しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

生きる

2013-02-15 11:59:36 | こんな本読みました

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丘修三さんの自費出版なので、画像はアマゾンでは出てこない。店頭販売もなし。

これは3巻目。

「この本だいすきの会」のSさんに貸していただいた。

丘の上の白い家で楽しく暮らしていたマリアがかくれんぼして乗ってしまったトラックで遠くの町へ運ばれ、帰りたいと願いながらなかなか帰れないのだ。
恋をして、子猫が5匹生まれたけれど、愛する夫サラダに死に別れ、子猫達と旅をする。
厳しい世間には、味方をしてくれる仲間もいるし、敵もいる。
まるで人間の世界の話を読んでいるようだ。

「生きる」のは、人間でも猫の世界でも過酷であり、それに勇敢に立ち向かっていくマリアの姿に感動し、自分も勇気をもらえる。

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ネットで見つけた1巻目の画像。

表紙のマリアの絵はとても美しく、目が素敵。
人間でいえば、超美人なのでしょうね。


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これが2巻目。

マリアとこども達。

実はまだ読んでいないんです。

Sさんが他の人に貸出中。

Sさんは、丘先生に「どうか誰も死なないでみすずちゃんの家に帰れるような終わり方にして下さい。」とお願いしているそうです。

私も、敵猫のリリーの妨害に負けず、どうか無事に丘の家に帰ってほしいと、その後が気になって気になって仕方ありません。


ポール・デルヴォール展

2013-02-14 20:11:24 | 行ってきました

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 2月13日水曜日、友人のIさんと埼玉県立近代美術館へ「ポール・デルヴォール展」を観に行ってきました。

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 この美術館は、あの黒川紀章氏の設計であり、六本木の国立新美術館と似た曲線のフォルムが美しいデザインの建物です。

 北浦和公園の中にあります。

いつも、この公園をゆっくり散策したいと思いつつ、絵を見たら急いで帰ることになり、残念な思いです。

 知っているのは公園入り口から美術館の間までの道だけ。

それでも途中で笛を吹いているおじさんがいて、「なつかしい曲を吹きます」と看板がでていました。

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 美術館前の彫刻です。

 さて、ポール・デルヴォールについてですが、私は実は全く知らない画家でした。

 1897年ベルギー生まれで1994年まで。

 その絵には非常なこだわりがあり、汽車や骸骨もそうだけど、やはり女性像、裸婦が一番印象的。

 陶器のように澄んだ白い肌の女性であり、それは彼が執着するひとりの女性に帰依するのです。

 タムと呼ばれる女性と恋に落ちたものの、母に反対されて別な女性と結婚するけれど、50歳すぎてから、タムと再会して、結婚するのです。

 絵の印象としては、現実とは違う作り物の世界に足を踏み入れているような感じです。

 仕事帰りに行ったから、おにぎり1個食べただけでおなかぺこぺこ。

生スパの『ポポラ・マーマ』で夕飯。

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 私のセット。アマトリチャーナ。

白ワイン2杯飲みました。

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 友人はお酒飲めないので、フリードリンク。

ブロッコリーのラグーソース。

 おみやげにマルガリータピザとコーンマヨピザをお持ちかえり。


1月に読んだ本

2013-02-10 16:19:45 | インポート
2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:1152ページ
ナイス数:46ナイス

