
読了日:03月07日


花葵―徳川邸おもいで話花葵―徳川邸おもいで話感想
20年位前に『徳川慶喜家の子ども部屋』榊原喜佐子著を読んだけれど、これは徳川宗家、徳川家達の孫、保科順子(ゆきこ)とその姉達の回想録である。父は徳川家正(宗家17代)。外交官である父はほとんど不在で、祖父母の影響を強く受け、育つ。近親が語る思い出は、家庭のなかでの家達の姿がよくわかる。幕府がなくなったあとの徳川家の人びとはどういう生活をしていたのか、非常に興味深い。江戸城から出たとはいえ特権階級だから、貴族院議員や赤十字社長、その他要職を得ているけれど努力もしているのだというのがわかる。
読了日:03月01日 著者:保科 順子


2017年1月に読んだ本

2017-02-25 15:51:06 | 日記

今月は画像がなし。(何故か貼り付けられず)

20冊の読了、登録です。

 

1.マルセル・プルーストの超長編をコミック化してフランスで出版したもので、10万部も売れたそうです。繊細で緻密なプルーストの本を読むのはしんどいけれど、コミックなら読めるかと挑戦。字が小さくて、登場人物も多くて、コミックでも苦戦しました。巻頭に人物の相関図があるものの、字を読むのが精いっぱいで、語り手と両親、祖母、レオニー叔母、フランソワーズ、スワン、ジルベルト以外は区別がつかない。眠れぬ夜に思い出す子ども時代のあれこれが描かれているのだけど、一番読みやすかったのが、第3部「土地の名ー名」でした。

失われた時を求めて フランスコミック版 スワン家のほうへ   マルセル・プルースト

 

2.12月のおはなし会で読んだ。これは、マナーの本なんだねえ。まともに考えてもわからない。子ども達にも正解はなかなか出ないけど、思いがけず、正解してしまう子もいたよ。マナーとして考えるとなるほどなあと納得。センダックの絵はなんともいえない味わいがある。

そんなとき どうする? (岩波の子どもの本) セシル・ジョスリン

 

 3.昨年単行本になった、「まあちゃんシリーズ」の新しい本。12月のおはなし会で読んだ。おかあさんに作ってもらったエプロン中のハンカチが、動物たちにとられて、代わりのものになっている。読者にはみえていて、まあちゃんにはわからない、というところがみそ。まあちゃんも動物たちも、お互いによかったね。

まあちゃんの すてきなエプロン (こどものとも絵本) たかどのほうこ

 

4.図書館へ絵本を探しに行って、目にとまった。1995年刊だから20年以上前。 昭和が終わる頃、児童館の昭和展で5年生の一也は、ある発見をする。それは、どの時代の写真にも、同じ人物、15〜16歳の少年が写っているのだ。 彼は一也と友人の未来の前に姿を現す。自分は特攻隊で墜落する時に、時空大明神のお守りで時間旅行が出来るようになったと言う。一也たちは、少年兵と共にタイムトラベルをして、戦争が起こらないように画策する。歴史は変える事ができるのか、永遠のテーマである。電車とバスの中で一気読み読了。

タイムトラベル―さまよえる少年兵 (創作児童文学館) 内田庶

 

 

5.英会話教室のキッズクラスで、クリスマス会に演じたよ。日本語版は10年以上も前に何度も使っていたけど、英語版は初めてなので、きっちり練習しました。幼稚園児と小学生、保護者の前だったので、日本語と英語の両方を読んだ。みんな、「ぽん!」で手をたたいてくれたよ。

みんなでぽん! 英語版  まついのりこ

 

 

6.12月に上下巻を読んだ。最後はスケールが大きくて、壮大なるファンタジー物語を読んだ印象。表紙絵のおかげでガラのイメージが確認できた。

悲嘆の門(下)   宮部みゆき

 



7.はじめの場面で読ませるねー。母が死にゆく傍らで窓の外を眺める女の子。ミステリーかと思ったらファンタジーっぽくてだんだん現実離れしてくる。

  悲嘆の門(上)  宮部みゆき

 

 

8.12月のおはなし会で読んだ。お面の下の顔は意外な動物や人なんだけど、ヒントが見えてるので、こども達はすぐ当てちゃうね。

 おめんです  いしかわこうじ

 

