しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2016年12月に読んだ本

2017-01-04 11:16:38 | こんな本読みました

今月は、登録し忘れがあるので、少なくなっています。

読んだ本の数:4冊
読んだページ数:813ページ
ナイス数:65ナイス

曲がれ!スプーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)曲がれ!スプーン (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)感想
収録の『サマータイムタイムマシーン・ブルース』を読むために図書館にリクエスト。 『サマータイム・・・』の映画は先日BSTVで放映していて、久しぶりに観たら、やはり面白くて、ツボはまりだったので、原作が読みたくなったのである。へえ、戯曲集だったんだ。使えなくなったリモコンをめぐってタイムマシンで過去へいくSF研究会部員達。本にはリモコンのループの図解が載っていて、なるほどね。録画してあるので、もう一回映画を観たくなった。『曲がれスプーン』も映画化されてるから、DVD借りて観たい。こちらはエスパーのドタバタ。
読了日:12月16日 著者:上田誠

 

 


なんかなんかあるよ (年少向けおひさまこんにちは)なんかなんかあるよ (年少向けおひさまこんにちは)感想
もう何回もおはなし会で演じた、参加型紙芝居。背景の色で「なんだろう」か、当ててもらうのだけど、最初が果物とわかるとあとは早いね。幼稚園以上なら、すぐわかっちゃう。そして、すぐわかるところがいいんだね~。最後がスイカだから、夏にいいかもしれない。
読了日:12月14日 著者:小野寺悦子

 


ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)ぼくのメジャースプーン (講談社文庫)感想
力を持っている小学4年の男の子が、大好きなふみちゃんの為に犯人に復讐をする話。すばらしいのは、単に力(相手を縛る力)、「条件ゲーム提示能力」を安易に使うのでなく、これを使う事が相手にとってどうなのか、自分にとって、まわりの人に、ふみちゃんにどうなのかというのを、秋山先生とじっくりつきつめて話し合う場面である。これが一番長い部分なのだけど、これは単に復讐というものだけでなく、我々が日常に経験する事と同じなのではないか。「いじわるされたらされ返す」「悪口言われたら言い返す」、それが何を生むのか考えてしまった。
読了日:12月14日 著者:辻村深月

 


九九をとなえる王子さま九九をとなえる王子さま感想
九九を覚えた頃の小学3年生あたりに読みたい本。大判ですっきりした絵がとても見やすい。まるでロールプレイングのように「数字の森」で九九を解きながら最後の扉までたどりつくのは、子どもたちにも参加してもらって読みたいね。九九が生活に如何に必要かがよくわかる。
読了日:12月8日 著者:はまのゆか