つららがぽーっとん (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)つららがぽーっとん (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)感想
絵がすてき。ちょっとレトロな昭和の町のよう。雪国なんでしょうね。この辺ではつららは見ないから。こども達、つらら知ってるかなあ。
読了日:1月31日 著者:小野寺 悦子
だーれかな だーれかな (とことこえほん)だーれかな だーれかな (とことこえほん)感想
絵をみてるだけでにこにこしちゃう。この足跡はだれかなって、おはなし会の導入につかうのにぴったり。
読了日:1月31日 著者:カズコ・G. ストーン
ごろんご ゆきだるま (0.1.2えほん)ごろんご ゆきだるま (0.1.2えほん)感想
こないだ雪ふったから、雪だるま作った子もいるよね。こんな風に雪だるまが歩きだしたらゆかいだね。赤ちゃんから2歳位用。
読了日:1月31日 著者:たむら しげる
まかせとけ (はたらくくるま)まかせとけ (はたらくくるま)感想
男の子の大好きな働く車。ホイールローダー、オフロードダンプカー、クローラークレーン、カーゴトラック、セルフローダートラックなど知らない種類ばかり。こういうのがかっこいいんだよねー。家の息子は3~4歳の時、ゴミ収集車が大好きだった。
読了日:1月31日 著者:三浦 太郎
ぶたのいつつご (ぴよぴよシリーズ)ぶたのいつつご (ぴよぴよシリーズ)感想
高橋五山の名作ですが、演じるのにちょっと技術がいるね。うまくやらないと面白さがでてこない。
読了日:1月31日 著者:高橋 五山
りゅうになりたかったへび (1979年) (大日本ようねん文庫)りゅうになりたかったへび (1979年) (大日本ようねん文庫)感想
ヘビ年なので、それにちなんだ紙芝居。おじいさんとおばあさんは仲いいね。
読了日:1月31日 著者:松谷 みよ子,丸木 俊子
ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)
読了日:1月31日 著者:藤田 勝治
おにはうち ふくはそと (ひさかた傑作集 (5))おにはうち ふくはそと (ひさかた傑作集 (5))感想
6年生になら読めるかなと用意したけれど、読む機会がなかった。虎の皮のふんどしがお米に換えられるというのが面白いね。
読了日:1月31日 著者:西本 鶏介
14ひきのもちつき (14ひきのシリーズ)14ひきのもちつき (14ひきのシリーズ)感想
1月のおはなし会で読んだよ。私には誰が誰やら区別がつかない。お父さんもおじいちゃんも同じ顔。でも中2の唯葉ちゃんはわかるんだって。
読了日:1月31日 著者:いわむら かずお
あかたろうの1・2・3の3・4・5 (おにのこあかたろうのほん 1)あかたろうの1・2・3の3・4・5 (おにのこあかたろうのほん 1)感想
おかあさんの行き先を追って、つぎつぎに電話するあかたろう。最後に買い物を当てちゃうとこがいいね。干しブドウって、5粒でも買えるんだ。エビ入りカレーは美味しそう。電話機は古いね。ダイヤル式が懐かしい。1977年刊だからね。
読了日:1月31日 著者:北山 葉子
三匹のおっさん ふたたび三匹のおっさん ふたたび感想
まだ登録していなかったかな。村山さんにお借りしました。何カ月も借りたままだから、早くかえさなくっちゃ。おっさん達、やっぱカッコいいねー。
読了日:1月31日 著者:有川 浩
まぼろしの町 ニルスが出会った物語1 (世界傑作童話シリーズ)まぼろしの町 ニルスが出会った物語1 (世界傑作童話シリーズ)感想
なんて美しい絵でしょう。「ニルスの不思議な旅」は読んだ事ないけど、このシリーズは6巻全部よむぞー。
読了日:1月31日 著者:セルマ・ラーゲルレーヴ
十二支のお節料理十二支のお節料理感想
お正月に読もうとおもったけれど、これは年末に読むのがいいね。それぞれの動物がお節を協力して作る。役割分担になるほどねえと納得。
読了日:1月9日 著者:川端 誠
どんぶらどんぶら七福神どんぶらどんぶら七福神感想