 

9.12月のおはなし会で読んだ。レトロな絵がなんともいえない味がある。大体は切ったらまる、なんだけど、切ってまるじゃないのもあったね。最後はなるほど、そうくるのか~。

 きったら、まる! (コドモエ[kodomoe]のえほん) 荒戸里也子

 

10.今月、田澤先生の講演を聞きにいくので、事前勉強。身体や精神の不調を訴える子ども達の原因はゲーム、TV、スマホ、パソコンなどのメディア機器であり、それを断つことで改善するという例が多数ある。これは大人でもいえる事であり、私は完全にメディア漬けである。大人の場合は仕事や人との付き合いもあるから、全く断つのは難しい。お医者さんなので、脳の関係が図で解説されている。にしまきかやこさんの絵が、手に取りやすくてグッド!

『メディアにむしばまれる子どもたち 小児科医からのメッセージ』

田澤雄作

 

 

 

11.切り絵。色がきれい。切ったらこんな風になるのとびっくり。言葉もリズムがあって読みやすい。年末のおはなし会で読んだよ。

 いちねんのりんご  菊地清

 

 

 

12.シンプルで、なるほどなあと納得の絵本。パンダが組み合わさるとおにぎり、くろぶちめがね、だるま、ちゅーりっぷ、などに見えるのだ。おはなし会でこども達に「おにぎりに見える?」と聞いたら「みえる~♪」。おぉ、こどもにもちゃんとわかるんだね。

パンダ ともだちたいそう (講談社の幼児えほん)  いりやまさとし

 

 

 

13.参加型の絵本で、子ども達に実際に押させたり、さわらせたりして遊びたい本。紙質がしっかりしていて、頑丈にできている。おはなし会で使うと、みんなやりたがるから、自分でクリックしたりする方がよいかも。タイミングなど、練習が必要。シンプルで美しく、グッドデザイン賞がとれるのではないだろうか。

まるまるまるのほん  エルヴェ・テュレ(作),たにかわ しゅんたろう (訳)

  

14.日本語と英語、両方読んだよ。「だっこして」の繰り返しだけど、だっこする人(動物その他)、だっこされる人(動物その他)がページごとにかわっていくのが変化だね。小さい子に向くと思ったけど、実際におはなし会で読んでみると、小さい子は飽きてしまい、小学生以上のがいいかも。中学生に英語の勉強がてら読むのもいいね。

 なんでもいいからだっこして!   きただてつや

 

 

15.酉年に、小さい子用として選書。これを小学生に読んでも答えてくれないと思うけど、幼稚園以下の子たち、もっと小さい子にはうける本だね。子ども達は、絵の中のひとつだけ違ったものにすぐに目がいく。「あかいとり」「あおいとり」「でぶっちょ(ほんとはまるいとりなんだけど)」などとすぐに答えてくれる。最後に鳥が羽ばたく場面は本をばたばたしながら子ども達に見せたよ。

  とりがいるよ  風木一人

 

16.まだ誰も感想書いてないねー。いい紙芝居だよ、これは。ろうるさんが作るパンは「走る馬」だったり「住むことのできる家」だったり、「ふたごの赤ちゃん」だったりする。おはなし会で子ども達は「え~、パンなのに何で動くの~。」「赤ちゃんは食べちゃだめ。」と言います。最後のシマリスさんの注文は「お友達を作ってほしい。」というもの。この紙芝居の感動は、この最後の場面なのだ。ろうるさんは、お友達でなく、何を作って持っていったのでしょうか。

  ロールパンのろうるさん (おもしろゆかいなたべもの紙芝居)

小山友子・作/絵

 

17.酉年なので選書。書店おはなし会、2か所で読む予定が、あまりに小さい子だけだったので読めずにがっかり。小学校で読むぞー。めんどりが卵を産む場所を探して歩くのだけど、なかなか安全な場所が見つからない。やっと見つけた場所はなんと(ネタバレですが)おもちゃのお家!お母さんが如何に子育てに苦労して気を使っているか、鳥も人間と同じだね。

  めんどりヒルダ  メリーウォーメル

 

