しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

『東武ブックス』西川口店おはなし会

2010-10-16 16:35:01 | おはなし会

 10月15日(土) 『東武ブックス』西川口店

 京浜東北線「西川口」駅を出てすぐの駅ビル「Beansにしかわぐち」4階にある、東武ブックスでおはなし会をしてきました。

 SさんがJPICからの依頼を受け、私は、今回助っ人として参加。 11時からと12時から、それぞれ30分間。

 東武ブックスさんは、今年の4月にOPENしたばかり。

 今回日販さんの「おはなしマラソン」に参加する形でのおはなし会です。

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 1回目の終わりにきて、2回目も参加して下さった「七海(ななみ)」ちゃん、九か月とお誕生日1日違いのお友達。

 おりこうさんに見てくれていました。ありがとう!

 後ろにいるのは、Sさんのお子さん、Aちゃんです。

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 お店のカウンター。

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 準備している所。Sさんです。

とっても可愛らしいマットをお店で用意して下さいました。

《本日のプログラム》

 ☆手遊び「はじまるよ」

 ☆絵本『だるまさんが』

 ☆絵本『おならうた』

 ☆絵本『オレ・ダレ』

 ☆絵本『せんろはつづく』

 ☆絵本『どんどこももんちゃん』

 ☆手遊び「ひげじいさん」

 ☆手遊び「おべんとうのうた」

 ☆絵本『うしろにいるのだあれ』

 ☆絵本『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』

 ☆紙芝居『りんごくんのおうちはどこ?』

 ☆紙芝居『ニャーオン』

     順不同 おはなし会2回分です。

 なお、私のお手伝いは今回限りですが、東武ブックス西川口店さんでは、来月から毎月第3土曜日午前11時30分から「おはなし会」を開催します。みんな来てね~、まってるよ~~~。

 


紙芝居『ドングリ』

2010-10-11 11:06:20 | おはなし会

10073 フォト紙芝居 かがくのアルバム

『ドングリ』

構成・文 七尾純

監修 清水清

製作発行 あかね書房

出版  教育画劇

 おはなし会では、科学や理科の本や紙芝居を読むことが多々あります。

 理科系が苦手な私にとって、これらの本で学ぶものがたくさんあり、随分と勉強になっています。

 さて、今の季節はこれ!「ドングリ」

 ここでは、「コナラの木」のドングリの1年間を紹介しています。

 木の枝に藤のようにぶら下がる雄花(おばな)。

雄花の近くには枝の先に雌花(めばな)がついていて、1つの枝に雄花と雌花があり、風で雄花の花粉が雌花に運ばれて受粉します。

 6月、雌花のあとに丸い実ができる。ドングリの赤ちゃん。

その頃、オトシブミという虫が葉につき、くるくると葉を丸めて、そこへ卵を産みつけます。

 卵から生まれた幼虫は、まわりの葉を食べて成長する。

 夏には、コナラの木の樹液を求めて昆虫たちがやってきます。

 夏の終わり、大きくなったドングリに「ゾウムシ」がきて、ドングリに穴をあけ、穴の中に卵を産みつけます。

 卵から生まれた幼虫は、ドングリの中身を食べてしまいます。

 拾ったドングリから白い虫が出てくることがあるけど、これは、ゾウムシだったんだー、と初めて知る次第。

 けれど、ゾウムシに食べられても、ドングリはまだたくさんあります。

 秋になって、ドングリは茶色くなり、風でおさら部分からはずれて地面に落ちます。

 ドングリのなる木は、コナラだけでなく、カシやシイやコナラの仲間には、みなドングリができます。

 ミズナラ、カシワ、クヌギ、アラカシ、スダジイ、ツクバネガシ、マテバシイなどなど。

 形は木の種類によって、丸かったり、細長かったりします。

 10月頃、雑木林にはシマリスがあらわれ、冬のたくわえにドングリをたくさん持ち帰ります。

 そして、冬。

 雪につつまれた雑木林で、残ったドングリの先がさけて、根が出てきます。

 寒さと闘いながら、冬を越し、春には緑の葉っぱが出てくるのです。

 これが、何年もかかって、大きくなっていきます。

 すごい、すごい、そうだったんだーと感心しきりで、紙芝居の解説もじっくり読みました。

 私には「スダジイ」という木の名前が、どこかで聞いたことあるような気がして・・・。

そうだ、「ひでじい」だ!

「ちびまる子ちゃん」の友達、花輪君くん家の執事さん。

「スダジイ」のドングリは、あくが少ないので、生で食べられるそうです。

 さて、これをおはなし会で演じるのなら、是非とも実物がほしい。 でも、ドングリって、どこへ行けばあるの?

 山とか行かれないし・・・と思っていたら、「もくりん」さんのブログに「家の近所にたくさんドングリがおちていて・・・」の記述を発見!

 もくりんさんに電話して、「拾いにいきたい」と言ったら、案内してくれる事になり、さっそくGO!GO!

 なんともくりんさん家の前の道路の木の下にたーくさんおちているではありませんか!

 ドングリって、こんな近くにあったの!?

 非常なる驚きでした。

 私の生きてきた人生でドングリに触れた事は数えるほどしかなくて、「山で拾うもの」という固定観念があったのです。

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 もくりん さんも手伝ってくれて、いっぱい拾い集めました。

 こども達に配るつもりなので、水できれいに洗ってタオルでよく拭いて、缶の中へ入れました。

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 こんな風に枝や「おさら」部分がついたままなのもありました。

 さて、これをどうやって配るか。

もちろん、そのまま配るけど、こういうのを作りました。

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 修正液とマジックで目と模様を書いて「トトロ」

 次の日のおはなし会に時間がなくて、簡単に作ったものを5~6個用意して、あとは作り方を説明して、そのまま配りました。

 模様を書いたものは先になくなり、「うちに帰ってからコマ作ろう!」と言う子もいました。