しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2016年1月に読んだ本

2016-02-03 23:17:11 | こんな本読みました

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:1711ページ
ナイス数:120ナイス

もちもちともだち (おひさまこんにちは)もちもちともだち (おひさまこんにちは)感想
お正月明けに読むので「もち」つながり。でもねえ、もちはもちでも、「さくらもち」と「くさもち」と「かしわもち」なの。むしろ、春向きかもしれない。桜餅と柏餅には葉っぱがのっているけれど、草餅には葉がのっていない。そこで桜餅と柏餅は、その辺の草を摘んで、草餅に葉っぱの帽子を作ってあげる。そこへカラスが飛んできて、草餅をさらっていくのだが、葉っぱの帽子のおかげで、本体はすぽっと落ちて無事だった、よかったね、というお話。う~ん・・・。


読了日:1月18日 著者:すとうあさえ
さるとかに (日本名作おとぎばなし・むかしむかしあったとさ)さるとかに (日本名作おとぎばなし・むかしむかしあったとさ)感想
紙芝居。16場面。『さるかに』の絵本はものすごくたくさんあるけれど、脚本『松谷みよ子、画が西巻茅子という組み合わせは選ぶに足る「良いもの」である。昔話の語り口で書かれ、歌もはいり、読むとリズミカルである。「かあさんが死んじゃった」「かあさんがころされた」というフレーズが、こども達の前で読むのに気が引けたけれど、なんとかさらっと読む。長いので、途中飽きてしまうのではと心配だったが、物語のチカラはすごいね。こども達は真剣に聞いていた。3歳以下の小さい子はちょっと気が散ってしまったかな。「牛のくそ」がいいね。
読了日:1月18日 著者:松谷みよ子



読了日:1月18日 著者:メラニーウォルシュ
ピィピィなくのはさるだっけ?ピィピィなくのはさるだっけ?感想
サル絵本をさがしていて、ネットでみつけた。「うまってほえる?ワンワンワンって」「ラクダってなく?ピヨピヨって」「ちょうちょってうなる?ガウルルルって」とわざと違う鳴き声をいって、それはだれかを当てる絵本。幼児向けであり、幼稚園児以上ならすぐわかっちゃう。おはなし会では、「え~、ちがうよ」と声を出して教えてくれる。結構ウケがいい。でも残念なのは、肝心のサルが表紙と裏表紙だけで、本文では「それはサルだよ」という正解がない事。サルがほしくてこの本選んだんですけどー。
読了日:1月18日 著者:メラニーウォルシュ


ぽっかぽかだいすきおさるさん (親と子の写真絵本)ぽっかぽかだいすきおさるさん (親と子の写真絵本)感想
これを読むのは、さる年で寒い今でしょ! 長野県の地獄谷に住むニホンザルは、温泉にはいる事で世界的に有名だそうです。雪の中の温泉に浸かるサル達の表情が「あー、極楽、極楽」と言っているようで、至福の表情なのである。人間もサルも一緒なんだね。まわりが雪だから、温泉からでたら湯ざめしちゃう、タオルで拭かなくて大丈夫なのだろうかと思うんだけど、日なたで身体を乾かすだけで平気なんだね。子ザルは雪まみれになって遊んでる。寒さに強いんだなあ。
読了日:1月18日 著者:福田幸広


おさるのジョージ (大型しかけえほん)おさるのジョージ (大型しかけえほん)感想
大型しかけ絵本で、内容はなかなか良い。しかけは、開いて飛び出すだけでなく、スライド式になっていたり、物語の進行に合わせて、同じページ内で変化するようになっている。文章が長いので小さい子には飽きてしまうかもしれない。小学4年生のクラスではばっちりで、皆、おはなしに聞き入っていた。
読了日:1月18日 著者:H.A.レイ

 


おさるのジョージ年賀状 2016おさるのジョージ年賀状 2016感想
娘が編集者の方から頂いてきた。 2016年の年賀状はこれで作りました。『おさるのジョージ』を使えるのは非常にGOODなことで嬉しい。 難点をいえば、個々のイラストや賀詞などがバラになっていない事。 通常ある年賀状作りの本と違い、何か制限がかかっているのだろうか。 他でイラストを使わせないようにしているのだろうと考える。 寒中見舞いやグリーティングカードは作れるけれど、それ以外に利用価値のない、今年1回限りしか使えない(あと12年後)本だね。
読了日:1月18日 著者:年賀状素材集編集部

 


あん (一般書)あん (一般書)感想
今月(1月)23日に浦和に『あん』の映画を観に行く前にと思い、読んだ。ドリアン助川氏は映画『じんじん』に出てくる『クロコダイルとイルカ』の絵本の作者という事で知っていたのだけれど。本を何冊も出しているのね。2013年というと近年であるが、映画化されてカンヌ映画祭で上映、世界40カ国でも上映されているという。ハンセン病、「生きること」は何かという問いかけがテーマである。作者は実際にハンセン病の施設を訪問して、話を聞き、この物語を作ったそうである。
読了日:1月15日 著者:ドリアン助川

 


バケモノの子 (角川文庫)バケモノの子 (角川文庫)感想
映画は観る気もなかったのだけれど、娘の買ってきた文庫本を読んだら、俄然観たくなっちゃった。でも、まだDVD出ていないそうで、調べた所、今年2016年2月中旬以降の様子。人間の少年が異世界で成長していく姿、熊徹との師弟関係、バケモノの世界も人間の世界も変わらないね。心の中に熊徹をとりこんだ九太の次の話を読みたい。
読了日:1月6日 著者:細田守

 


orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))感想
『orange』、一気に5巻まで読んで、すぐ映画もみた。 一番気になる結末ですが、翔(かける)は10年後も生きているのか。そもそも、未来から過去への手紙ってどうやって届いたの?という大きな疑問がありました。 菜穂や須和宛の手紙は、住所が書いてあるから、郵便局から配達された?いやいや、桜を見ていたら自然とポッケに入っていたようです。手紙はどのようにしてタイムトラベルしたのだろうか。 (続きあり)
読了日:1月6日 著者:高野苺

 


orange(4) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(4) (アクションコミックス(月刊アクション))
読了日:1月6日 著者:高野苺

 

 

 


orange(3) (アクションコミックス(月刊アクション))orange(3) (アクションコミックス(月刊アクション))
読了日:1月6日 著者:高野苺

 

 

 


orange 2 (マーガレットコミックス)orange 2 (マーガレットコミックス)
読了日:1月6日 著者:高野苺

 

 

 


orange(1) (アクションコミックス)orange(1) (アクションコミックス)
読了日:1月6日 著者:高野苺

 

 

 


図説 英国貴族の令嬢 (ふくろうの本)図説 英国貴族の令嬢 (ふくろうの本)感想
英国貴族というと優雅な生活やすてきなドレスでパーティのイメージだけれど、これは実際の貴族の語った思い出や裏話。ドレスを着るのは社交の時だけで、普段は質素な服を着ているとか、婚活に燃える親、遺産分割など裏話が興味深い。良い家、財産がある家に嫁ぐこと、財産のある嫁をもらうことがとても重要で、社交に力を注ぐのである。たくさんのドレス姿の写真は美しい。素朴な疑問として、裾を引きずるドレス、お洗濯とかってどうしていたのかなあ。何回に1回洗濯するとか、トイレはどうするとか、知りたい。
読了日:1月6日 著者:村上リコ