18.昨年3月に発売と同時に待ちかねて購入。大好きな梶尾さんの新作。すぐに読メに感想を書けなかったのは、好きすぎて書きあぐねていたのです。すると4月に熊本地震が起こり、梶尾先生は被災され、お家が半壊状態、心配でした。でも、やっと落ち着いて新築され始めました。そして私もこの本を再読した次第。健志が自分の一生を杏奈に捧げるという気持は、傍からみると理解しがたくて、もっと違う生き方をすればよかったのになあと思うのです。けれど、どんな一生を送ったとしても後悔はつきもので、自分の思う通りに生きて良かったという最後の言葉には一理あり。でも、その為に哀しい思いをした人が何人もいることも事実。私が一番強く感じたのが「時の流れの無情さ」です。

 杏奈は春待岬に  梶尾真治

 

 

19.下巻になると読むスピードに加速がついたよ。さまざまな料理が出てきて、すごく参考になるね。小手先料理ってのもいい。この小説は、家族、夫婦のあり方がテーマだけれど、料理小説といってもいいくらい。メシを作ること、食べることが如何に大事か、メシで夫婦仲が戻ったり、生徒と絆ができたりする。読了後、猛烈に料理がしたくなり、しかもちょっと変わった工夫のあるものを作りたい!と思ってしまった。料理本としてキッチンに保存しておこう。

 ファミレス (下) (角川文庫)   重松清

 

20.昨年夏に、外出中、本持ってきてなかったので、書店に平積みのこの新刊文庫本を購入。 作者が重松清さんということ、半年後に映画化というので買ったのだけど、数ページ読んだまま、放ってあった。 ファミレスとあるのでファミレスの人間模様かしらと勝手に推測したけれど、内容は子育てが一段落した中年男性が、料理教室に通ったり、移動屋台をやったりという話。 もうすぐ映画が始まるので、再び読み始めた次第。最初はとっつきにくかったけど、料理教室スーパーエリカ先生が登場してから、がぜん面白くなってきた。

 ファミレス (上) (角川文庫)   重松清

 


2016年7月~9月に読んだ本

2016-11-03 19:06:48 | 日記

移動動物園

 

2016年10月に読んだ本

2016-11-03 19:01:59 | 日記

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:417ページ
ナイス数:102ナイス

こんや、妖怪がやってくる――中国のむかしばなしこんや、妖怪がやってくる――中国のむかしばなし感想
読んだ後、自分も娘も、小学校の子ども達も、みな「さるかに合戦」と似てると言います。出てくるのはたまご、ぞうきん、カエル、こん棒、火ばさみ、牛のふん、石のローラー達。一見弱そうなものが集まって力を合わせると恐ろしい妖怪も退治できるというお話。中国青海省の少数民族トゥ族に代々語り伝えられてきた物語で、そうすると、日本の話とどっちが先なのだろう。民話は世界中で似た話があり、人種は違えど同じ人間の気持や心や考える事は共通なのだなと思う。
読了日:10月19日 著者:君島久子

 


なんではしってるの? (年少向けおひさまこんにちは)なんではしってるの? (年少向けおひさまこんにちは)感想
はしっているのは、おとうさんにおじいさんにおかあさん、○○えんのみんな。みんな、それぞれ理由があるんだね。子ども達にはなんで走っているか、答えて貰います。お母さんがパンツを持って走っているのには納得。
読了日:10月19日 著者:得田之久


いもほりバス (チューリップえほんシリーズ)いもほりバス (チューリップえほんシリーズ)感想
数年前に購入したので登録していなかったです。今頃の時期によく読みます。作者の藤本さんのサイン入り。バスシリーズは楽しくて、これからハードカバーになる『おつきみバス』もなかなかよいです。
読了日:10月18日 著者:藤本ともひこ


バナーナ! (講談社の幼児えほん)バナーナ! (講談社の幼児えほん)感想
先日、作者の藤本ともひこさんの講座で、実際に読んでもらいました。バナナは日本語と英語で同じようですが、発音は「バナーナ!」なのです。1年生はケラケラ笑い、バナーナ!と言ってくれます。「オ―レンジ」や「トメィト」「ポティト」も日本語と発音が異なる言葉であるけれど、なぜか「バナーナ」はうけるのです。
読了日:10月18日 著者:藤本ともひこ


