しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

1月に読んだ本

2013-02-10 16:19:45 | インポート
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:1152ページ
ナイス数:46ナイス

つららがぽーっとん (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)つららがぽーっとん (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)感想
絵がすてき。ちょっとレトロな昭和の町のよう。雪国なんでしょうね。この辺ではつららは見ないから。こども達、つらら知ってるかなあ。
読了日:1月31日 著者:小野寺 悦子
だーれかな だーれかな (とことこえほん)だーれかな だーれかな (とことこえほん)感想
絵をみてるだけでにこにこしちゃう。この足跡はだれかなって、おはなし会の導入につかうのにぴったり。
読了日:1月31日 著者:カズコ・G. ストーン
ごろんご ゆきだるま (0.1.2えほん)ごろんご ゆきだるま (0.1.2えほん)感想
こないだ雪ふったから、雪だるま作った子もいるよね。こんな風に雪だるまが歩きだしたらゆかいだね。赤ちゃんから2歳位用。
読了日:1月31日 著者:たむら しげる
まかせとけ (はたらくくるま)まかせとけ (はたらくくるま)感想
男の子の大好きな働く車。ホイールローダー、オフロードダンプカー、クローラークレーン、カーゴトラック、セルフローダートラックなど知らない種類ばかり。こういうのがかっこいいんだよねー。家の息子は3~4歳の時、ゴミ収集車が大好きだった。
読了日:1月31日 著者:三浦 太郎
ぶたのいつつご (ぴよぴよシリーズ)ぶたのいつつご (ぴよぴよシリーズ)感想
高橋五山の名作ですが、演じるのにちょっと技術がいるね。うまくやらないと面白さがでてこない。
読了日:1月31日 著者:高橋 五山
りゅうになりたかったへび (1979年) (大日本ようねん文庫)りゅうになりたかったへび (1979年) (大日本ようねん文庫)感想
ヘビ年なので、それにちなんだ紙芝居。おじいさんとおばあさんは仲いいね。
読了日:1月31日 著者:松谷 みよ子,丸木 俊子
ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)
読了日:1月31日 著者:藤田 勝治
おにはうち ふくはそと (ひさかた傑作集 (5))おにはうち ふくはそと (ひさかた傑作集 (5))感想
6年生になら読めるかなと用意したけれど、読む機会がなかった。虎の皮のふんどしがお米に換えられるというのが面白いね。
読了日:1月31日 著者:西本 鶏介
14ひきのもちつき (14ひきのシリーズ)14ひきのもちつき (14ひきのシリーズ)感想
1月のおはなし会で読んだよ。私には誰が誰やら区別がつかない。お父さんもおじいちゃんも同じ顔。でも中2の唯葉ちゃんはわかるんだって。
読了日:1月31日 著者:いわむら かずお
あかたろうの1・2・3の3・4・5 (おにのこあかたろうのほん 1)あかたろうの1・2・3の3・4・5 (おにのこあかたろうのほん 1)感想
おかあさんの行き先を追って、つぎつぎに電話するあかたろう。最後に買い物を当てちゃうとこがいいね。干しブドウって、5粒でも買えるんだ。エビ入りカレーは美味しそう。電話機は古いね。ダイヤル式が懐かしい。1977年刊だからね。
読了日:1月31日 著者:北山 葉子
三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび感想
まだ登録していなかったかな。村山さんにお借りしました。何カ月も借りたままだから、早くかえさなくっちゃ。おっさん達、やっぱカッコいいねー。
読了日:1月31日 著者:有川 浩
まぼろしの町 ニルスが出会った物語1 (世界傑作童話シリーズ)まぼろしの町 ニルスが出会った物語1 (世界傑作童話シリーズ)感想
なんて美しい絵でしょう。「ニルスの不思議な旅」は読んだ事ないけど、このシリーズは6巻全部よむぞー。
読了日:1月31日 著者:セルマ・ラーゲルレーヴ
十二支のお節料理十二支のお節料理感想
お正月に読もうとおもったけれど、これは年末に読むのがいいね。それぞれの動物がお節を協力して作る。役割分担になるほどねえと納得。
読了日:1月9日 著者:川端 誠
どんぶらどんぶら七福神どんぶらどんぶら七福神感想
こどもにもよくわかる「七福神」。ひとりひとり紹介して、それがはっきりとした特徴のある素晴らしい絵なのだから、これは最高!
読了日:1月9日 著者:みき つきみ,柳原 良平
なーんだなんだ (あかちゃんの絵本)なーんだなんだ (あかちゃんの絵本)感想
前にもおはなし会で読んだけど、すーぐ答えがわかっちゃうのよねえ。最初の1ページで「パンダ!パンダ!」って。でも答えがすぐわかるところがいいのです。最後のおまけも可愛いね。
読了日:1月9日 著者:カズコ・G. ストーン
ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)感想
どうして「おにもうち」って言うようになったかという昔話。ここで出てくる鬼は村人を助けてくれるいい鬼なんだね。
読了日:1月9日 著者:藤田 勝治
おにはそと (こどものくに傑作絵本)おにはそと (こどものくに傑作絵本)感想
せなさんの本だけど、大判。ちびおにちゃんがこども達と友だちになって一緒に豆まきして、取り返しにきたお父ちゃんにまで豆投げちゃう。
読了日:1月9日 著者:せな けいこ/作・絵
だんだんのみ (てのひらむかしばなし)だんだんのみ (てのひらむかしばなし)感想
節分に読むのにぴったり。虫→かえる→へび→きじ→りょうし→おに、とだんだん飲んで、最後のオチが抜群!何人もの人にこの本紹介したら、大喝采!
読了日:1月9日 著者:長谷川 摂子
ゆたんぽくん (年少向けおひさまこんにちは)ゆたんぽくん (年少向けおひさまこんにちは)感想
どうして読書メーターは紙芝居の画像がでないんでしょ、プンプン。 赤ちゃん本舗で2回のおはなし会で読むも、だれも「ゆたんぽ」を知らないので説明が必要だった。アイスキャンデーやしろくまさんはあっためてほしくないよね。最後にたどりついたのは・・・。
読了日:1月9日 著者:おおたか 蓮
へんしんおんせん (新しいえほん)へんしんおんせん (新しいえほん)感想
「へんしんシリーズ」の最新刊。2012年8月刊。冬に読むのにぴったり。こんな温泉に入って若返りたいね~。
読了日:1月9日 著者:あきやまただし
つるのおんがえし (紙芝居むかしばなし 第 2集)つるのおんがえし (紙芝居むかしばなし 第 2集)感想
教育画劇の紙芝居。12月のおはなし会、書店で読んだ。同タイトルの絵本は数多くあれど、どれもこれも低俗で読むに堪えない。これはまともな内容。絵もいいね。助けた鶴はどのお話も美しい娘で、若い男だとお嫁さんになるけど、ここではおじいさんの話。
読了日:1月9日 著者:岡上 鈴江
まってるのだあれ (2012年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)まってるのだあれ (2012年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)感想
幼稚園児向け。幼稚園に行くと園長先生の他、お花や滑り台が待っていてくれる。最後は大好きなりえ先生。
読了日:1月9日 著者:いちかわ けいこ
よいしょよいしょよいしょよいしょ感想
おはなし会で何度読んだことか。舞台を使わない紙芝居。クリスマスだけでなくほかの季節でも使えるようにラストが何パターンもある。
読了日:1月9日 著者:まつい のりこ
こぐまのクリスマス (サンタクロース・シリーズ)こぐまのクリスマス (サンタクロース・シリーズ)感想
これも12月に読んだ紙芝居。サンタさんは白くまなんだね。
読了日:1月9日 著者:堀尾 青史
サンタさんはおおいそがし (サンタクロース・シリーズ)サンタさんはおおいそがし (サンタクロース・シリーズ)感想
12月に読んだ紙芝居。画像ないのね。
読了日:1月9日 著者:川田 百合子,都丸 つや子
世界の果ての国へ (安房直子コレクション)世界の果ての国へ (安房直子コレクション)感想
安房直子全集もこれで6冊目。あと1冊で全部読んだ事になる。どれもこれも引きこまれてしまう安房さんの世界。「鶴の家」「火影の夢」がよかった。巻末のエッセイもいつも楽しみ。
読了日:1月9日 著者:安房 直子

