しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

夏休み宣言!

2013-07-20 11:01:44 | 食・レシピ

 7月16日から8月15日まで、1か月間夏休みをとる事にしました。

 先日行ってきた川越の『リストランテベニーノ』の写真と合わせて記録します。


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 今回は中原町バス停で下車して、歩いて5~6分。

国登録有形文化財に指定されたレトロ感のあるイタリアンレストラン。

あとは写真だけ載せるから詳しくはここを見てね。↓

http://tabelog.com/saitama/A1103/A110303/11000127/




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 夏休みを1カ月もとろうと思ったのは色々理由があるけど、第一は「疲労の蓄積」と「体調の悪さ」。

仕事以外がものすごく忙しくて疲れきっていました。

第2は「仕事が嫌になっちゃった」

今の仕事は通算10年位だけど、ここに越してきてからだと18年間働いている。もういい加減解放してほしい。

会社辞めたらもう他の仕事さがすつもりは全くなし。

 けれど会社に行っていていい事もいくつかあるのである。


1.朝早く起きて、規則正しい生活が送れる事。

2.会社で大勢の人やお客さんと接して、社会性を持ち続けられる事。

3.通勤しているので服装や髪形に気を使うため、流行の服を着て、常に身だしなみを整えていられる。多分その為に年齢より若く見られる。

4.都市圏に通うので、銀行・郵便局・デパートや書店やその他もろもろ買い物や用事がすべて会社の近くで用を足せる。

(もし会社に行かなくなったら、買い物や用足しにわざわざ出かけなければならない・・・うぅ、不便~)

5.会社の近辺には美味しいお店や飲み屋さんがたくさんあり、ランチの食べ歩きができる。

6.私には仕事がある、という自負感。もっと出来るようになるための勉強もするし、たくさん頭を使うので、ボケ防止になるのではないか。

7.何といっても、わずかではあるが、収入がある。これがあるおかげで我が家の経済に大いに貢献しているし、自分の趣味にも堂々と使える。

 こうして列記するといい事って多いのねー。

だからこれまで続けてこられた訳であり、もしこれらの「いい事」がなくなった時、私はどうなんだろう。

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 それを疑似体験してみよう、というのが1カ月休む理由なのであります。


 といっても、実際には会社は休んでも、塾の仕事は休まないから週に2日はお仕事しています。

そして収入がないと寂しいから、有給を5日間使って、ほんのちょっぴりお給料もいただく事にしました。


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 それで現在もう10日位会社を休んでいるのですが、退屈、とか暇になった事は全くなし。

 おはなし会、読書会、会議、飲み会、塾の仕事やで、毎日必ずスケジュールが入っていて、家に1日居られることがないのです。

そして、この長い休みにやりたい事、「家の片付け」計画も着々と進行。

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 もうひとつのやりたい事、「身体を鍛える」計画。

念願のスポーツジムに入会して、この休みの間に鍛錬しようと思っています。

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 もちろん、旅行にも行くし、帰省もあり、あまり暇にはならなそうです。

1日中布団の中で過ごしたいという夢があるのですが、まだそれができないです。

朝は娘も学校やバイトで早いしパパももちろん仕事だから、寝てるわけにはいかず、いったん起きてしまうとあれこれ家事をやってしまい、寝そびれてしまいます。

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 会社には全然行きたくならないですねー。

もうこのままリタイアしてもいい位。

でも現在は、休みが終わったら会社に行くという前提があるので、「今のうちに」とあれこれやっている訳で、永遠に行かないとなったらどうなのか、それを想像してから決定をしようと考えています。

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 レストランの前にある古い家屋。

この辺は、昔ながらの商店とかが残っています。





6月に読んだ本

2013-07-05 11:23:31 | こんな本読みました
2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:2053ページ
ナイス数:87ナイス