こどもにもよくわかる「七福神」。ひとりひとり紹介して、それがはっきりとした特徴のある素晴らしい絵なのだから、これは最高!
読了日:1月9日 著者:みき つきみ,柳原 良平
なーんだなんだ (あかちゃんの絵本)なーんだなんだ (あかちゃんの絵本)感想
前にもおはなし会で読んだけど、すーぐ答えがわかっちゃうのよねえ。最初の1ページで「パンダ!パンダ!」って。でも答えがすぐわかるところがいいのです。最後のおまけも可愛いね。
読了日:1月9日 著者:カズコ・G. ストーン
ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)ふくはうち おにもうち (紙芝居ベストセレクション)感想
どうして「おにもうち」って言うようになったかという昔話。ここで出てくる鬼は村人を助けてくれるいい鬼なんだね。
読了日:1月9日 著者:藤田 勝治
おにはそと (こどものくに傑作絵本)おにはそと (こどものくに傑作絵本)感想
せなさんの本だけど、大判。ちびおにちゃんがこども達と友だちになって一緒に豆まきして、取り返しにきたお父ちゃんにまで豆投げちゃう。
読了日:1月9日 著者:せな けいこ/作・絵
だんだんのみ (てのひらむかしばなし)だんだんのみ (てのひらむかしばなし)感想
節分に読むのにぴったり。虫→かえる→へび→きじ→りょうし→おに、とだんだん飲んで、最後のオチが抜群!何人もの人にこの本紹介したら、大喝采!
読了日:1月9日 著者:長谷川 摂子
ゆたんぽくん (年少向けおひさまこんにちは)ゆたんぽくん (年少向けおひさまこんにちは)感想
どうして読書メーターは紙芝居の画像がでないんでしょ、プンプン。 赤ちゃん本舗で2回のおはなし会で読むも、だれも「ゆたんぽ」を知らないので説明が必要だった。アイスキャンデーやしろくまさんはあっためてほしくないよね。最後にたどりついたのは・・・。
読了日:1月9日 著者:おおたか 蓮
へんしんおんせん (新しいえほん)へんしんおんせん (新しいえほん)感想
「へんしんシリーズ」の最新刊。2012年8月刊。冬に読むのにぴったり。こんな温泉に入って若返りたいね~。
読了日:1月9日 著者:あきやまただし
つるのおんがえし (紙芝居むかしばなし 第 2集)つるのおんがえし (紙芝居むかしばなし 第 2集)感想
教育画劇の紙芝居。12月のおはなし会、書店で読んだ。同タイトルの絵本は数多くあれど、どれもこれも低俗で読むに堪えない。これはまともな内容。絵もいいね。助けた鶴はどのお話も美しい娘で、若い男だとお嫁さんになるけど、ここではおじいさんの話。
読了日:1月9日 著者:岡上 鈴江
まってるのだあれ (2012年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)まってるのだあれ (2012年度定期刊行紙しばい 年少向け おひさまこんにちは)感想
幼稚園児向け。幼稚園に行くと園長先生の他、お花や滑り台が待っていてくれる。最後は大好きなりえ先生。
読了日:1月9日 著者:いちかわ けいこ
よいしょよいしょよいしょよいしょ感想
おはなし会で何度読んだことか。舞台を使わない紙芝居。クリスマスだけでなくほかの季節でも使えるようにラストが何パターンもある。
読了日:1月9日 著者:まつい のりこ
こぐまのクリスマス (サンタクロース・シリーズ)こぐまのクリスマス (サンタクロース・シリーズ)感想
これも12月に読んだ紙芝居。サンタさんは白くまなんだね。
読了日:1月9日 著者:堀尾 青史
サンタさんはおおいそがし (サンタクロース・シリーズ)サンタさんはおおいそがし (サンタクロース・シリーズ)感想
12月に読んだ紙芝居。画像ないのね。
読了日:1月9日 著者:川田 百合子,都丸 つや子
世界の果ての国へ (安房直子コレクション)世界の果ての国へ (安房直子コレクション)感想
安房直子全集もこれで6冊目。あと1冊で全部読んだ事になる。どれもこれも引きこまれてしまう安房さんの世界。「鶴の家」「火影の夢」がよかった。巻末のエッセイもいつも楽しみ。
読了日:1月9日 著者:安房 直子

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