読書メーター

5月に読んだ本

2012-06-06 16:23:13 | インポート
5月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:1750ページ
ナイス数:12ナイス

のーびたのびた (あかちゃんかみしばいぱちぱちにっこり)のーびたのびた (あかちゃんかみしばいぱちぱちにっこり)
「のーびたのびた なーにがのびた」 いろいろ伸びるのを当ててもらう参加型紙芝居。
読了日:05月30日 著者:福田 岩緒
地震がきたらどうするの? (危機管理紙芝居シリーズ 2)地震がきたらどうするの? (危機管理紙芝居シリーズ 2)
今読むのにとてもいいのだけれど・・・。 地震の時、一番大事なのは「命をおとさないこと」 そのためにどうするか、危ないのはどこかとか、みんなに考えながら読んでいく紙芝居。 教訓的でなく、うまく扱って読みたいな。
読了日:05月30日 著者:赤木 かん子
しょいくらべ (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)しょいくらべ (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)
いやー、渋いお話ですなあ。 常雄と可奈子という老夫婦が主人公。名前のリアルさがいいねえ。 「ぼた木しょい」という木を背負うので、、どっちのが多く背負うかで競い合うのだけど、最後はなんとお目々がハートになるラブラブで終わるんですよ~。 読むのには演技力がいるね。 お年よりに読むのにぴったり。 でも子どもにも読んでみるよ。反応が楽しみ。
読了日:05月30日 著者:みんなの家,奥田 真美
おんぶおんぶ (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)おんぶおんぶ (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
こどもも昆虫も動物も、おんぶが大好き。 おんぶしてもらいたくなっちゃうね。
読了日:05月30日 著者:武鹿 悦子
大型絵本 はっぱのおうち (こどものとも年少版劇場)大型絵本 はっぱのおうち (こどものとも年少版劇場)
大型絵本、めっけ! 6月のおはなし会にぴったり。
読了日:05月30日 著者:征矢清
ほんとのおおきさ・なかよし動物園 (図鑑単品)ほんとのおおきさ・なかよし動物園 (図鑑単品)
他のシリーズはみんな読んだよ。 なかよしシリーズは小さい子が喜びそう。 フェレット・ヤギ・ヒツジ・ウシ・ブタ・ラマ・アルパカ・ウマ・ポニー・ロバ・モルモット・マーラ・ハツカネズミ・ウサギ・アヒル・ガチョウ・ニワトリ・ヒヨコ・シチメンチョウ。
読了日:05月30日 著者:
おなかすいたね、ペネロペ (ペネロペおはなしえほん)おなかすいたね、ペネロペ (ペネロペおはなしえほん)
動物たちがなにを食べるのか、みんなにあててもらうのにいいね。 かめがレタスを食べるとは、知らなかった。 2年生のクラスで読んだら、みんなよく知っていて、読む前に「さかな」「パン」「おにく」とか言ってくれちゃいました。
読了日:05月30日 著者:アン グットマン
ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本 3)ルルちゃんのくつした (あーんあんの絵本 3)
なくしたくつしたが「うさこがみみにはいたかな」「わんこがくびにまいたかな」というのは面白いんだけど、ほんとはくつしたはどこにあったのかがわからなくてモヤモヤ。 裏表紙にはちゃんとそろったくつしたの絵があり、一体どこから出てきたのって聞きたい!
読了日:05月30日 著者:せな けいこ
にこにこおかお (めんこいあかちゃん)にこにこおかお (めんこいあかちゃん)
赤ちゃん向け。 だるまさんの赤ちゃんはないてるけど、だるまさんのおとうさんもおかあさんもにこにこ。 読んでるこちらもにこにこしちゃうよ~。
読了日:05月30日 著者:とよた かずひこ
おりがみいちまいおりがみいちまい
ひぐちさんの絵本は『かみさまからのおくりもの』もそうだけど、優しいね。 折り紙を実際に作っておはなし会で使うといいね。 こども達に作ってもらうのもいいかも。
読了日:05月30日 著者:ひぐち みちこ
大型絵本 ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)大型絵本 ぼくのくれよん (講談社の創作絵本)
読了日:05月30日 著者:長 新太
萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)萩を揺らす雨―紅雲町珈琲屋こよみ (文春文庫)
読了日:05月26日 著者:吉永 南央
ものいう動物たちのすみか (安房直子コレクション)ものいう動物たちのすみか (安房直子コレクション)
読了日:05月14日 著者:安房 直子
ひとはどこまで記憶できるのか ―すごい記憶の法則― (知りたい!サイエンス)ひとはどこまで記憶できるのか ―すごい記憶の法則― (知りたい!サイエンス)
読了日:05月14日 著者:田中 真知
クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物クロックワークスリー マコーリー公園の秘密と三つの宝物
すごく楽しく読んだ。ふたりの少年とひとりの少女が主人公。
読了日:05月08日 著者:マシュー・カービー,平澤 朋子
ひとはどこまで記憶できるのか ―すごい記憶の法則― (知りたい!サイエンス)ひとはどこまで記憶できるのか ―すごい記憶の法則― (知りたい!サイエンス)
なんでも記憶してしまうというのはよくない。 人間は忘れるから生きていけるのだ。
読了日:05月01日 著者:田中 真知

