しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2015年4月に読んだ本

2015-05-04 23:13:05 | こんな本読みました
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1947ページ
ナイス数:99ナイス

こんなツレでゴメンナサイ。こんなツレでゴメンナサイ。感想
貂々さんのツレさんの闘病のエッセイ。絵は貂々さん。これを読むと「うつ病」は辛く家族も大変というのがよくわかる。一家の大黒柱がうつになって、会社を辞めてしまうのだから大問題だ。細川家の家庭内のこと、おふたりの考え方がよくわかる。この本を書いたのはきっと、同じ病の方達へのエールなのだ。うちは、その病はないけれど、夫婦が困難を乗り切るということでは、どこの家庭も同じと思う。この本に勇気を得て、前向きにやっていこうという気になりました。貂々さん、ツレさん、有難う。
読了日:4月30日 著者:望月昭
7年目のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)7年目のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)感想
スーパーサラリーマンだったツレが、突然うつ病になり、主婦でちょこっとイラストを描いていた貂々さんが、本格的に仕事をすることとなり、ツレさんは主夫になったその後のお話。『ツレがうつになりまして』がすごいヒットとなり、ドラマ化、映画化され、夫婦でTV出演したり、取材を受けたりするようになり、お子さんも誕生して、順風満帆の現在。ここまでくるには貂々さんのおおらかさ、ガッツがあったからこそ。ツレさんも頑張った。能力がある方なので、少しずつ、前に向かって進んでほしい。
読了日:4月30日 著者:細川貂々
ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)感想
2015年4月8日、雪の降る日、池袋リブロへ貂々さんの「展示会」に行きました。絵本を2冊買い、サインをいただきました。「ツレが・・・」は映画にもドラマにもなっているので知っていて、実物の貂々さんに会い、今頃読んでみました。壮絶なる内容ですが、ふたりで乗り切る夫婦愛に感動です。
読了日:4月30日 著者:細川貂々
ソロモンの偽証 第I部 事件ソロモンの偽証 第I部 事件感想
映画を観たのが先で、前篇、後編を観たあと読んだ為、結末が分かっていたのだけれど、原作は映画にない部分があり、登場人物の家庭の事情などがよくわかった。けれど、中学生にしては、出来すぎてる感があり、こんなに賢く落ち着いている、また、大人びている子がいるのだろうか。初出が連載なので、説明が長々しく、こんなに長編になってしまったのか。裁判ものゆえの心理的展開を楽しむには原作、あらすじを楽しむなら映画、というところかな。
読了日:4月30日 著者:宮部みゆき
こどものとも 年中向き 2006年 03月号こどものとも 年中向き 2006年 03月号感想
こんな素敵な絵の表紙なのに、画像が出てないなんて!夜空の中のピンクの綿菓子のようなほんわりした桜が、なんとも幻想的です。電信柱に灯篭、ポスト、狛犬、遮断機、サトちゃん像、きつね、その他の昼間は動かないものが、お花見に集まってきているのだ。去年漬けた桜の花びら。甕(かめ)を開けたページの美しさ! 香りが広がるようである。美味しいでしょうねえ。酔ったように踊りだすってことは、「桜酒」?材料は桜の花びらと塩と酒と蜂蜜と氷砂糖と僕のラムネ1個。あー、作ってみたい、食べてみたい。
読了日:4月30日 著者:
ふしぎなナイフ(こどものとも絵本)ふしぎなナイフ(こどものとも絵本)感想
10年以上も前からとびとびに読んでいます。 年齢層によってウケが違うのが面白い。 小学低学年が一番喜ぶかな。
読了日:4月11日 著者:中村牧江,林健造
かたづの!かたづの!感想
「かたづの」は「片角」の意味なのね。歴史と、羚羊が語るというファンタジーの融合された不思議な世界。 図書館から借用。まだ途中なのだけれど昨日で期限切れ、次の予約者がいるため、仕方なく、返却します。
読了日:4月8日 著者:中島京子
図解でわかる!ユビキタス・コンテンツビジネスのすべて (PHPビジネス選書)図解でわかる!ユビキタス・コンテンツビジネスのすべて (PHPビジネス選書)感想
図書館で特集コーナーにあったので、ぱらぱらと読んでみたら、分かりやすい内容なので借りてきた。「ユビキタス」とはラテン語の「神はどこにでも遍在する」「いたるところにある」という意味の言葉で、あらゆるところに情報があるという事。PCや携帯やICタグ、ネットで繋がるこの社会はまさにユビキタスそのもの。でも読んでいて、あれれ、この本の出版は2006年5月。9年前であり、同年4月にワンセグがスタートしたばかり。情報化社会の進歩からいくと、もうこの本は使えないのだけれど、概念を知るには役に立つ。(続く)
読了日:4月8日 著者:前坂俊之,野口恒

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