思い通りにいかないから人生は面白い思い通りにいかないから人生は面白い感想
「人は必ず誰かに好かれ、誰かに嫌われる」この言葉は全くその通り。そして人生は不平等。ぐちを言ってないものねだりするより、あるものを数えてそれを喜びとしよう。著者は日本財団で仕事をしていて、アフリカを訪れ、危険と隣り合わせ、不便な生活の経験でいかに日本が恵まれているかを語っている。ついつい上をみてしまうけれど、気持を切り替えて生きていこうという気になれる。
読了日:6月30日 著者:曽野 綾子
すべては宇宙の采配すべては宇宙の采配感想
何年か前に『奇跡のりんご』を読んだので、映画を見に行ってきた。書店に寄ったら木村さんずいぶん本書いてるのねえと思ってこの本を購入。自分の生い立ちやUFOに乗せられたり龍を見たり幽体離脱したりという不思議体験、ほんとかいなと思いつつ、やっぱり変わった人だなあ。TVで拝見したけれど、この「奇跡のりんご」は20年先まで予約でいっぱいだそうである。
読了日:6月30日 著者:木村 秋則
どかどかじゃんけん大会 (かみしばい・子どもといっしょに―みんなでみんなでおおさわぎ)どかどかじゃんけん大会 (かみしばい・子どもといっしょに―みんなでみんなでおおさわぎ)感想
これを演じるには練習が必要。以前何回も演じて、今回久々なので、また練習しなくちゃ。経験からいって、対象は幼稚園から小学3年生くらいまでかな。面白い顔をさせる場面は、大きい子は照れてできないからね。気合いを入れていかないとうまくいかないよ。
読了日:6月30日 著者:藤本 ともひこ
きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん (ゴーゴー! のりものかみしばい)きゅうきゅうしゃのきゅうちゃん (ゴーゴー! のりものかみしばい)感想
新沢としひこさん脚本という事で選んだ。救急車や消防車、パトカー、ゴミ収集車など働く車はこども達、特に男の子に大人気。かばくんとぶたくんは鼻の穴にオレンジを入れてとれなくなってしまい、きゅうちゃん出動!かっこいいねー。お医者さんへ間に合ってよかったねー。
読了日:6月30日 著者:新沢 としひこ
ぷしゅー (カラフルえほん)ぷしゅー (カラフルえほん)感想
以前おはなし会で読んでから何年かたったので、大好きなこの本を再び読むぞ~。暑い夏に暑苦しい絵がぴったり。最高のナンセンス絵本!!!
読了日:6月30日 著者:風木 一人
コッコさんとあめふり (幼児絵本シリーズ)コッコさんとあめふり (幼児絵本シリーズ)感想
コッコさんシリーズの1冊。雨の季節に読みたい本。てるてるぼうずに対するコッコさんの優しさがなんとも可愛らしい。雨を晴らすには要は気持ちの問題なんだねー。
読了日:6月30日 著者:片山 健
んぐまーまんぐまーま感想
「うやむやむ なむばらならむ」「ばーればーれ あまはんどら!」意味不明の言葉の羅列にまるで幼児が描いたような絵。谷川さんのオノマトペの世界。
読了日:6月30日 著者:谷川 俊太郎
ぴっちゃんぽっちゃん (こねこのプチュ絵本)ぴっちゃんぽっちゃん (こねこのプチュ絵本)感想
ねこ目線で見る雨の日風景。絵が可愛くシンプルなので赤ちゃんにゆっくり読んであげたいね。
読了日:6月30日 著者:accototo
ネコジャラシはらっぱのモグラより (くもんの幼年童話シリーズ)ネコジャラシはらっぱのモグラより (くもんの幼年童話シリーズ)感想
公文の教材にあって、続きが読みたくてたまらなかった。おじいちゃんにきたモグラからの手紙には「ずっとむかし、ぼくのひいおじいちゃんは、やぎそうべいさんにたのみました。ネコジャラシはらっぱをただでかしてください、と。するとそうべいさんは、わたしはもうつかわないからどうぞ、といって、でていかれたのですね。そのあとは、ぼくらモグラいちぞくがずっとつかわせてもらっています。」そうたはそうべいおじいちゃんともぐらがお礼をしてくれるというネコジャラシはらっぱへ、なんと電車に乗って行くのである。小学校1年生でも読める。
読了日:6月30日 著者:吉田 道子
