しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2016年7月~9月に読んだ本

2016-11-03 19:06:48 | 日記

移動動物園

 

2016年10月に読んだ本

2016-11-03 19:01:59 | 日記

2016年10月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:417ページ
ナイス数:102ナイス

こんや、妖怪がやってくる――中国のむかしばなしこんや、妖怪がやってくる――中国のむかしばなし感想
読んだ後、自分も娘も、小学校の子ども達も、みな「さるかに合戦」と似てると言います。出てくるのはたまご、ぞうきん、カエル、こん棒、火ばさみ、牛のふん、石のローラー達。一見弱そうなものが集まって力を合わせると恐ろしい妖怪も退治できるというお話。中国青海省の少数民族トゥ族に代々語り伝えられてきた物語で、そうすると、日本の話とどっちが先なのだろう。民話は世界中で似た話があり、人種は違えど同じ人間の気持や心や考える事は共通なのだなと思う。
読了日:10月19日 著者:君島久子

 


なんではしってるの? (年少向けおひさまこんにちは)なんではしってるの? (年少向けおひさまこんにちは)感想
はしっているのは、おとうさんにおじいさんにおかあさん、○○えんのみんな。みんな、それぞれ理由があるんだね。子ども達にはなんで走っているか、答えて貰います。お母さんがパンツを持って走っているのには納得。
読了日:10月19日 著者:得田之久


いもほりバス (チューリップえほんシリーズ)いもほりバス (チューリップえほんシリーズ)感想
数年前に購入したので登録していなかったです。今頃の時期によく読みます。作者の藤本さんのサイン入り。バスシリーズは楽しくて、これからハードカバーになる『おつきみバス』もなかなかよいです。
読了日:10月18日 著者:藤本ともひこ


バナーナ! (講談社の幼児えほん)バナーナ! (講談社の幼児えほん)感想
先日、作者の藤本ともひこさんの講座で、実際に読んでもらいました。バナナは日本語と英語で同じようですが、発音は「バナーナ!」なのです。1年生はケラケラ笑い、バナーナ!と言ってくれます。「オ―レンジ」や「トメィト」「ポティト」も日本語と発音が異なる言葉であるけれど、なぜか「バナーナ」はうけるのです。
読了日:10月18日 著者:藤本ともひこ


まえとあと―フラップブック はじめてのえいご (フラップブックはじめてのえいご)まえとあと―フラップブック はじめてのえいご (フラップブックはじめてのえいご)感想
これも1年生と6年生に読みました。1年生の方が英語も復唱してくれるし、先に英語を読むと日本語で答えてくれる。フラップブックなので、反対語がめくると出てくるしかけです。簡単な単語ながら、子ども達の前で読むとなると発音に気を使います。
読了日:10月18日 著者:メラニーウォルシュ

ひるねのね (こどもえほんランド)ひるねのね (こどもえほんランド)感想
ゆっくりのんびり歩くゾウの家族。食べ物や水を見つけるとお食事タイムになるけれど、赤ちゃんだけはいつもおっぱい。1年生は「おっぱい」の言葉にまだなじみがあるので、「赤ちゃんは・・・?」と聞くと「おっぱい!」と答えてくれるけど、6年生はさすがにその言葉は口にできないようです。年齢によって反応が違うのが面白い。
読了日:10月18日 著者:あべ弘士

14ひきのひっこし (14ひきのシリーズ)

14ひきのひっこし (14ひきのシリーズ)感想
小学校、おはなし会と英語版を読むのは無理そうなので、もともとの日本語版を図書館から借りてこちらを読みました。英語版でわかりにくいところがわかってよかった。このシリーズはとても好きなのですが、集団の読み聞かせでは、席の遠い子には絵が見えにくかったかもしれない。しかし、びっくりするのは、行き先も決めないでのお引っ越し。何か引っ越す理由があったのでしょうか。やっとみつけた住まいを、皆で力を合わせて快適な場所にしてしまう、すごいパワーに感心。引っ越す時にリュックしか持っていなかったのに家具まで揃えてしまうすごさ。
読了日:10月18日 著者:いわむらかずお

 


The Family of Fourteen On the Move 14ひきのひっこし・英語版 (The Family of Fourteen 14ひきのシリーズ・英語版)The Family of Fourteen On the Move 14ひきのひっこし・英語版 (The Family of Fourteen 14ひきのシリーズ・英語版)感想
先月、9月11日に、川越でアーサー・ビナードさんの講演会があり、ここで買ってサインしていただきました。私の名前をローマ字と漢字両方で書いてくれました。こども達に英語で読みたいけれど、ちょっとチンプンカンプンかもしれない。
読了日:10月18日 著者:いわむらかずお

 

 


大きなハードルと小さなハードル大きなハードルと小さなハードル感想
タイトルは主人公秀雄と妻光恵の話の連作で、何年後の話かは、娘の陽子の年齢でわかる。『美しい夏』では、まだ生まれていなく、『野菜鼠』では2歳8カ月。『大きなハードルと小さなハードル』では、5歳。『納屋のように広い心』では5歳2カ月。『裸者の夏』では6歳10カ月。娘がすくすく成長して、一見幸せな家庭にみえるのに、いつも幸福ではない。季節はいつも夏が描かれる。何を求めているのか、どうしたいのか、本人すらわからないもどかしさ。佐藤氏の小説の女性は常にしっかりしていて強い。後半は、高橋と文子の物語の連作。
読了日:10月18日 著者:佐藤泰志