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

2012-04-10 19:59:57

2012-04-10 19:59:57 | インポート

2012年4月8日(日)

 遠くのお花見スポットに行かなくても、家の近所にはいい場所があります。

 そのひとつ、緑地公園。

ここは桜並木にテーブルとイスが設置されていて、トイレも近いという抜群の場所。

一昨年に続いて、「町づくり研究会」のメンバーでお花見バーベキューをしました。

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 うーん、まだまだですねー。

 でも誰も上なんかみないで、お酒飲んで、食べていました

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 お疲れモードで笑顔でなく残念。

私は肉の買い出し。8人で1.7キロ。牛肉だけ。ロース・カルビ・モモ。

野菜を食べないといけないので、人参・長ネギ・エリンギ・ピーマン・玉ねぎも。

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 手前お二人はご夫婦です。

あとはご夫婦がもうひと組。

男性5人女性3人の8人です。

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 桜よりも、大輪の椿がやけに綺麗でした。


3月に読んだ本のデータがでました

2012-04-02 17:35:15 | インポート
3月の読書メーター
読んだ本の数:31冊
読んだページ数:2395ページ
ナイス数:30ナイス

ねこが見た話 (福音館創作童話シリーズ)ねこが見た話 (福音館創作童話シリーズ)
小学校中学年くらいからかな。絵がいっぱいあるから読みやすい。 のらねこの「オイラ」はうろうろしながらくらしているといろんなものを見る。最初の話が確か公文教材に出ていたのでこれを読もうと図書館で借りた。 たった一間の貸家に越してきた3人家族。狭いはずなんだけど大家のばあさんが「ひと月たてばあんまり広いんでおどろく」という。 床下にたくさん生えているキノコを毎日食べ続けた家族は・・・。
読了日:03月29日 著者:たかどの ほうこ
愛菜学(まなまな) 芦田愛菜ちゃんに学ぶ「なんで?」の魔法愛菜学(まなまな) 芦田愛菜ちゃんに学ぶ「なんで?」の魔法
大好きなんです、芦田愛菜ちゃん。この本出た時から気になっていて、ほしいなあと。でやっと手に入れましたー。子役ブームで、「うちの子も愛菜ちゃんみたいにしたい」って思うママが読むのかな。愛菜ちゃんが、どのように育ってきたか、どんな子か、子育ての参考になるかもしれない。私は大人だけど、愛菜ちゃんのプロ意識やしっかりした所はおおいに見習いたい。それにしても、この笑顔なんて可愛いんでしょう。いつも笑顔でいるのっていいね。
読了日:03月28日 著者:
てんとうむしどーこ? (とびだす虫のえほん)てんとうむしどーこ? (とびだす虫のえほん)
しかけ絵本といっても、最後のページに穴があるだけで「とびだす虫のえほん」というのにはええーっ、これのどこが飛び出すっていうのよとつっこみたくなる。得田之久さんは虫関係の絵本・紙芝居が色々あり、よく利用しています。 春に読む本としてはGOOD!です。
読了日:03月28日 著者:得田 之久
ブルーナのしかけであそべるあかちゃん絵本(2) ミッフィーの どうぶつ だあれ (げんきしかけえほん)ブルーナのしかけであそべるあかちゃん絵本(2) ミッフィーの どうぶつ だあれ (げんきしかけえほん)
かくれんぼだあれ?とつぎつぎに隠れた動物をあてていく。超簡単だけど、正解がだれにでもわかる、というのがいいです。おはなし隊に使おうかなと購入。
読了日:03月28日 著者:
ねえ、あそぼ! 2さいのパンダちゃん (講談社の幼児えほん ねえ、あそぼ!)ねえ、あそぼ! 2さいのパンダちゃん (講談社の幼児えほん ねえ、あそぼ!)
年少向けなら一番最初に読んでもいいね。手をたたいたり車を運転したり、最後にカメラの前ではい、いいポーズ!
読了日:03月26日 著者:のぶみ
うめぼしくん (学研おはなし絵本)うめぼしくん (学研おはなし絵本)
なんで画像がないんでしょう。「わたなべあや」さん大好きで、食べ物シリーズの絵本はどれも楽しい。『おせちいっかのおしょうがつ』に続く2冊目。図書館にないので、自分で買うしかない。7個いたうめぼしくん達は次々に食べられてしまって、最後の1個が、野越え山越えやっとこおばあさんの家に帰るのだけど、結局はおばあさんに食べられてしまうというのが残念。私なら食べられても「すっぱーい」と吐きだして7個全員家に帰り、食べられるという表現は避けるなあ。もしくは種になったうめぼしくん達の「その後」があってもよかったのではないか
読了日:03月26日 著者:わたなべ あや
はーい! (あかちゃんかみしばいぱちぱちにっこり)はーい! (あかちゃんかみしばいぱちぱちにっこり)
何回も演じているけど、小さい子向けにぴったり。小学生は「はーい」ってやってくれなそうだからね。とっても場が明るくなる紙芝居だよ。
読了日:03月26日 著者:間所 ひさこ
くるまはいくつ (こどものとも絵本)くるまはいくつ (こどものとも絵本)
堀内誠一さんの絵はレトロで昔懐かしい絵。車って、つまりタイヤの数で乗り物をあてていくのだけれど、くるまが5つのものとか8つ、9つとかたーくさんついてるのとかは答えが出なそうで、なるほど感があるね。表紙のタイトルを手で隠して、「これは何でしょう」って聞くとみんななんて答えるかな。大人だとレコード。こどもはCD?
読了日:03月26日 著者:渡辺 茂男
きょうはなにするの、ペネロペ (ペネロペおはなしえほん)きょうはなにするの、ペネロペ (ペネロペおはなしえほん)
