しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

川島キッズシアター

2009-11-05 17:18:52 | 行ってきました

劇    川島キッズシアター

                                                                                                                                                                                                                                                                  

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 11月3日(祭)、町民会館で、川島キッズシアターによる「にじいろのさかな」が上演されました。

 昨年に引き続いての2話目、「にじいろのさかな、しましまをたすける」というお話です。

 一番後ろで、手をあげているのが、しましまちゃん。

 サメに襲われたしましまちゃん、にじいろのさかな達が勇気を持って立ち向かい、見事追い払う、というお話で、ミュージカルタッチに出来ています。

 小学生のキッズ達は、身が軽いから、動きもしなやかで、ちいさな魚がひらひらと水の中で舞う様子が、よく表現されていました。

 舞台の写真を撮ろうとするも、みんなの動きが早すぎて、写せませんでした(>_<)ごめんね~。

 衣装もステキでしょう。

 サメ役は、先生。

 しましまちゃんの顔がわかるように、もう1枚。

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 12月12日(土)に、また町民会館で、この劇が上演されます。

 1話と2話の同時上演です。

 図書館のクリスマス会なので、他にも出し物があります。 ぜひぜひ、見に来てね~~~♪♪♪


ルリユールおばさん

2009-11-02 23:48:09 | 行ってきました

 JPIC読書アドバイザー講習会17期、第3回目のスクーリングの目玉ともいえる講義が、この『ルリユール実習』です。

 講師は岡本幸治先生(アトリエ・ド・クレ)。

 最初に1時間20分ほどの講義があり、ほとんどがプロジェクターのスクリーンに映し出されるヨーロッパの装丁本の歴史。

 後ろの席だったので、寝てる人が6~7人もいるのが見えてしまった。

私てきには、この講習は寝ないで頑張れました。

 特に、印象に残ったのが、フランスでは、出版と製本の業種が別個になっているという歴史があり、本は仮綴じのまま売られ、購入者が製本屋さんに持って行って、仕上げをしてもらう、という事。

 「ルリユール」というのは、フランス語でreliure 「装丁」とか「製本」の意味だけど、日本では「装丁芸術」というアートの世界で、後半のスライドはその「芸術的なる本」の装丁にへええ、これが本なの~~と驚くデザインのものが出てくる。

 絵本の「ルリユールおじさん」を読めば、ルリユールの何たるかが、わかります。

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いせひでこさんの水彩画は、素晴らしくて、ため息がでます。

理論社発行です。

これを読むと、本を大切にしたいという気持ちが生まれます。

 さて、次は、なんと「ルリユール実習」!

 私は、これが面倒で「やりたくなーい」と思っていたのです。

 PC作業は、ちっとも面倒でないのに、こういう工作は大の苦手。

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製本用の糸は、ロウびきして使います。

なかなか糸が通せず、やっと縫い終わって1冊完成。

次は2冊目。 これが難しい!

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JPICのスタッフや、JRACのスタッフがアシストしてくれるも、悪戦苦闘。

私は「ルリユールおばさん」には全く向いていません。

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 これが完成品。

 私のでなく、先生のです。

 私のは、時間がなくなり、未完成のまま、持ち帰る。

 一体、何人の講習生が完成できたのだろうか。

 地方から来ている人たちは、新幹線や飛行機の時間を気にしながら、大急ぎで荷物をまとめて帰っていく。

 「もう来年から、こういうの、やらない方がいいんじゃないですかー」とJPICのスタッフの方に言うと、「でも、人気があるんですよ」との事。