2013年6月の読書メーター読んだ本の数:20冊
読んだページ数:2053ページ
ナイス数:87ナイス
思い通りにいかないから人生は面白いの
感想「人は必ず誰かに好かれ、誰かに嫌われる」この言葉は全くその通り。そして人生は不平等。ぐちを言ってないものねだりするより、あるものを数えてそれを喜びとしよう。著者は日本財団で仕事をしていて、アフリカを訪れ、危険と隣り合わせ、不便な生活の経験でいかに日本が恵まれているかを語っている。ついつい上をみてしまうけれど、気持を切り替えて生きていこうという気になれる。
読了日:6月30日 著者:
曽野 綾子
すべては宇宙の采配の
感想何年か前に『奇跡のりんご』を読んだので、映画を見に行ってきた。書店に寄ったら木村さんずいぶん本書いてるのねえと思ってこの本を購入。自分の生い立ちやUFOに乗せられたり龍を見たり幽体離脱したりという不思議体験、ほんとかいなと思いつつ、やっぱり変わった人だなあ。TVで拝見したけれど、この「奇跡のりんご」は20年先まで予約でいっぱいだそうである。
読了日:6月30日 著者:
木村 秋則
どかどかじゃんけん大会 (かみしばい・子どもといっしょに―みんなでみんなでおおさわぎ)の
感想これを演じるには練習が必要。以前何回も演じて、今回久々なので、また練習しなくちゃ。経験からいって、対象は幼稚園から小学3年生くらいまでかな。面白い顔をさせる場面は、大きい子は照れてできないからね。気合いを入れていかないとうまくいかないよ。
読了日:6月30日 著者:
藤本 ともひこ
きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん (ゴーゴー! のりものかみしばい)の
感想新沢としひこさん脚本という事で選んだ。救急車や消防車、パトカー、ゴミ収集車など働く車はこども達、特に男の子に大人気。かばくんとぶたくんは鼻の穴にオレンジを入れてとれなくなってしまい、きゅうちゃん出動!かっこいいねー。お医者さんへ間に合ってよかったねー。
読了日:6月30日 著者:
新沢 としひこ
ぷしゅー (カラフルえほん)の
感想以前おはなし会で読んでから何年かたったので、大好きなこの本を再び読むぞ~。暑い夏に暑苦しい絵がぴったり。最高のナンセンス絵本!!!
読了日:6月30日 著者:
風木 一人
コッコさんとあめふり (幼児絵本シリーズ)の
感想コッコさんシリーズの1冊。雨の季節に読みたい本。てるてるぼうずに対するコッコさんの優しさがなんとも可愛らしい。雨を晴らすには要は気持ちの問題なんだねー。
読了日:6月30日 著者:
片山 健
んぐまーまの
感想「うやむやむ なむばらならむ」「ばーればーれ あまはんどら!」意味不明の言葉の羅列にまるで幼児が描いたような絵。谷川さんのオノマトペの世界。
読了日:6月30日 著者:
谷川 俊太郎
ぴっちゃんぽっちゃん (こねこのプチュ絵本)の
感想ねこ目線で見る雨の日風景。絵が可愛くシンプルなので赤ちゃんにゆっくり読んであげたいね。
読了日:6月30日 著者:
accototo
ネコジャラシはらっぱのモグラより (くもんの幼年童話シリーズ)の
感想公文の教材にあって、続きが読みたくてたまらなかった。おじいちゃんにきたモグラからの手紙には「ずっとむかし、ぼくのひいおじいちゃんは、やぎそうべいさんにたのみました。ネコジャラシはらっぱをただでかしてください、と。するとそうべいさんは、わたしはもうつかわないからどうぞ、といって、でていかれたのですね。そのあとは、ぼくらモグラいちぞくがずっとつかわせてもらっています。」そうたはそうべいおじいちゃんともぐらがお礼をしてくれるというネコジャラシはらっぱへ、なんと電車に乗って行くのである。小学校1年生でも読める。
読了日:6月30日 著者:
吉田 道子
ごしごしごし (とよたかずひこシリーズ)の
感想虫歯予防デーの6月にぴったりの本。ネコやカラスが歯ブラシの使い方がわからず、頭とかしたり、ひげとかしたり、放り投げて遊んだりしているとこども達は「ちがう、ちがう」「こうやって使うの!」と手で葉をみがく真似をするから、なんとも可愛いねー。
読了日:6月21日 著者:
とよた かずひこ
0・1・2かみしばいみんなにこにこ(全8巻) (教育画劇のかみしばい)の
感想このシリーズの浅沼とおる作『おしっこおしっこ』、画像がなくてがっかり。 いぬさんやねこさんはおそとでおしっこ、ぼくもおそとでおしっこしようとすると、トイレくんが登場。「おしっこはトイレでしようね。」単純な話なのだけれど、案外こども受けがよく、わが身に置き換えているのか、みな納得顔である。