毎日、何かしら間違いがあるペネロペ。文があるからわかるけど、絵だけじゃどこが違うかわかりにくい。スリッパも靴も同じにみえるし、リュックとゴミ袋も一緒じゃん、色が違うだけ。パジャマっていわれないとわからないんですけどーという感じ。でも幼稚園の子に読むのにいいね。おはなし隊での候補にしました。
読了日:03月26日 著者:アン グットマン
ペネロペいろであそぶ (ペネロペおはなしえほん (7))ペネロペいろであそぶ (ペネロペおはなしえほん (7))
先生がいう色にお着替えするけどかならずひとりだけ、違う色の服着てる子がいる。おはなし会でみんなに答えてもらうのにいいね。最後にペネロペも「やっちまった」残念!
読了日:03月26日 著者:アン・グットマン
おしり (講談社の幼児えほん)おしり (講談社の幼児えほん)
三浦太郎さんの本はたくさん読んでいるけど、これもいいねー。絵がはっきりしていて赤ちゃんから幼児にぴったり。講談社の本だったのね~。
読了日:03月26日 著者:三浦 太郎
うわーっ (はじめてのぼうけん)うわーっ (はじめてのぼうけん)
「ぴょーん」と同シリーズ。「う」でためこんでから「うわーっ」とやると効果的。
読了日:03月26日 著者:まつおか たつひで
真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
ぶんぶんさんからお借りしましたー。予想どおり面白い!新座の読書会でも話題になり、これって絶対ドラマ化するよね~という話になりました。私の希望配役はこれ。 「暮林」→堺雅人  「希実」→福田沙紀  「こだま」→鈴木福  「弘基」→松田翔太  ☆「斑目」や「おかまのソフィア」は適任が結構いそう。
読了日:03月25日 著者:大沼紀子
すっすっはっはっ こ・きゅ・う (絵本・こどものひろば)すっすっはっはっ こ・きゅ・う (絵本・こどものひろば)
ちょっと変わった参加型絵本。だれでも普通にやっている呼吸を吸ったり吐いたり、声にしてみたりする。 おはなし会の途中にもってくるといいね。 作者の長野麻子さんは、たぶんヒデ子さんの娘さん。芸大音楽研究科卒、音楽学博士。現代音楽から幼児教育にわたり研究を行っている。 この作品が初めての絵本出版となる。 読んでみて疑問に思ったのは絵で見ると「口から吸って口から吐く」風だけれど、本来なら「鼻から吸って口から吐く」べき。それについては書いていなかったので、これを読む人に任される所だ。練習して読まないとね。
読了日:03月25日 著者:長野 麻子
ネコのたいそう (ネコになってあそぼう)ネコのたいそう (ネコになってあそぼう)
これも以前に何回かやったことあり。紙芝居演じながらみんなに体操してもらいます。 「しっぽ」を使う体操ではこども達の反応が楽しみです。 「しっぽないよ~」という声が必ずあります。 場所に余裕があれば、ころがるのもやってもらうといいねー。
読了日:03月25日 著者:長野 ヒデ子
はるのおきゃくさん (ともだちだいすき)はるのおきゃくさん (ともだちだいすき)
タクシー運転手「松井さん」のお話を梅田俊作さんの絵にした紙芝居。 画像がないのが残念。春らしくやわらかい、ほんわかとした絵です。 例によって、松井さんのタクシーに乗り込んだお母さんと五つ子ちゃん達は幼稚園に行ってほしいといいます。 幼稚園でお歌を覚えてごきげんの五つ子ちゃんの正体は???
読了日:03月25日 著者:堀尾 青史
できたかなまーだかな (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)できたかなまーだかな (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
小さい子向けのおはなし会で何度か演じました。 ふたをあけるとなにがでてくるんだろうというワクワク感、そしておいしそうなものが次々に出来上がっていきます。 こどもの大好きなメニューばかりでバランスもいいね。 食べたくなっちゃいます。
読了日:03月25日 著者:やすい すえこ
開高健  新潮日本文学アルバム〈52〉開高健 新潮日本文学アルバム〈52〉
新潮日本文学アルバムは今までに色んな作家のものを愛読しています。とにかく写真がたくさんあるのがいい!開高健の素顔がわかるのがいい。 作家研究・作品研究大好きなので、じっくり読みました。難をいえば、このシリーズは無難すぎる事かなあ。もっと私生活にぐいぐい踏み込むものがあれば興味深いのに。牧夫人とのこと詳しく知りたかった。
読了日:03月20日 著者:
TUKIKAGEカフェ① (朝日コミックス)TUKIKAGEカフェ① (朝日コミックス)
水野英子さんの初期の頃の絵に似ています。期待して、せっかくぶんぶんさんにお借りしましたが、私てきにはダメダメモード。こういう抒情的なのは拒否反応があり、無理でした。めんどくさくて読む気になれず。1/3でストップ。申し訳ないです<(_ _)>
読了日:03月20日 著者:川原由美子
花のズボラ飯花のズボラ飯
なんてズボラ。ご主人が単身赴任のひとり生活って、こんなにぐしゃぐしゃでいいのかしら。いや羨ましい~。レシピはどれもお金もかからず超簡単で、美味しいよねーと思うメニューばかりではありますが、花ちゃん、あなたはそれではいけません!野菜不足、魚も食べた方がいいです。肉を食べるなら野菜の付け合わせが必要です。あー、もうイライラする。あなたはそんな風だから、ぽっちゃりしているのですよ。もちょっと食生活を考えた方がいいですよ。料理は食べさせる誰かがいるからきちんと作るんだなあと実感。
読了日:03月20日 著者:久住 昌之,水沢 悦子
彼女がその名を知らない鳥たち彼女がその名を知らない鳥たち
