しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

ALWAYS 三丁目の夕日

2006-01-04 23:25:16 | 映画

3cyoumenoyuuhi  暮れも押し詰まった30日に観て来ました。

 この画像は、竜之介とヒロミと淳之介3人でライスカレーを食べているところですが、いい場面です。

 昭和33年が舞台で、この映画作ったのがこの年代を知らないひとばかり、そして、綿密なリサーチの上で、CGで作られたセットというのが、「その時代っぽくありながらう~ん」という風景である。

 三丁目商店街の舞台となっているのが、港区虎ノ門あたりということで、港区生まれの私には、懐かしい風景なのだけれど。 歳がばれちゃうけれど、この年代には幼児期で、記憶はおぼろげ。

 でも、道路があんなに広かったかなあとちょっと疑問。

 とにかく懐かしいのは都電。

 昔の東京は、縦横に都電が走っていて、もちろん都バスもあるけれど、銀座にも新宿にも都電で行かれて、よく利用していました。 廃止直前には渋谷の学校まで、毎日乗っていたので、懐かしさがひとしおあります。

 サラリーマンだった父が、冬と夏のボーナスをもらうと、家族で銀座か新宿に行って、ご飯を食べてくるのです。 クリスマスには、必ず銀座に行ってローストチキンを買い、不二家でクリスマスケーキを買うというのが定番で、銀座のネオンが美しくて、印象に残っています。 

 帰りは、眠くなった私と弟の為、タクシーで帰ろうかということになり、家までタクシーに乗ってうとうとしていました。 

 東京タワーは、港区の誇りで、333メートルという東京いや、世界一のタワーは何かにつけて話題になっていたし、何度か遊びにいきました。

 氷の冷蔵庫、そしてその後の電気冷蔵庫、テレビ、洗濯機と家庭に入ってきたのはこの映画と同じ頃。 きっと一番普及率の高い時代だったのでしょう。

 映画を観ながら、過去のさまざまな事を思い出し、ノスタルジックな想いに浸りました。


『タッチ』

2005-09-18 15:34:15 | 映画
touch

あだち充作の、野球漫画。
野球漫画でありながら、朝倉南と上杉達也・和也の恋愛もからめた、青春ドラマです。
詳しいあらすじは、下記のサイトをみてね。
     ↓
http://contents.shopping.yahoo.co.jp/fair/touch/

 私は、実はこのコミックはよんでいないのです。
昔、TVアニメをときどきみていたという程度。
でも、アニメのテーマソング、岩崎良美歌う「タッチ」が好きで、今でもカラオケ行くと歌います。

 先週、娘と映画を観て来ました。
主演の長澤まさみも、斉藤祥太・慶太兄弟も、役にぴったりで、演技も上手でした。
この映画だけでも、感動します。
若いっていいなあ、もどれるものなら、もどりたい、あの甘酸っぱい、せつない気持ち、誰もが経験して、でも歳とるごとに、薄れていってしまうのです。
 もう一度、青春時代を経験したい、切実にそう思いました。