しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

2014年8月に読んだ本

2014-09-04 17:16:53 | こんな本読みました
2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2469ページ
ナイス数:150ナイス

中勘助全集(第2巻)―小説(2)中勘助全集(第2巻)―小説(2)感想
美しい日本語、流麗なる文体に魅了されています。 『雷の太鼓とチャルメラ』がよかった。
読了日:8月27日 著者:中勘助
ウケる技術 (新潮文庫)ウケる技術 (新潮文庫)感想
期待はずれ。水野敬也氏の本だからと図書館にリクエスト。もうちょっと真面目な本かと思ったら、こんな本だったのね。ところどころ読んだけれど、ついていけないのでもう返しちゃおう。
読了日:8月25日 著者:水野敬也,小林昌平,山本周嗣
夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神感想
ガネーシャの教えをもっと受けるべく、「2」を読了。 売れない芸人勤太郎には貧乏神の金無幸子さんがとり憑いていた。 だけれど、この幸子さん、とってもいい人(神さま)で、釈迦にアタックされるし、勤ちゃんも手放したがらないほどなのだ。 物語の中にいい言葉がいくつもあり、納得するなあ。「人の意見を聞いて直す」「締め切りをつくる」「つらい状況を笑い話にして人に話す」「優先順位の1位を決める」「楽しみをあとに取っておく訓練をする」「他の人が気づいていない長所をホメる」「店員を喜ばせる」(続く)
読了日:8月25日 著者:水野敬也
銀の匙 (ワイド版岩波文庫)銀の匙 (ワイド版岩波文庫)感想
公文教材に概要がでていて、これは是非読みたいと思った。明治の東京、神田の風物が、こどもの見た目で描かれ、生き生きとして、自分もその世界に入って見聞きしているような気分となる。TVやPCや携帯電話があり、海外へも簡単に行かれる現代と、明治とは大きく異なるけれど、明治時代の方が、わくわく感、そして、充分豊かで、時間の流れもゆるりとしていたのではないか。漱石が、未曾有の秀作として、絶賛したとある。
読了日:8月17日 著者:中勘助
夢をかなえるゾウ夢をかなえるゾウ感想
自己啓発書。ガネーシャの課題は、大体、どこかで聞いたことのある、読んだことのある言葉ばかりだけれど、課題すべてを印刷して、縮小し、手帳に貼り付けた。もちろん、座右の銘として、実践するため。ドラマ化されたDVDは、水川あさみ主演で「女の幸せ編」全5巻。すべて観た。これも面白かった。ガネーシャの言いたい事、それは「人生を、1日を大事に生きること」「人間を好きになること」「人を喜ばせること」なのであり、課題を実行することは、すべてここに通じるのではないだろうか。
読了日:8月17日 著者:水野敬也
まっぷる信州ベストプラン (マップルマガジン(国内))まっぷる信州ベストプラン (マップルマガジン(国内))感想
旅行というと、西南を考えてしまう事が多いのだけれど、そうだ、信州もいいかもしれない。すぐは行けないけど、次の旅行は信州にしよう。
読了日:8月6日 著者:
おしゃべりなたまごやき (寺村輝夫の王さまシリーズ)おしゃべりなたまごやき (寺村輝夫の王さまシリーズ)感想
知ってはいたけれど、ちゃんと読んだことがなく、公文の教材で読んで、結論が知りたくて読んでみた。この王様、大変なわがままなのね、そしてとっても子供っぽくて、くすくすと笑ってしまう。王様にそっくりなコックさん、王様の身代わりになってバイクの競争で勝って、王様気分を味わえてよかったね。
読了日:8月6日 著者:寺村輝夫
「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。感想
外食では肉系が好きなので、ステーキ定食とか、とんかつ定食とかよく注文する。いずれも1000円以内で食べられるチェーン店やファミレス利用なのだけど、もう絶対に頼まないって思ってしまった。ステーキと思っていた肉は、実は成形肉で、骨のまわりから削り取った端肉や内臓肉を結着して作ったものなのだ。そして、くっつけて固めるための「リン酸塩」を添加、「植物性タンパク」を入れて、肉をやわらかくしている。さらにビーフエキスやアミノ酸で味をつけ、カラメル色素で色をつける。とんかつも同様の成形肉が多く使われているから(続く)
読了日:8月4日 著者:河岸宏和
わたしのウチには、なんにもない。2 なくても暮していけるんですわたしのウチには、なんにもない。2 なくても暮していけるんです感想
超人気本です。予約してから手元にくるまで、4~5ヶ月は待ちました。「1」と同様、「捨て変態」のまいさん。これを読んで、何もないまいさん家の写真をみると、いいなあ、いいなあ、こんなすっきりした生活をしてみたい、と憧れるんだけれど、まいさんの捨て方は半端じゃない。でも、卒業アルバムや自分の原稿、ご主人とのペアリングまで捨てちゃうとは、真似できないなあ。特に家族と暮らしていると、自分は片づけても家族が散らかす、思い通りにいかないもどかしさだらけ。まいさんも家族から苦情がでないよう、色々考えているのね。
読了日:8月4日 著者:ゆるりまい
それでも僕は夢を見るそれでも僕は夢を見る感想
夫が購入。私なら買わないな、だって立ち読みで読めちゃうから。でも、再読したら、深さがわかってきた。自分が死ぬ時に初めてわかること、「夢をあきらめちゃいけない」それを、今、生きているあなた(読者)に気がついてほしい。生きること、そのものが輝きなのだ。ほんとにそうだね、人生は思い通りになんていかないけれど、それでも、自分の夢と付き合っていきたい。鉄拳の絵がしみじみとした文章にぴったり合っている。
読了日:8月4日 著者:水野敬也

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