まほかるさんの本は読み始めたら止めることができない。「恋愛ミステリー」と文庫本の帯にあるように、徐々に徐々にもろもろが明らかになるのである。東野さんの『容疑者Xの献身』に通じるような「愛」が描かれる。わかっていながらどうしようもない、愚かな十和子。対照的に描かれる賢くて強い姉、献身の塊のような陣治。読んでるこっちがいらいらする口先男の黒崎や水島。わかりやすすぎる人物設定。最後の終わり方が物足りなく、何か救いはないのか、このままでいいのかと思ってしまった。
読了日:03月13日 著者:沼田 まほかる
わたしの開高健わたしの開高健
今までたいして興味のなかった開高健という作家に俄然興味をもった。細川さんの開高氏への熱い想いが十分に読み取れる。開高氏と出会い、影響を強く受けながら自分を築いてきた、そして今だから語れるさまざまなエピソード。『面白半分』という雑誌、なんとなく覚えているけど、半年ごとに有名な作家が交替で編集長を務めていたのね。読んでみたいけれど30年以上も前に廃刊となって、アマゾンの古書でもでていない。美食家というのが私の開高氏のイメージだったけど、他の本も読みたくなった。
読了日:03月12日 著者:細川 布久子
ごろごろごろん (たんぽぽえほんシリーズ)ごろごろごろん (たんぽぽえほんシリーズ)
図書館へ2月に予約して来たのがきょう!そろそろ暖かくなってきている頃これを読むのはちょっとツライかも。でもアザラシと白クマだからきっと南極か北極かの話なのでまあ、いいかな。ごろごろころがって雪だるまを作って、自分達もごろごろしちゃうという幼児にぴったりの可愛いおはなし。
読了日:03月12日 著者:とよた かずひこ
すばる 2011年 10月号 [雑誌]すばる 2011年 10月号 [雑誌]
第146回芥川賞受賞の田中慎弥『共食い』が載っているので、図書館で借りた。ぐんぐん読ませる感はあるが、あまり好きな話ではなかった。 遠馬に共感できないから。 『しらふで生きる方法』桜井鈴茂、が芥川賞であってもおかしくない。
読了日:03月09日 著者:
11 eleven11 eleven
Twitter文学賞国内編1位というので読んでみた。絶対に「ジャケ買い」はしない本。表紙も裏表紙もコワイ。裏表紙には女の子のお人形の顔だけとか胸がぱっくりあいて内臓が見えてるお人形とかの写真。四谷シモンさんという有名な人形家の作品なのでコワイは失礼かと思うけど、もうちょっと違う撮り方はなかったのかな。 11の短編は、ショートショートの映画を観ているように色んなシチュエーションがあり、文体にも工夫がある。私は『五色の舟』『土の枕』がよかった。
読了日:03月07日 著者:津原 泰水
だれかの木琴だれかの木琴
3冊同時進行で読んでいて、これを一番に読み終えてしまった。井上荒野さんの文章は清冽で静かである。じわじわと怖ろしさが進行するのだけれどくどさがないのだ。 ごく普通の恵まれた環境にある主婦が「踏み出してしまった一歩」、ネットをやっている人には多かれ少なかれ起こりうる、いや心に持っているものなのではなかろうか。ここでは携帯メールだったけど、 それはつまり「寂しさ」で、「誰かと繋がっていたい」という心持である。相手の迷惑を考えないからこんな風になったのだけど、自分にその自覚がないというのがコワさである。
読了日:03月07日 著者:井上 荒野
お茶にしましょ (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)お茶にしましょ (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)
異色の紙芝居。絵も渋いし、紙質も普通の紙芝居より厚みがある。高齢者向きなのでしょうね。作者の菅野(すがの)博子さんは高齢者施設でも手作り紙芝居をやっているそうなので。 しりとりなのだけどちょっと変わってる。お茶の「ちゃ」→ちゃぶ台の「だい」→だいふくもちの「もち」→もちあみの「み」→みかんの「ん」→おしまい。 ちゃぶ台という言葉をこどもが知っているのか、だいふくもちを網で焼くなんて聞いたことないけど、昔は搗いたもち米でだいふくを作っていたからすぐ固くなり、食べる前に焼いたそうな。 あえて小学生の前で読もう
読了日:03月04日 著者:菅野 博子
みててねみててね (乳幼児かみしばいだっこだいすき)みててねみててね (乳幼児かみしばいだっこだいすき)
画像がないのが残念!赤ちゃんの顔がすごくかわいい。「パパみててねみててね」「あんよできるよ。よちよちよち」「ママみててねみててね」「まままできるよ。もぐもぐまんま」1歳から2歳位の子がきていたらやりたい紙芝居。8画面なのですぐ終わってしまうから、ゆったりと演じましょう。 冬野いちこさんの他の絵本もよさそう。 今度チェックするべし。
読了日:03月04日 著者:冬野 いちこ
ぴよぴよぴよちゃん (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)ぴよぴよぴよちゃん (あかちゃんかみしばいよちよちはーい!)
2~3歳でも使えそう。「ガタぴよゴトぴよ」「ぷにょんぴょんぷにょんぴょん」「びちょぴよ、びちょぴよ」「つるっぴよ」これらをうまく読むのがポイント。最後はママに「ぎゅうっとだっこ。ぎゅっぎゅっぎゅう~」保護者のいる子はぎゅうっと抱きしめてもらいましょう。
読了日:03月04日 著者:すとう あさえ
みんなともだち (ピーマン村の絵本たち)みんなともだち (ピーマン村の絵本たち)
以前、本読み仲間がウクレレひいてくれて、皆で歌いながら読んだ。ギターでも弾ける楽譜付き。とりあえずは楽器なしで歌ってみる。 5年生のクラスで歌いながら読んだ。幼稚園の卒園式で歌ったという子たちがいて、途中からは一緒に歌ってくれた。元気の出るいい歌~~~♪。
読了日:03月01日 著者:中川 ひろたか
ランドセルがやってきたランドセルがやってきた
3分あれば読める。卒園ま近の年長さん向け。
読了日:03月01日 著者:中川 ひろたか

