親子読書会のメンバー7人で、「文学・歴史散歩」~雑司ヶ谷・早稲田地域~を歩いてきました。
和光市駅から20分で行かれるなんて、驚き。
こんなに近かったのね。
まずは、鬼子母神へ。
樹齢300年。えーと、何の木だったかな、後藤先生に説明していただいたのに、忘れてしまいました。
とにかく、古木が何本もあり、歴史を感じます。
樹皮がはがれてきているのは、まだまだ成長する木ですが、根元をコンクリートで固められ、家が建ち、たくさん踏まれるので、勢いは衰えていくのだそうです。
あいにくの雨で、境内はひっそり。
鬼子母神は、寛文4年建立。
安産・子育ての神です。
インドの夜叉神の娘で、多くの子を産みましたが、人の子を食ってしまう、凶暴な性格で、お釈迦様は、末の子を隠してしまい、それにより、悔い改めたそうです。
次は雑司ヶ谷霊園へ。
夏目漱石の墓です。
ここは10万㎡の敷地があり、多くの著名人が眠っています。
永井荷風・小泉八雲・小栗上野介・金田一京介・泉鏡花・竹久夢二・ジョン万次郎・島村抱月・サトーハチロー・羽仁もと子・大川橋蔵、などなど。
日本で最初の女医「荻野吟子」の墓。
この霊園は、3代家光の頃、薬草園であり、8代吉宗の時、御鷹場として、鷹狩りの鷹の飼育場所でした。
明治7年に東京市により、共同埋葬墓地となりました。
遺族のいなくなった墓は、一定期間が過ぎると更地になり、新たに募集が行われるらしいです。
うっそうとした木の茂る墓地には、それぞれ個性があります。
では、都電荒川線に乗って早稲田へ向かいます。
続きは次回へ。