しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

スズメの大研究

2005-07-18 11:25:17 | こんな本読みました
suzumeno-daikenkyuu


国松 俊英/文  関口 シュン/絵  PHP研究所


 第51回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書のうちの1冊。
小学校3・4年生向きです。
4年1組で紹介して、「この本おすすめだよ」と言ってきました。

 国松氏は、他の鳥の研究はたくさんあるのに、身近なすずめの研究をしている人がいないのに着目して、長年研究を続けました。
 「すずめは、穀物や果物を食べてしまうので、害鳥とおもわれがちだけれど、そうでなく、すずめがいなくなったら、害虫が増え、穀物も果物も実らなくなる。」 なるほどね。

 すずめに関することわざや、物語も興味深いです。



コミュニケーション力

2005-07-18 11:12:19 | こんな本読みました
komyunike

 齋藤 孝/著  岩波新書


 私は、本は、「買わない」主義で、これも図書館から借りたのだけど、リクエストしてから何ヶ月も待たされて、やっと手元に届きました。
そして、じっくり読んでいるうちに、(他の本と平行して読んでいるので)期限がきて、次にリクエストしている人がいっぱいいるそうで、督促されてしまいました。
 とっくに読んではいたのだけれど、ブログに書いてからと思っていて、ついつい遅くなってしまいました。
今日、返却にいくから、UPします。

 というわけで、この本は人気本です。
齋藤先生のたくさんの著書の1冊でありまして、多くの人が求めているものが、コミュニケーションなのでしょう。

 私は、齋藤先生のように、ディスカッションとか、議論とか、他人との意見交換というのが、面倒で、できればだれともかかわらずに、口もきかずに静かにしていたいのだけど、仕事もあり、社会生活している以上は、嫌でも人と関わらなければいけなくて、それでは、どうすれば人と上手くコミュニケートできるの?と考えながら読んでいました。

 自分のことばかり話し続けたり、人の話をすぐ自分の話題に置き換える「人間ジュークボックス」
いるよねー、こういう人。 ていうかほとんどの人がそうじゃないかな、みんな、自分の事自慢したり、話したりしたいんです。
でも、それは、コミュニケーションとは言えない。

 すぐとりいれようと思ったのは、「1分間揺さぶり体操」。
齋藤先生は、講演会で話を始める前に、全員に立ってもらって、これを行う。
すると、体がほぐれて、居眠りする人はなくなり、笑いが格段に増える。

 おはなし会で、まずお遊戯をするのは、これと同じ発想で、リラックスしてもらって、まわりの人と同じ事をすることにより、一体感とか、集中力ができてくるのです。
これは、経験からなので、齋藤先生の説に、うなづけます。
次回、体操してみようかな。

 その他にも、ちょっとした工夫で、コミュニケーションが上手くいく方法があります。
実践する価値、おおいにあり、です。


東京国際ブックフェア

2005-07-07 19:16:04 | 行ってきました
2005

2005


 東京ビックサイトで行われた、第12回東京国際ブックフェアに行ってきました。
招待券をJPICでいただいたので、入場料無料で入れました。
皆、首に名刺を貼り付けた名札をぶらさげて、歩くのです。
どこのだれだか、すぐわかってしまいます。
各ブースをまわって、たくさん資料をもらいました。