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


2012-03-04 07:17:06

2012-03-04 07:17:06 | インポート

2月の読書メーター
読んだ本の数:32冊
読んだページ数:2422ページ
ナイス数:0ナイス

痺れる痺れる
読了日:02月28日 著者:沼田 まほかる
さくら子のたんじょう日 (絵本・こどものひろば)さくら子のたんじょう日 (絵本・こどものひろば)
読み聞かせにはちょっと覚悟がいります。いいお話なのだけれど、小学生にはどうかな。
読了日:02月27日 著者:宮川 ひろ
マスカレード・ホテルマスカレード・ホテル
読了日:02月26日 著者:東野 圭吾
ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ)ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ)
大好きスズキコージさん。こどもに読みたい定番の本です。
読了日:02月22日 著者:
サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)サンドイッチ サンドイッチ (幼児絵本シリーズ)
おはなし会でこども達に何度も読んでいるのにまた読みたくなってしまう。そしてこれを読むとどうしてもサンドイッチが食べたくなるのです!
読了日:02月22日 著者:小西 英子
はるです はるのおおそうじ (幼児絵本シリーズ)はるです はるのおおそうじ (幼児絵本シリーズ)
公文の国語教材に採用されています。なんて人(?)のよいねずみさんたちでしょう。庭に出したものをほしいという動物達に気前よくあげてしまうんです。家まであげなくてほんとによかったー。
読了日:02月22日 著者:こいで たん
クーくんツーくんとヘリコプター (長新太のおでかけ絵本)クーくんツーくんとヘリコプター (長新太のおでかけ絵本)
読了日:02月22日 著者:長 新太
おひさま ぽかぽか (幼児絵本シリーズ)おひさま ぽかぽか (幼児絵本シリーズ)
読了日:02月22日 著者:笠野 裕一
どきどきしぜん みんなおなじでもみんなちがう (かがくのとも傑作集)どきどきしぜん みんなおなじでもみんなちがう (かがくのとも傑作集)
読了日:02月22日 著者:奥井 一満,得能 通弘,小西 啓介
さくら (かがくのとも絵本)さくら (かがくのとも絵本)
読了日:02月22日 著者:長谷川 摂子
こどものとも 年少版 2006年 04月号こどものとも 年少版 2006年 04月号
読了日:02月22日 著者:
めんめん ばあ (福音館あかちゃんの絵本―おでかけばいばいのほん2)めんめん ばあ (福音館あかちゃんの絵本―おでかけばいばいのほん2)
読了日:02月22日 著者:はせがわ せつこ
陽だまりの彼女 (新潮文庫)陽だまりの彼女 (新潮文庫)
読了日:02月21日 著者:越谷 オサム
十六の話 (中公文庫)十六の話 (中公文庫)
読了日:02月20日 著者:司馬 遼太郎
これ、もっていき (講談社の創作絵本)これ、もっていき (講談社の創作絵本)
読了日:02月20日 著者:村上 しいこ,伊藤 秀男
すすめ!ドクきのこ団すすめ!ドクきのこ団
読了日:02月19日 著者:村上 しいこ
あなたのいえわたしのいえ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)あなたのいえわたしのいえ (かがくのとも傑作集―わくわくにんげん)
読了日:02月18日 著者:加古 里子
りっぱなうんちりっぱなうんち
読了日:02月18日 著者:きたやま ようこ
ほしがき ぺろぺろ (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)ほしがき ぺろぺろ (2011年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)
読了日:02月18日 著者:土田 義晴
おむすびころりん (紙芝居むかしばなし 第 2集)おむすびころりん (紙芝居むかしばなし 第 2集)
読了日:02月18日 著者:柴野 民三
かがくの友 2012年 01月号 [雑誌]かがくの友 2012年 01月号 [雑誌]
読了日:02月18日 著者:
みのむしがとんだみのむしがとんだ
読了日:02月18日 著者:得田 之久
たつのおとしご (新日本動物植物えほん)たつのおとしご (新日本動物植物えほん)
読了日:02月18日 著者:武田 正倫
はなみずちゅるる~ん! (年少向けおひさまこんにちは)はなみずちゅるる~ん! (年少向けおひさまこんにちは)
読了日:02月18日 著者:よこみち けいこ
みかん (復刊傑作幼児絵本シリーズ)みかん (復刊傑作幼児絵本シリーズ)
読了日:02月18日 著者:なかがわ りえこ
うさぎのかくれんぼ (年少向けおひさまこんにちは)うさぎのかくれんぼ (年少向けおひさまこんにちは)
読了日:02月18日 著者:千世 まゆ子
いろいろおんせん (ケロちゃんえほん)いろいろおんせん (ケロちゃんえほん)
読了日:02月18日 著者:ますだ ゆうこ
ちくわのわーさんちくわのわーさん
読了日:02月18日 著者:岡田 よしたか
おおきなおともだち (おおきくなあれ)おおきなおともだち (おおきくなあれ)
読了日:02月18日 著者:中原 収一
ユリゴコロユリゴコロ
読了日:02月18日 著者:沼田 まほかる
群像 2011年 07月号 [雑誌]群像 2011年 07月号 [雑誌]
読了日:02月18日 著者:
大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり (徳間文庫)大江戸あやかし犯科帳 雷獣びりびり (徳間文庫)
読了日:02月18日 著者:高橋 由太

2012年2月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター


マスカレードホテル

2012-02-26 23:36:16 | インポート

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 大好きな東野圭吾様の最新刊。

もちろん一気読みです。

ホテルで殺人事件が起きるという予告があり、新田刑事とフロントクラークの山岸尚美を中心に犯人探しの捜査が繰り広げられる。

東野氏は、「小説すばる」でこのホテル物を書くにあたっての考えをエッセイとして発表している。

それによると、「書くのが簡単な群像劇にしないで、新田と尚美の目線から描くようにした」とあり、読者は当然このふたりに感情移入することとなる。

この小説を書く為に、モデルとなった日本橋のホテルで取材を綿密に行ったそうである。

犯人がだれか、という事が一番知りたい事であり、そのために読むことを止められずにページを繰ってしまうのだけど、私の関心事はホテルのお客様への対応とか考え方である。

お客相手の仕事をしている私にとって、これってまさにそのままあてはまる事ではなかろうか。

「ルールはお客が決めること。ルールブックはお客様」

世の中にはいろんな人がいて、ほとんどは「普通」の人なのだけれど、時々信じられないような人もいて、無茶苦茶な要求をしたりしてくる。

クレーマーとよばれる人や悪意の人などである。

一流ホテルにも当然このような人達が「お客様」として来るわけで、その対応の仕方に驚き、学ぶものが多々あった。

つまりはお客様のいう事は正しい、という前提のもと、お客様が満足していい気持ちになれるようにサービスするということ。

自分の仕事もまさにそうであり、仕事だからしかたなく会社のいう通りにやっているわけであるけれど、尚美は、心からそのポリシーのもとに働いているのだ。

まさにプロの仕事であり、これは小説だからというのではなく、実際にそういう仕事をしている人がいるのだと思う。

新田刑事が一日ごとに本物のホテルマンになっていく姿は、きっと誰でも「本気」でやる気になればできるのだというお手本である。

犯人は最後に近づくまでわからなくて、意外な展開だったけれど、伏線があちこちに張ってあったのだとあとで気づいた。


賀詞交歓会

2012-01-04 23:39:57 | インポート

2012年1月3日(火)

 毎年恒例の公民館賀詞交歓会です。

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 毎年お手伝いをしているのですが、準備の段取りなどすぐ忘れてしまうので、記録を残します。

