しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

5月に読んだ本

2013-06-05 15:28:07 | こんな本読みました

今月は数が少ないので、特大にしてみました。

本当はもっと読んでいるのだけれど、記録が間に合わなかった。

2013年5月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:1745ページ
ナイス数:71ナイス

あめのひのおともだち (年少向けおひさまこんにちは)あめのひのおともだち (年少向けおひさまこんにちは)感想
あーあー、もう、画像がないんだからー。今の季節にぴったりの紙芝居。あめが好きなかえるさんがかたつむりやみつばちやちょうちょなどいろんなお友達と会うよ。こどもの目を自然に向けさせる優れた作品。
読了日:5月29日 著者:八木田 宜子
大型絵本 ころころころ (こどものとも年少版劇場)大型絵本 ころころころ (こどものとも年少版劇場)感想
大型絵本で読むと、絵がはっきりしているからインパクトあるね。 読み方は練習しないとね。5分位かけて読もう。
読了日:5月29日 著者:元永定正
へんしんマジック (新しいえほん)へんしんマジック (新しいえほん)感想
へんしんシリーズはずいぶん読みました。これはまだだったので書店で読んだよ。場が盛り上がるので大変助かります。最後の「かっぱ」は「ぱっかぱっか」で馬がでるかなと思ったら、「ぱかっ」と箱が開いたのね。あきやま先生、最後のオチに毎回工夫をされていますねー。
読了日:5月29日 著者:あきやま ただし
なりたいものだらけなりたいものだらけ感想
絵がはっきりして、よく描き込んであって、じっくりみても楽しめるね。みんなは何やさんになりたいだろうか。私は・・・「やりたいときになんでもできるやさん」・・・あれ?この子の「ぜーんぶ」とおんなじかも。
読了日:5月29日 著者:ジェリー スピネッリ
きょうのごはんきょうのごはん感想
もうもう、たまらなくリアルでおいしそ~~~。サンマもカレーもオムライスも、コロッケも、ああ、お寿司も、すぐにでも食べたくなっちゃう。 書店での読み聞かせしていたら、こども達が絵に手を出して食べる真似をするので、チャンス!と「はい、どうぞ」とみんなにあげて、みんなでぱくぱく食べました。語り手の猫が必ずどのページにもいるし、最初の商店街のページに出てる人がどこの家の人か探すのも楽しい。
読了日:5月29日 著者:加藤 休ミ
わたしのおべんとうわたしのおべんとう感想
「ぼくのおべんとう」とどっち作ってもらいたい?って聞かれたら、こっち。だってサンドイッチ大好きなんだもの。海苔と納豆のサンドっていけそうじゃん。
読了日:5月29日 著者:スギヤマ カナヨ
ぼくのおべんとうぼくのおべんとう感想
「わたしのおべんとう」と交互に読んだよ。私はこっちの担当。和風お弁当だね。ご飯の下にタコウインナー隠すという技は是非とも真似したい。
読了日:5月29日 著者:スギヤマ カナヨ
東北んめえもんのうた (クローバーえほんシリーズ)東北んめえもんのうた (クローバーえほんシリーズ)感想
方言読むのに自信なかったけど、ま、いいか。野口英世や宮沢賢治が各場面で登場していて、面白い。小さい子たちにはそこまでの深いところがわからないけど、絵のにぎやかさと手ぶりだけですごい楽しめる。ちなみに「大阪うまいもんのうた」はかなりあちこちで読んで好評だったよー。
読了日:5月29日 著者:長谷川義史
いろいろ ばあいろいろ ばあ感想
ささっと読んじゃダメよ。ゆっくりためこんで、みんなの顔をみまわしてから、おもむろにページをしかしぱっとめくる。こども達は図工の時間で絵を描いているから、青と赤を混ぜたら、とか赤と黄色を混ぜたら何色になるかよく知ってる。ページをめくる前に答えてくれたよ。
読了日:5月29日 著者:新井 洋行
にっぽんほら話 (講談社文庫)にっぽんほら話 (講談社文庫)感想
星新一さんのショートショートみたいな感じ。SFあり、落語あり、童話ありと色々な気のきいた短編集だ。どんどん書けてしまうのかと思ったら、これが10年分とは。1974年が初版というので、当時の流行や風俗が懐かしいね。私の好みは『空海の柩』落語の小話のようで、SFっぽい。未来からきた男が置いて行ったニコンの35ミリカメラが「35匹の亀」と聞き違えられるのが面白い。
読了日:5月26日 著者:和田 誠
虹を操る少年 (講談社文庫)虹を操る少年 (講談社文庫)感想
会社のIさんから借用。タイトルがいまいちで、文庫本の表紙もいまいち、読書欲をそそられず、しばらく読まずにいたのに、読み始めたらもうとまらない。 昔読んだ、平井和正の『幻魔大戦』を思い出してしまった。全部で20冊かそれ以上あったような、でも夢中で読んだ。「新人類」というのはどこかの時点できっと現れるものなのだろうな。自分にその力があったらいいのになあと思う。 最後がドキドキだけど光瑠が助かってよかった。未来は彼に委ねよう。
読了日:5月22日 著者:東野 圭吾
新島八重と幕末新島八重と幕末感想
NHKのドラマの影響で、八重ちゃん関係の本はたーくさんでている。何冊か読んだけど、これは優れた1冊である。まず、文章が簡潔でわかりやすく読みやすく、とてもよくまとめてある。ややこしい幕末の人間関係、藩の立場や幕府の事、すっごくわかりやすくて、これ1冊読むと幕末に詳しくなれる。そして、会津の悲劇が切なくて、なんとか歴史を巻き戻して京都守護職を引き受けないようにできなかったのかと地団太踏む思いである。鶴ヶ城での戦闘場面のむごたらしさには読むのが辛くなるほど。幕末までの八重に焦点を絞っているという所に高評価。
読了日:5月21日 著者:由良 弥生
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年感想
現在4142、すごい感想の数にびっくりというか当然。もっともっと増えるでしょうね。感想はたくさんありすぎるので、自分のブログに掲載予定。簡単に言うとやっぱりこれも村上ワールド。私はその世界にはまるタイプなので「たまらない醍醐味」を味わいました。つまりはそれがこの本をたくさん売らしめる要素であります。登場人物すべてが蘊蓄が深く、「どうして僕が仲間外れになったの?」というだけの話なのに入れ子構造で世界がどんどんふくらんでたくさんのエピソードが出てくる。どれも興味深く、どれも面白い。
読了日:5月14日 著者:村上 春樹
小さいおうち (文春文庫)小さいおうち (文春文庫)感想
こういう話が大好き。戦時中の様子はドラマや映画や小説やでいっぱい知っているけれど「女中」の目線からの話、そして、当時の東京の様子、なんの挿絵もないのにすべてが想像できる。一番のなぞは時子さんと板倉さんの事であるけれど、深く書かない事をよしとして曖昧にしたのか、私はもっときっちり書いてほしかった。映画化されるそうで、その辺どう扱われるか、興味がある。
読了日:5月14日 著者:中島 京子

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