しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2015年10月に読んだ本

2015-11-08 18:33:16 | こんな本読みました

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:2147ページ
ナイス数:204ナイス

おまかせコックさんおまかせコックさん感想
食べ物系の絵本は、定番だね。リンゴ、バナナ、チーズ、レタス、キュウリ、トマト、茹で卵、ウインナー、これだけはさんだら、美味しい事まちがいなし!作ってみたくなっちゃうね。
読了日:10月27日 著者:竹下文子
ぼくがきょうりゅうだったとき (こどもえほんランド)ぼくがきょうりゅうだったとき (こどもえほんランド)感想
おじいちゃんからの誕生日プレゼントのきょうりゅうパジャマを着たら恐竜の世界に入って仲間になるという、こどもにとっては「いいなあ、やってみたい」と思わせるお話だ。恐竜の世界へ行くのを嫌がる飼い犬、でもその世界では結構喜んで遊んでる姿がいいね。ケツァルタクシーのケツァルって、恐竜の名前なの?初めて聞いた言葉。石を落してティラノサウルスを追い払うのはさすが賢い人間の男の子。
読了日:10月27日 著者:松岡達英
うれしいさんかなしいさんうれしいさんかなしいさん感想
2年生に読む。繰り返しのパターンがすぐわかるので、かなしいさんの後は「うれしいさん!」、うれしいさんの後は「かなしいさん!」と言ってくれました。 文中の「わるがき」という言葉は使いたくないので「悪い子」と言い変えました。
読了日:10月27日 著者:松岡享子
わらのうし―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)わらのうし―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)
読了日:10月27日 著者:内田莉莎子
わらのうし―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)わらのうし―ウクライナの昔話 (世界傑作絵本シリーズ)感想
何故かひきこまれる話で、よくできていると思う。味のある絵がさらにいい。おばあさんは、タールを塗った牛でオオカミやキツネやクマを捕まえることを計画的にしたのだろうか。
読了日:10月27日 著者:内田莉莎子
まじょまつりにいこう (せなけいこのえ・ほ・ん)まじょまつりにいこう (せなけいこのえ・ほ・ん)感想
ハロウィン直前の今にぴったり。2年1組で読む。月の中で餅をついていたうさぎ達が、魔女に追いかけられたうさぎを、うすに乗って助けに来るくだりが、わたし的にひっかかるんだけど、果たしてこども達の反応も「重くて落っこちちゃうよ」、そうだよねえ。しかし、魔女はなぜ、ネコしか招待しないのかがわからない。
読了日:10月27日 著者:せなけいこ
文學界2015年3月号 (文学界 2015年 03月号)文學界2015年3月号 (文学界 2015年 03月号)感想
羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」を読む為に予約したけれど、文芸春秋の特別号でとっくに読んでしまった。石原慎太郎『ワイルドライフ』、横尾忠則『消えた男』他お得な読み物があり。文芸雑誌好き好き。
読了日:10月26日 著者:
超訳 広岡浅子自伝超訳 広岡浅子自伝感想
2015年8月30日刊。NHK朝ドラ『あさがきた』放映に合わせて、広岡浅子氏の本がどんどん発刊している。 これは、浅子さんが一般誌に書いたものや、大学で語った事などを集めたもので、「広岡浅子語録」である。 浅子さんは結構きつくて、学生や学長をどなりまくったりしていたようで、でも60歳を過ぎてキリスト教を信心して、人柄が丸くなったということである。
読了日:10月25日 著者:広岡浅子
ブーちゃんの秋 (新日本にじの文学)ブーちゃんの秋 (新日本にじの文学)感想
太った男の子が主人公の絵本、今まで読んだ最上先生の本では初めて。
読了日:10月25日 著者:最上一平
バッタの足 (学研の新・創作)バッタの足 (学研の新・創作)感想
バッタの足、は石のことなんだね。
読了日:10月25日 著者:最上一平
だいおういかのいかたろう (ひまわりえほんシリーズ)だいおういかのいかたろう (ひまわりえほんシリーズ)感想
作者である、ザ・キャビンカンパニーのひとり、阿部健太朗さんの講座で、「いかダンス」を直伝していただきました。小学校やおはなし会でバッチリ踊りまくりました。
読了日:10月18日 著者:ザキャビンカンパニー
うんち したのは だれよ!うんち したのは だれよ!感想
my bookなので、10年ぶり位におはなし会と小学校で読んだ。こども達は「うんち」が好きです。この絵本の素晴らしいのは、動物のうんちの形がわかること。動物園に行くとそれぞれの動物のうんちが見られるのだけれど、この絵本でその知識がつくので、おすすめ。
読了日:10月18日 著者:ヴェルナーホルツヴァルト
いちばんおおきなばった (年少向写真かみしばい―今森光彦のふしぎがいっぱい!むしのせかい)いちばんおおきなばった (年少向写真かみしばい―今森光彦のふしぎがいっぱい!むしのせかい)感想
最近、庭でバッタをよくみかけるのでこの紙芝居を選んだ。オンブバッタもみかけたよ。最後のページでクイズをします。「オンブバッタの関係は?」、1.お母さんと赤ちゃん、2.オスとメス、3.兄弟。あちこちでやったけど、1番という答えが多かったです。もちろん正解は2番。下の大きいのがメスで、オスはつめをメスの体にくいこませて、しっかり離れないようにくっついていて、このままの体勢でぴょんぴょん移動するのです。