 この日は午前9時から「歩け歩け大会」があるので、皆さんが出発した後、部屋の掃除と机を並べます。

 数年前から公民館委員の女性数人を、この準備のためにお願いしているので助かります。

今年は3名で、皆さん家の近所の方です。

他の公民館委員は「歩け歩け」の交通整理で外へ出ています。

 掃除機かけて、座布団のほこりをたたき、廊下を掃きます。

机の配置は4年ほど前からこの形になりました。

以前は縦に2列に並べていましたが、この形の方が動きやすいという事で館長が考案しました。

 長机を3つ並べてひとつの島として、ハの字形に並べます。

ここで注意する事は机の色を揃えること。

ストッパーを必ずかける事。

左上が「い」、右上が「ろ」となり、全部で6つの島「へ」までとなります。

机の上のいろは板は館長作成。工務店経営なので、さすがです。

テーブルには座布団を10枚。

今年の参加者は61名なので、ひとつだけ11枚敷きました。

毎年の事で私も学習したので、館長からいっぺんでOKがでました。

正面の「賀詞交歓会」の幕は2階の物置にあります。

画鋲で留めます。

今年は私が仕舞いに行ったので、場所をわすれないようにしなくては。

 午前中はこれでいったん家へ帰ります。

今年は午後3時から開始で2時半受付なので、また2時少し前に準備に来ます。

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 お弁当やさんとみかんなどは2時に届きます。

女性クラブの方2名が、台所担当でお手伝いして下さいます。

受付まで時間がないので体育指導員、主事と共に超スピードで準備していたので、写真を撮る間がなく、もう始まった写真になってしまいました。

 会費は2千円。お弁当は1200円。

みかん・つまみのおせんべい・漬物・飲み物(ビール・日本酒・焼酎)と質素なものです。

 持ち帰り用のビニール袋は1枚づつ畳んでお弁当の下に敷きます。

Photo_4

活け花は民生委員のK様が毎年飾って下さいます。

グラスとお猪口、ビール・ジュースを何本か並べて完了です。

 私は受付なので途中から受付位置に待機。

来賓の席の確認やその他館長から指示を受けます。

館長がもってきた抽選箱に座席の札を入れてシャッフルします。

お弁当のふたの上には座席札を載せておきます。

受付した方から抽選を引いてもらい、席が決まります。

ずっと以前は名前の札を作って載せていました。

この形式になってから、色々な方との交流ができます。

町長や役付き議員さん、教育長・課長などは上席に指定席を確保。

 受付は体育指導員のOさんとふたり。

参加費いただいたら領収書を渡すので忙しい。

お客様は集中して同じ時間帯に来られるので、大慌てでした。

Photo_3

 式次第は主事が進行。

私はここではあまり飲まず、食べずでビールの追加やお酒運んだり、注ぎに回ったりと動いていました。

久しぶりの方とも会える貴重な席です。

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 皆さん、和気あいあいと楽しんでいられて、よかったです。

 約2時間で閉会。

後片付けも体育指導員の方々と。

今年は早く片付きました。


更年期少女

2010-07-14 23:17:36 | インポート

Photo_3 真梨幸子 作 幻冬舎

表紙の絵、素敵でしょう。

 いかにも少女漫画という典型的な絵柄。

これは、昭和51年から52年まで、『少女ジュリエット』という雑誌に連載され、日本中の少女を熱狂させた「青い瞳のジャンヌ」なのである。

 18世紀のフランスを舞台に伯爵令嬢ジャンヌの波乱に満ちた半生。

 ところが、物語は未完のまま、作者秋月美有里は漫画界から姿を消す。

もちろん、架空の話で、この絵は松苗あけみさんの描いたもの。

 でも、でも、ありそうじゃありませんか、こんな漫画って。

 すぐ浮かんだのが「ベルばら」そして、「高橋真琴」の絵。

 「青い瞳」には、ファンサイトがあり、多くのファンが掲示板に書き込みをしたり、お絵かきしたり、小説を載せたり、会報発行などしている。

 その幹部の集まりが「青い六人会」で、マルグリット、ガブリエル、ジゼル、ミレーユ、シルビア、エミリーとHNで呼ばれる40代のオバちゃん達が、月に1度高級ランチを食べながら、語り合うのである。

 しかしながら、それぞれの家庭には事情があり、オバちゃん達はこの会を唯一の楽しみとしているが、次々に殺人事件に巻き込まれていくのである。

 推理小説のようであるが、コミカルで、ビジュアルでもある。

 このように、何かに夢中になるオバちゃんを「オタオバ」というらしい。

 そういえば、私の周りにも、韓流やライブの「オタオバ」が多いし、自分は・・・?

あっ、オタオバだ、と気づいてしまった。

 そうそう、これ、あるある、と身につまされる描写が多々あり、社会現象、ネット依存、人間心理など、思い当たることがでてくるのである。

 まあ、とにかく面白くて面白くてやめられない。

 ねちっこく、ドロドロとした女性向きである小説だけど、男性の感想もきいてみたい。

 


文学散歩

2010-05-26 20:12:29 | インポート

2010年5月22日(土) 本郷界隈(1)

 新座の読書会の緑陰読書会、今回は本郷界隈です。

参加者は9名。 地下鉄本郷3丁目で午前10時に待ち合わせ。

G先生率いる一行は、 まずは「かねやす」へ。

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 本郷3丁目交差点角にあり、享保年間に兼康祐悦という歯科医が乳香散という歯磨き粉を売り出した。ここを境に南側は土蔵造り、北側は茅ぶき の造りの町屋がならんだという。

現在は、用品屋さん。本日は休業でした。

 次は「喜之床」という床屋さん。

石川啄木が蓋平館の住まいから朝日新聞社の校正係の職を得て、家族そろって住んだ場所。2階に明治42年から2年間住んだ。

旧家屋は、明治村に移設。 床屋さんは現在も営業中。

そして、常盤会跡

ここは高台で、見晴らしの良いすばらしい立地条件に立つ建物で、坪内逍遥が明治17年から20年まで住んだ。

その後、旧松山藩の「常盤会」が買い取り、旧藩出身の書生の寄宿舎とした。

正岡子規や高浜虚子などが青春時代を過ごした。

 すぐ下が崖となっていて、菊坂へ下る坂道で炭団坂とよばれている。

現在は階段になっている。急坂なので、ころがって炭団のようになった、とか、炭団を扱う店が多かったことに由来している。

宮沢賢治も、炭団坂下に下宿していた。

菊坂

一葉は、本郷に3回住んでいて、ここ菊坂の一番下の住まいに住んだ時は、父が事業に失敗して亡くなり、借金を背負う戸主となり、母と妹で住んだ場所。

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 一葉が使った井戸が今でも残っている。

今はポンプ式だが、昔はつるべ式だった。

この周りには、木造の住宅が残っていて、戦前の時代にタイムスリップしてしまったような感がある。

一葉は、明治23年(18歳)から26年までここに住んでいる。

最初井戸の左側の家に住み、のちに右側の家に引越している。

理由は、部屋が一部屋多いこと、となっている。

赤心館跡。

明治41年、石川啄木が金田一京助の世話で住んだ所。

啄木は、金田一に事の他面倒をみてもらい、下宿代が払えず、金田一に助けてもらって蓋平館別荘へ転居している。

蓋平館別荘。

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現在は「太栄館」という名前で、旅館として営業している。

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下宿代は当時としては高額であったが、啄木は「富士がみえる」と喜んでいたという。