読了日:6月21日 著者:
わたしはだあれ? (0・1・2かみしばいすくすくのびのび)の
感想牧場の動物たちがちらっと見せている姿から、何だかあてるのだけれど、簡単すぎて、絵を見たときから、セリフ読む前にどんどん当ててしまう。けれど、こういう風にこども達が簡単に当たる、というのがいい所なのである。すぐわかるから、みんな得意になって答えるんです。
読了日:6月21日 著者:
ケロポンズ
ころころパンダ (講談社の幼児えほん)の
感想最後に「ゆらゆらパンダ」と裏表紙が合体するのが「決め!ポーズ」だね。
読了日:6月21日 著者:
いりやま さとし
ゆらゆらパンダ (講談社の幼児えほん)の
感想「ころころパンダ」と一緒に読むのがGOOD!書店のおはなし会では小学校2年生の女の子に一緒に読んでもらったよ。可愛い声で、初見なのにとても上手に読んでくれた。こういう本はこどもの声の方が合うなあって気がついた。
読了日:6月21日 著者:
いりやま さとし
みんなでおめでとう (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)の
感想あらま、だれも登録してないの。これ、使える紙芝居なのに。付録についていた雨の音やバスの音、雷の音などを実際に手分けしてやってもらって演じたら最高に盛り上がるよ。大タコがでてきて、一緒におばあちゃんの家へ行ってお菓子を食べるという荒唐無稽の話なのに違和感ないね。かく言う私は準備ができず、3週間も抱え込んだままどこでもやらず仕舞。いつか何かでやろうと思ってる。
読了日:6月21日 著者:
ピーマンみもと
おやゆびさん (たんぽぽえほんシリーズ)の
感想おはなし会ではみんなにも手をだしてもらって、1ページごとに一緒にやっていったよ。くすり指さんやこ指さんがひとさし指さんと出会うのは小さい子には難しいけど、大きい子はほら、できるよと得意そう。おや指さんと他の指さんたちが「ちゅっ、ちゅ」とやっていくのは保護者のママが喜んでお子さんにやってみせてあげていたよ。はっきりした絵の色彩の美しさといい、very goodな本だね。
読了日:6月21日 著者:
風木 一人
おはなをどうぞの
感想お母さんにあげるお花を動物達にみんなあげてしまうのだけど、お母さんが「わたしのお花はメルシーちゃん、あなたよ。」と言ってぎゅっと抱きしめる最後の場面が感動的。書店で読んだ時、最後の象に会って、メルシーちゃんのお花は1本だけ。後ろ手に隠すメルシーちゃんに、こども達は「あげちゃだめ、だめ」と顔で訴えていた。おはなし会を終えたあと、年配の男性が来て「こどもより、私の方が感動してしまいました。」とおっしゃっていました。
読了日:6月21日 著者:
三浦 太郎
永遠の0 (講談社文庫)の
感想ある意味、反戦小説。実の祖父の宮部久蔵を調べる為、宮部を知る人たちを訪ね歩く健太郎と慶子姉弟。宮部の人間性が明らかになっていくのを読者も姉弟と共に確認しながら、あの戦争がいかに悲惨だったか、無謀な戦いであったかを知っていくのである。軍部が兵士達をいとも簡単に使い捨てにしていたか、読みながら腹が煮えくりかえる想いだった。
読了日:6月21日 著者:
百田 尚樹
海賊とよばれた男 下の
感想石油がこんなに重要だとは、そして、あの日本が敗北した戦争が、石油の為に始まり、石油の為に負けたという事実を初めて知った。石油業界や各国の石油に対する思惑も、この本のおかげで少しわかってきた。しかし鐡造さん、あなたはそれだけ優秀で決断力も商才もあり、心根も優しい人なのに、何故に石油という難しいものに取り組んだのでしょう。もっと楽な商品を選べば充分それで成功して、こんな苦労をしなくても済んだのに。上手くいっては困難にぶつかり、それを突破してまた次の困難に出会う。ドキドキしっぱなしでした。
読了日:6月21日 著者:
百田 尚樹
海賊とよばれた男 上の
感想本屋大賞受賞作。本買わない主義なので、図書館で借りようか、でも待ちが長いだろうなと思っていたら、夫が買ってきた。これは白洲次郎好きの夫にはたまらない本。国岡鐡造という豪快で男気のある主人公にはまったようだ。戦争から復員してきた社員をひとりも辞めさせず、家族として親身になり、社員もまたそれに応える、こんな会社が他にあるだろうか。
読了日:6月21日 著者:
百田 尚樹読書メーター