しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2015年1月に読んだ本

2015-02-02 19:00:45 | こんな本読みました

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:201ページ
ナイス数:166ナイス

おもちのきもち (講談社の創作絵本)おもちのきもち (講談社の創作絵本)感想
年明けにはよく読む絵本である。おもちが自分自身を食べてしまうというのがいいね。食べ物が擬人化するおはなしは、よくあるパターンで、人間に食べられて喜ぶ場合もあれば、このお餅のように、食べられないように逃げ出すというのもある。 最後は固くなって動けなくなっちゃうのね。
読了日:1月18日 著者:加岳井広
くろいひつじ (1978年) (ヨーロッパ創作絵本シリーズ)くろいひつじ (1978年) (ヨーロッパ創作絵本シリーズ)感想
自分だけが黒く生まれたひつじは、仲間から離れて森の中で暮らすようになる。他の動物たちとも仲良くなっていくのだけれど。冬になり、雪があたり一面を覆うと、ほかの動物達の姿は見えなくなり、えさの草も雪に埋もれてしまう。そこで、仲間のところへ帰ろうと、やっとの思いで小屋にたどり着く。小屋の中は暖かくてすんなりと受け入れられて、よかったね。これは一体何を言いたいのか。わがままひつじが家出したけれど、自分の居場所は仲間の所しかないと悟って家に帰る話?何だか人間の話のようでもある。6年生に読もうと思っているんだけれど。
読了日:1月18日 著者:エレオノーレ・シュミット
十二支のおやこえほん十二支のおやこえほん感想
毎年1月のおはなし会では「干支」関係の絵本を必ず読むのですが、これは久々のヒット。ひとつひとつのストーリーがしゃれている。例えばネズミ「ねずみのおとうさんが こどもたちのしゃしんをとっています。はい、チーズ! そのとたん こどもたちは おおさわぎ たべたい たべたい たべたい」 こどもも一緒に聞いてる大人も楽しめます。
読了日:1月11日 著者:高畠純
はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック)はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック)感想
『はらぺこあおむし』は、さまざまな形態の本が出ていて、普通版ももっているんだけれど、これはボードブックという通常より厚みのある、サイズはB5の半分位。 キューブを使っておはなししながら、というスタイルでやってみました。 写真をあとで載せます。
読了日:1月7日 著者:エリックカール
ワニぼうのゆきだるまワニぼうのゆきだるま感想
ワニぼうシリーズの「こいのぼり」と同じく、ゆきだるまの色々動物バージョンがでてくる。 懐かしい「いとでんわ」も、やってみたくなるね。 今月のおはなし会では他に読む本があって、この本まで順番がまわってこなかった。 是非、二月には読みたい。
読了日:1月7日 著者:内田麟太郎
まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 (14))まりーちゃんとひつじ (岩波の子どもの本 (14))感想
今年の干支であるひつじの本をさがしていて、みつけました。 古典中の古典、名作であります。 1956年12月に1刷、1988年5月で25刷。 フランソワーズの絵の美しさ、与田準一の名訳! 「ぱたぽん」とカタカナでないひらがな表記と音がいいではありませんか。 「とらぬたぬきの皮算用」的なおはなしで、ひつじがいっぱい生まれたら、あれもこれも買えると夢見るまりーちゃん。 生まれたのは、たった1ぴきで、まりーちゃんは何も買えなかったけれど、でも満足感が伝わってきて、共感します。
読了日:1月7日 著者:フランソワーズ
ごろんごろん (はじめてのぼうけん 6)ごろんごろん (はじめてのぼうけん 6)感想
とにかくみんな「ごろんごろん」なんだけれど、時々「びゅーん」とか「おきられなーい」だったりするので、油断なきように。 読み終えたら、少ない人数なら、みんなにごろんごろんしてもらってもいいね。 実際、おはなし会で男の子がごろん、してくれました。
読了日:1月7日 著者:まつおかたつひで
つかんでぱっくん (えほん・いっしょによんで)つかんでぱっくん (えほん・いっしょによんで)感想
鼻やしっぽや舌で、なんの動物か当ててもらう。 おはなし会の導入にぴったり。 カメレオンの舌の上の小さな虫、私はつい見落としてしまって、ページをもどして確認したけれど、こども達はちゃんとみていて、「むし、むし」と答えてくれた。 最後のみかん、「みんなは自分でみかんむける?」とつい聞いてしまいました。
読了日:1月7日 著者:わかやましずこ
パンダさんパンダさんなにしてるの? (年少向けおひさまこんにちは)パンダさんパンダさんなにしてるの? (年少向けおひさまこんにちは)感想
絵のユーモラスさに笑顔がでてくる。 しかし、ワンちゃんこんなに小さかったんだ。 ほのぼの、のんびり良い感じ。
読了日:1月7日 著者:とよたかずひこ
おおきないわがどーん (年少向けおひさまこんにちは)おおきないわがどーん (年少向けおひさまこんにちは)感想
この紙芝居でこども達が共感できるのは、「力持ちでも動かせない重いもの」を赤ちゃんが簡単に動かしてしまうところ。 発想を変えると物事は好転するということですなあ。 「北風とおひさま」に相当するストーリーであります。 「よいしょ、よいしょ」には、思い切り力を込めて読むといいね。
読了日:1月7日 著者:とよたかずひこ
ばけこちゃんのおしょうがつ (年少向けおひさまこんにちは)ばけこちゃんのおしょうがつ (年少向けおひさまこんにちは)感想
1月のおはなし会に読みました。 カルタとりに羽根つき、コマまわしとお正月の定番がずらり。 ほねこちゃんは負けてばかりで、「くろほねこ」ちゃんになっちゃったよー。 獅子舞の獅子にかまれる、という場面、さて、今どきのこども達は獅子を知っているのだろうか。
読了日:1月7日 著者:苅田澄子

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