2011年12月11日(日)
来年小学校へ入学する園児達への式典、わが地域では『七つの祝い』と称して、1カ月遅れの「七五三の祝い」を公民館主催で行います。
ここの土地へ越してきて初めてこの式典の事を聞いた時は、とても不思議でした。
他の地域でこんな事やってるとこ、ある?
12月に「七つの祝い」なんておかしいよね、大体なんで公民館でやるの?
新入学児への説明会などは別の日に設定されているので、これは一体何なのだ、と思っていました。
地元の方に聞いた所によると「昔、このあたりは農家で貧しい家が多く、七五三のお祝いも満足にできなかった。だから公民館でやってくれるようになった。」のだとか。
今では各家で出来るようになっているけれど、その名残ということでしょうか。
式典は、まず公民館で神主さんを呼んで神事をとり行います。
その後、小学校の体育館へ移動します。
来賓は小学校校長・教頭・教育長・町議会議員・民生委員など。
式次第は、公民館長の挨拶から始まり、教育長・議員・民生委員・校長と続きます。
祝辞が終わると、教頭先生からひとりひとり名前を呼ばれます。
呼ばれた園児は「はい」と手を挙げて立ちます。
来年、待ってるからねという所で堅苦しい式が終わり、イベントとなります。
私は8年前からこのイベントの企画を頼まれて、自分で大型紙芝居やったり、本読みグループの仲間にペープサートやってもらったり、腹話術、手品、交通安全と伝手を頼っていろいろな方に依頼してきました。
けれど今年は種がつきてしまい、仕方ない、私がやろうと決意した次第です。
このブログへは、私のイベント中心に載せます。
向こう側に来賓、こちらは主催者側です。
園児達の緊張をほぐす為、校長先生が「手を頭、手を口に・・・」とやっています。
保護者の方々。
名前を 呼ばれて手を挙げ、起立します。みんな声も大きく元気です。
さて、ここからが私の出番。
公民館主事と「マルモリダンス」を踊ります。
私は主事にこのダンスの講習を4回しまして、なんとか格好がついた?かな。
最初は見ててね、と言って主事とふたりで踊ります。
もうすでに園児達の手が動いている。
次はみんなもやってね、と一緒に。
何も言わないのに、ちゃんとペアが出来ているのがすごい!
私は飛び跳ねてめいっぱい踊ります。
私が「芦田 愛菜」ちゃん、主事が「鈴木福」君というのはかなり無理な設定。
主事にはフエルトで作った青い蝶ネクタイをつけてもらいました。
体育館全体が見えます。
紙芝居にはみんなにたくさん答えてもらいます。
身を乗り出して見てくれています。
最後に千歳飴を持って、記念写真。
〈この日のプログラム〉
1. 「マルモリダンス」
2. 「シルエットクイズ」 「なかまはずれはどーれ?」
3. エプロンシアター「かえるの予防注射」
4. 紙芝居 『どっちだ?』
5. 大型絵本 『まどから☆おくりもの』
6. 絵本 『いちねんせいになったら』
7. CDかけて 「いちねんせいになったら」の歌を合唱
いつものおはなし会と同じ内容なのですが、大勢の来賓や保護者の前なので、緊張してしまいました。