読了日:10月18日 著者:今森光彦
ててて (年少向けおひさまこんにちは)ててて (年少向けおひさまこんにちは)感想
まどさんの詩はテンポがよく、片山健さんは好きな絵描きさんだけれど・・・。 図書館で借りたものの、小学校でもおはなし会でも読まずに終わった。理由は、やはり最後の場面かな。私てきに違和感があり、ダメダメモードでこども達の前で読む気がしなかった。おこがましくも、私ならこうしたい。「おいのりします」の代わりに「パチパチパチ 手をたたきます」・・・まどさん、ごめんなさい。
読了日:10月18日 著者:まどみちお
九転び十起き!  広岡浅子の生涯 (NIKKO MOOK)九転び十起き! 広岡浅子の生涯 (NIKKO MOOK)感想
わぉ!私が初登録。なにせ2015年9月25日刊、つい先日の発刊だからね。NHK朝ドラ『あさが来た』のガイドブック的な本である。ドラマの原作は古川智映子『小説土佐堀川』という27年も前の本。これをNHKドラマ制作プロデューサーが発掘したという創作秘話やこの時代の解説、用語解説など親切丁寧なる案内書である。ドラマは当然ながら設定が大きく違い、その最たるものが、主人公浅子が、三井高益の別腹で、2歳の時に三井家に養女として入家しているということである。三井家は子どもの数が多く、かなり複雑であったようだ。
読了日:10月14日 著者:「おとなのデジタルTVナビ」編集部
ヤギになっちゃうぞ (新日本ひまわり文庫)ヤギになっちゃうぞ (新日本ひまわり文庫)感想
第42回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書になった本。小学校低学年向け。お竹石の逸話、いい話である。過疎地で近所に友達がいないあきらは、地域の人達に見守られている。金四郎さんのおばあちゃんは干してある梅干しをくれ、あきらと世間話をする。暖かい気持が伝わってくる。
読了日:10月14日 著者:最上一平
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂5 (ふしぎ駄菓子屋銭天堂)ふしぎ駄菓子屋 銭天堂5 (ふしぎ駄菓子屋銭天堂)感想
図書館へのリクエスト、くるのが待ち切れずに買ってしまいました。 4巻までは夢中で一気読みしてしまった為、楽しみがなくなったので、今度はもったいながりながら、いっこずつお話を読もうと思っていたのに、ついつい、読み終えてしまいました。 銭天堂の自動販売機がこわされ、スーパーに設置したカプセルトイの中身も盗まれてしまった。 「運を持たないひとの手」に渡ってしまった商品はどうなるのか。 今回の話は「新品ピン」「おじょうさまココア」「バーチャルバッジ」「イケ面」「スピーチジュース」、全部表紙の(続きあり)
読了日:10月13日 著者:廣嶋玲子
明治探偵冒険小説集 (1) 黒岩涙香集 ちくま文庫―明治探偵冒険小説集明治探偵冒険小説集 (1) 黒岩涙香集 ちくま文庫―明治探偵冒険小説集感想
『幽霊塔』は江戸川乱歩版とほとんど同じ。というか、乱歩が涙香の『幽霊塔』をパクったのである。乱歩は涙香嗣子、黒岩日出男氏の了解を得て、その際謝礼を包んだそうである。舞台はイギリスであるのに、登場人物はすべて日本名、通貨単位も磅(ポンド)と銭や円が混じっていて、物の考え方、言いまわしはすべて日本人、なのに生活は西洋っぽいというある意味、ハチャメチャである。乱歩版を先に読んでいて内容を知っているにも関わらず、面白くて読みすすんでしまった。短編『生命保険』もなかなか面白かった。TVドラマになりそうな話だ。
読了日:10月12日 著者:黒岩涙香
山のかぼちゃ運動会 (緑の文学館)山のかぼちゃ運動会 (緑の文学館)感想
一平先生の本、6冊目にして、これが一番好き。昭和24年に初めて電気が通った山の奥の奥の集落。父親は早くに亡くなり、母親が働きづめで生計を支えていたのに、病気で寝ついてしまい、6年生の耕吉が蚕の世話や家の事をしなければならず、学校に行くどころではない。お金がないから、母親を医者にも診せられないし、栄養のあるものも食べさせられない。それでも近所の人や学校の友達が手伝いにきてくれ、母親は入院できる事となり、村で初めての運動会にも参加できるようになる。賞品はほとんどがかぼちゃ。けれど最高の運動会だった。
読了日:10月7日 著者:最上一平
ぬくい山のきつね (風の文学館2)ぬくい山のきつね (風の文学館2)感想
一平先生の代表作。表題作の「ぬくい山のきつね」は亡くなったおじいさんに化けたきつねを、それと知りながら受け入れるおばあさんと、おばあさんの優しさに応えるきつねの話。幽霊になって、自分の家の木を勝手に切られた相手に化けてでたものの、生来の口下手で上手く文句を言えず、洪水から相手を助けてしまう男の話。この2つがお気に入り。きつい雪国の暮らし、つれあいを失くしたおじいさん、おばあさん、貧乏に耐えるこども達など、辛いけれど、逆境を嘆くことなく生きて行く姿に勇気をもらえる。
読了日:10月7日 著者:最上一平最上一平
送り人の娘 (カドカワ銀のさじシリーズ)送り人の娘 (カドカワ銀のさじシリーズ)感想
「銭天堂」で知った廣嶋さんの作品を読んでみたいと思って選んだ1冊。ファンタジーであり、神々が人間界と関わっていた頃の話である。この手のはあまり読まないのだけれど、面白かった。装画の東逸子さん、好きな画家さんだけど、この挿絵はいまいち。
読了日:10月1日 著者:廣嶋玲子

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