まえとあと―フラップブック はじめてのえいご (フラップブックはじめてのえいご)まえとあと―フラップブック はじめてのえいご (フラップブックはじめてのえいご)感想
これも1年生と6年生に読みました。1年生の方が英語も復唱してくれるし、先に英語を読むと日本語で答えてくれる。フラップブックなので、反対語がめくると出てくるしかけです。簡単な単語ながら、子ども達の前で読むとなると発音に気を使います。
読了日:10月18日 著者:メラニーウォルシュ

ひるねのね (こどもえほんランド)ひるねのね (こどもえほんランド)感想
ゆっくりのんびり歩くゾウの家族。食べ物や水を見つけるとお食事タイムになるけれど、赤ちゃんだけはいつもおっぱい。1年生は「おっぱい」の言葉にまだなじみがあるので、「赤ちゃんは・・・?」と聞くと「おっぱい!」と答えてくれるけど、6年生はさすがにその言葉は口にできないようです。年齢によって反応が違うのが面白い。
読了日:10月18日 著者:あべ弘士

14ひきのひっこし (14ひきのシリーズ)

14ひきのひっこし (14ひきのシリーズ)感想
小学校、おはなし会と英語版を読むのは無理そうなので、もともとの日本語版を図書館から借りてこちらを読みました。英語版でわかりにくいところがわかってよかった。このシリーズはとても好きなのですが、集団の読み聞かせでは、席の遠い子には絵が見えにくかったかもしれない。しかし、びっくりするのは、行き先も決めないでのお引っ越し。何か引っ越す理由があったのでしょうか。やっとみつけた住まいを、皆で力を合わせて快適な場所にしてしまう、すごいパワーに感心。引っ越す時にリュックしか持っていなかったのに家具まで揃えてしまうすごさ。
読了日:10月18日 著者:いわむらかずお

 


The Family of Fourteen On the Move 14ひきのひっこし・英語版 (The Family of Fourteen 14ひきのシリーズ・英語版)The Family of Fourteen On the Move 14ひきのひっこし・英語版 (The Family of Fourteen 14ひきのシリーズ・英語版)感想
先月、9月11日に、川越でアーサー・ビナードさんの講演会があり、ここで買ってサインしていただきました。私の名前をローマ字と漢字両方で書いてくれました。こども達に英語で読みたいけれど、ちょっとチンプンカンプンかもしれない。
読了日:10月18日 著者:いわむらかずお

 

 


大きなハードルと小さなハードル大きなハードルと小さなハードル感想
タイトルは主人公秀雄と妻光恵の話の連作で、何年後の話かは、娘の陽子の年齢でわかる。『美しい夏』では、まだ生まれていなく、『野菜鼠』では2歳8カ月。『大きなハードルと小さなハードル』では、5歳。『納屋のように広い心』では5歳2カ月。『裸者の夏』では6歳10カ月。娘がすくすく成長して、一見幸せな家庭にみえるのに、いつも幸福ではない。季節はいつも夏が描かれる。何を求めているのか、どうしたいのか、本人すらわからないもどかしさ。佐藤氏の小説の女性は常にしっかりしていて強い。後半は、高橋と文子の物語の連作。
読了日:10月18日 著者:佐藤泰志


2016年2月に読んだ本

2016-03-09 23:54:11 | 日記

なんといっても長野さんの絵の可愛らしさ、色の美しさがすばらしい。美しいものを見るというのは、それだけで心が安らぎ、笑顔になれる。大きいまると小さい丸が合体したり離れたり、動きのあるリズミカルなストーリーは、単純だけど楽しい。

 
ナイス! ★10 - コメント(0) - 2月24日
 
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可愛い絵の紙芝居なのに、画像がなくて残念。版画風の絵は、色も形もはっきりしてみやすい。てんとうむしもちょうちょも、カブトムシもカマキリもハチも、すぐわかってしまうので、めくったとたん、こども達は「ハチ~!」「てんとうむし~!」と叫びます。こういう、すぐわかるものが一番いいのです。
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ナイス! ★8 - コメント(0) - 2月24日
 