その後、生活が安定して、北海道から家族を呼び寄せ、「喜之床」に引越す。

伊勢屋質店。

一葉が生活苦で、着物を持って通った。

現在は営業していないが、建物は残っていて、土蔵は壁を塗り替えた以外は当時のままの姿。

新坂。

本郷には坂が多い。

江戸時代にひらかれた古い坂であり、啄木はじめ、高等下宿に住んでいる文人の逍遥の道であった。


大人の学校

2010-04-22 00:36:24 | インポート

4月17日(土) 中浦和駅 コーヒー屋『シュッツ』にて、「さいたま寺子屋サロン」がありました。

 これは、「この本だいすきの会」のYさんが事務局をやっているNPO法人「大人の学校」の主催です。

 「大人の学校」のURLはこちら

    ↓

http://www.otonanogakkou.org/

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 『コーヒー屋シュッツ』の外観

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 駅からは徒歩1分ですが、住宅街の中にある、可愛らしいお店です。

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 この日の演題は『面白い本の探し方』

講師は、もと小学館の編集者の大西旦(アキラ)氏。

司会はお店のマスターで、テーブルを寄せてお店の貸し切り状態で約10名の受講者。

 大西氏は、とにかく博識で、膨大な数の読書をこなされていて、特に翻訳ものにお詳しい。

次々と紹介される作家や作品は知らないものばかりで、私、自分では読書家だと思っていたのが恥ずかしい限りでした。

「すごく、面白い!」と大西氏に紹介されると、是非読みたくなってしまうから、不思議です。

小説で面白いのは英・米・仏の順番だそうで、なぜかというと、言語が単純であるから。

複雑な言語を使う国では、面白い筋書きまでの発想ができない、という持論が興味深かったです。

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 ここのお店のコーヒーカップはすべて違う柄で、ドリップで入れるコーヒーの味は格別です。

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お家でバーベキュー

2010-04-22 00:10:47 | インポート

 お花見のBBQが気に入って、急に家でもBBQがやりたくなり、物置からコンロやテーブル、炭、バーナーなど、使われずにしまわれていたあれこれを出して、準備しました。

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 用意したのは、牛肉(ロース・モモ・カルビ・ステーキ用モモ)、野菜(人参・ピーマン・ナス・えのき・玉ねぎ)、ハラス(アルミホイル巻き)、海老。

 お隣のご主人にも声をかけ、一緒に飲みました。

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 今の季節は、少し涼しいけれど、虫がいないので助かります。

お隣のご主人は、アウトドア派なので、キャンプ用のランプをもってきてくれました。

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 左がうちのパパです。

 お隣からは、日本酒・ワイン・焼きおにぎり・お味噌汁の差し入れがあり、ちょっと飲みすぎ。

 でも家だとこのまますぐ寝られるので楽です。

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三びきのこぶた

2010-03-16 07:06:08 | インポート

『三びきのこぶた』  イギリス昔話  瀬田貞二  福音館

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今月のおはなし会で、大型絵本「三びきのこぶた」を読んでいます。

 「三びきのこぶた」はさまざまな作家や出版社からでていますが、これが定番といえるもので、瀬田貞二、福音館から出版。

 

「三びきのこぶた」はイギリス昔話で、亜流が多々あり、結末が違うものがたくさんあります。

  

これは、最後におおかみが3番目のこぶたに食べられちゃう話で、「兄さんたちを食べたオオカミを食べるのは共食いではないか」との感想もあります。

 

読むと5分以上かかるので、小さい子が多いおはなし会ではどうかなあ、と心配でしたが、よく聞いてくれました。

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『3びきのかわいいオオカミ』

ユ-ジ-ン・トリビザス/文   こだまともこ/訳

ヘレンオクセンバリ /絵   冨山房

 これは、ぶたが悪役となり、弱くてやさしいオオカミの家を破壊していきます。

 家の破壊シーンがすさまじい。


切羽へ

2010-03-10 19:55:13 | インポート

『切羽へ』  井上荒野  新潮社

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 どこの島とは書いてないけれど、方言からすると、九州地方であろう。

 (調べたら、長崎県崎戸町だそうである。父上の光晴氏、ゆかりの町)

 養護教諭をしているセイと絵を描いている夫。

 島に赴任してきた音楽教師石和。

 セイと石和が惹かれあっているのがよくわかるのに、二人の間には何も進展がない。

 こういうのも恋愛小説というのだろうか。

 タイトルの「切羽へ」は人の名前だと思っていたら、最後に説明があった。

 「トンネルを掘っていくいちばん先を切羽というとよ。トンネルが繋がってしまえば、切羽はなくなってしまうばってん」

 実際の生活の中で、想いがありながら、結ばれない、というのはよくある事であり、これが切羽とどう結び付くのか、すごく考えてしまった。

 奔放な教師、月江や、老人のしずかさんの存在感がすごくあり、印象に残る。

 波乱に身を任せることなく、淡々と島の暮らしをしていくセイ。まっとうすぎて、ちょっと物足りない気がしてしまう。


ヴェルレーヌ詩集

2007-09-23 23:48:55 | インポート

Vurure_2  堀口大學  訳    新潮文庫

 なんといっても有名なのが

 『秋の日の ヴィオロンの ためいきの 身にしみて 
  ひたぶるに うら悲し。  
  鐘のおとに 胸ふたぎ  色かへて  涙ぐむ 

 過ぎし日の おもひでや。  げにわれは うらぶれて こゝかしこ 
 さだめなく とび散らふ 落ち葉かな。』

 これは、上田敏『海潮音』にある有名な名訳。

 すばらしい訳で、胸にぐぐっとせまるものがあります。

 けれど、堀口氏の訳はこうです。

『秋風の ヴィオロンの 節ながき 啜り泣き もの憂きかなしみに

わがこころ 傷つくる。

時の鐘 鳴りも出れば せつなくも胸せまり 思いぞ出づる 来し方に 涙は湧く

落ち葉ならぬ 身をばやる われも

かなたこなた 吹きまくれ 逆風よ』

 訳者によって、こんなに違うなんてね。

 この頃の訳し方って、美文調で、とてもゴロがいいのだけれど、翻訳者の個性が強烈に出ている感があります。

 それはともかく、ヴェルレーヌ詩集、初期の「土星の子の詩」から彼の人生の折々に心の内側を反映するような詩の数々、解説と共に読んでいくととても興味深い。

 ランボーとの事件、美少年好き、飲酒、不幸な晩年だけど、詩から湧き立つイメージは、心の叫び、ストレートな言葉で、これが読む人の心を揺さぶるのかなあと思う。