NHKドラマで、これを観て、壮大なメロドラマに感動。
戦争中、旧朝鮮人の木戸と朋子の大恋愛。
2人で密航したりして、何度も朝鮮と日本を行来きして、やっと終戦後に一緒になれたのに、三木は密入国者として、強制送還されてしまう。
国境に阻まれて、仲を引き裂かれるふたり。
恋愛は、障害があるほど、燃え上がるというけれど、この二人にも、そういう側面はあるかもしれない。
音信不通のまま、20年後に再会を果たして、互いの気持ちを確かめあう場面でほっとする。
人間は、いつも悲しい、いつも苦しい。 そして、時の流れは、人の心を変えていく。
当たり前のわかっている事で、そうして人間は、生きていかなければならないのだと、つくづく思う。