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 はい、またまた「みいちゃん」シリーズですね。老人ケア向けなので、昔懐かしい童謡がでてきて、一緒にうたいましょうとなっています。『一番はじめは一宮』というのを知らないので飛ばし読みしました。小学生、幼児相手に演じたため、こども達のしらない歌もあります。「せっせっせのよいよいよい」の手遊びは、紙芝居と別にやって、「ずいずいずっころばし」は前に居た子に手を握ってもらい、実際にやってみました。じっくり時間をかけて読んでいくのがいいのでしょう。ちょっと急ぎすぎちゃいました。
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ナイス! ★9 - コメント(0) - 2月24日 -
 
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 画像は「こどものとも」付録版ですが、読んだのはハード版です。からまったもしゃもしゃから一本ずつ取り出した紐がいろいろな動物の形に変化していきます。赤はぶた、緑はカバ。茶色はライオン、青はカメ、色と動物との関係性は?4年生のクラスで読んだら、茶色は怪獣とか他にも色んなものの名前を言ってくれて、想像力の広がりを感じました。最後のオレンジは、なぜか、ゾウ。掛け合いしながら、ゆっくり楽しめる本です。
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ナイス! ★11 - コメント(0) - 2月24日
 
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 1月から12月までの友達がやってきてぼくと遊ぶお話で、これを読むとしたら12月か1月かというところで今月チョイスした。でも結局どこのおはなし会でも小学校でも読まなかった。すっごく可愛い絵で、お友達全部、ステキなんだけれどね。文章も短くてなかなかいい。でも今回はタイミングが合わなかったかな。来年、いや、今年の12月に再チャレンジしてみよう。
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本谷有希子『異類婚姻譚』を読む為に図書館へリクエスト。単行本をリクエストするとものすごい待ちになるけれど、掲載誌だと、比較的早く手に入る。これが芥川賞受賞かという気持とやっぱりこの手なんだよねえ、という気持。内容が読みやすく、ストーリーにすんなり入れるのはいいね。どこにでもある日常生活風景が最後の場面で突然、おどろおどろしくなってしまい、旦那に何をしたのかは読者の想像にお任せという曖昧なる終わり方。白黒はっきりさせたい私にはもやもやが残る。主人公のサンちゃんの気持には同化できないな。
 
ナイス! ★9 - コメント(0) - 2月24日 -
 
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 毎年3月にはちらしずしを作るので、どれどれどんな作り方かいなと読んでみた。 小学生高学年女子ならこれを見て、きっと上手に作れることでしょう。シンプルな可愛い絵で、野菜の洗い方、切り方、煮方、味付けの分量まで懇切丁寧に教えてくれている。私は、椎茸は大好きだけれどかんぴょうが嫌いなので使わないし、れんこん(ハス)は、酢バスにしたり椎茸は大きいまま煮たり、とか色々やり方は違うけど、ここにある方法は簡単にできそうだね。裏表紙で、男子(パパと息子)が洗いものしてる姿がいい。
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ナイス! ★9 - コメント(0) - 2月14日
 
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 リクエストしたこの雑誌がくるまでに何ヶ月かかったことか。『火花』はとっくに文芸春秋でリアルタイム読了済み。文学雑誌は読みたい短編だけぱらぱらと読めるので好き。けど、『大きな助け』吉村萬壱は読んでいてむかむか感があり、読まなければよかったと思ってしまう。あ、楊逸さんだーと読んだ『ココナツの樹のある家』も嫌な話だった。自己中心的な女房に振り回される気の弱い夫。せっかく出来た子どもを中絶し、40近くなって不妊治療に付き合わされる。婿養子だから気を遣う毎日だけど、結果的にそうくると、読後感が悪くなってしまう。
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ナイス! ★8 - コメント(0) - 2月14日 -
 
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  20歳を迎えた人達に向けての推薦図書の中の1冊。これも、自分では選ばないけど、娘が読みたいというので図書館で借りた。長く人生やってきてると、この手のノウハウ本は色々読んできてるから特に目新しさもなく、借りてきたその日の帰りのバスの中で一気に読み終えてしまった。言葉とは口に出すとそれがその通りになるもので、だからポジティブな言葉を発するようにしようという事。「めんどくさい」「つまらない」「しょうがない」と言うのを辞める事。違う言葉に置き換える。響く言葉、和む言葉を使う。語尾まで丁寧に話せる人は美しいなどなど
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