ごしごしごし (とよたかずひこシリーズ)ごしごしごし (とよたかずひこシリーズ)感想
虫歯予防デーの6月にぴったりの本。ネコやカラスが歯ブラシの使い方がわからず、頭とかしたり、ひげとかしたり、放り投げて遊んだりしているとこども達は「ちがう、ちがう」「こうやって使うの!」と手で葉をみがく真似をするから、なんとも可愛いねー。
読了日:6月21日 著者:とよた かずひこ
0・1・2かみしばいみんなにこにこ(全8巻) (教育画劇のかみしばい)0・1・2かみしばいみんなにこにこ(全8巻) (教育画劇のかみしばい)感想
このシリーズの浅沼とおる作『おしっこおしっこ』、画像がなくてがっかり。 いぬさんやねこさんはおそとでおしっこ、ぼくもおそとでおしっこしようとすると、トイレくんが登場。「おしっこはトイレでしようね。」単純な話なのだけれど、案外こども受けがよく、わが身に置き換えているのか、みな納得顔である。
読了日:6月21日 著者:
わたしはだあれ? (0・1・2かみしばいすくすくのびのび)わたしはだあれ? (0・1・2かみしばいすくすくのびのび)感想
牧場の動物たちがちらっと見せている姿から、何だかあてるのだけれど、簡単すぎて、絵を見たときから、セリフ読む前にどんどん当ててしまう。けれど、こういう風にこども達が簡単に当たる、というのがいい所なのである。すぐわかるから、みんな得意になって答えるんです。
読了日:6月21日 著者:ケロポンズ
ころころパンダ (講談社の幼児えほん)ころころパンダ (講談社の幼児えほん)感想
最後に「ゆらゆらパンダ」と裏表紙が合体するのが「決め!ポーズ」だね。
読了日:6月21日 著者:いりやま さとし
ゆらゆらパンダ (講談社の幼児えほん)ゆらゆらパンダ (講談社の幼児えほん)感想
「ころころパンダ」と一緒に読むのがGOOD!書店のおはなし会では小学校2年生の女の子に一緒に読んでもらったよ。可愛い声で、初見なのにとても上手に読んでくれた。こういう本はこどもの声の方が合うなあって気がついた。
読了日:6月21日 著者:いりやま さとし
みんなでおめでとう (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)みんなでおめでとう (はじめてみよう老人ケアに紙芝居)感想
あらま、だれも登録してないの。これ、使える紙芝居なのに。付録についていた雨の音やバスの音、雷の音などを実際に手分けしてやってもらって演じたら最高に盛り上がるよ。大タコがでてきて、一緒におばあちゃんの家へ行ってお菓子を食べるという荒唐無稽の話なのに違和感ないね。かく言う私は準備ができず、3週間も抱え込んだままどこでもやらず仕舞。いつか何かでやろうと思ってる。
読了日:6月21日 著者:ピーマンみもと
おやゆびさん (たんぽぽえほんシリーズ)おやゆびさん (たんぽぽえほんシリーズ)感想
おはなし会ではみんなにも手をだしてもらって、1ページごとに一緒にやっていったよ。くすり指さんやこ指さんがひとさし指さんと出会うのは小さい子には難しいけど、大きい子はほら、できるよと得意そう。おや指さんと他の指さんたちが「ちゅっ、ちゅ」とやっていくのは保護者のママが喜んでお子さんにやってみせてあげていたよ。はっきりした絵の色彩の美しさといい、very goodな本だね。
読了日:6月21日 著者:風木 一人
おはなをどうぞおはなをどうぞ感想
お母さんにあげるお花を動物達にみんなあげてしまうのだけど、お母さんが「わたしのお花はメルシーちゃん、あなたよ。」と言ってぎゅっと抱きしめる最後の場面が感動的。書店で読んだ時、最後の象に会って、メルシーちゃんのお花は1本だけ。後ろ手に隠すメルシーちゃんに、こども達は「あげちゃだめ、だめ」と顔で訴えていた。おはなし会を終えたあと、年配の男性が来て「こどもより、私の方が感動してしまいました。」とおっしゃっていました。
読了日:6月21日 著者:三浦 太郎
永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)感想
ある意味、反戦小説。実の祖父の宮部久蔵を調べる為、宮部を知る人たちを訪ね歩く健太郎と慶子姉弟。宮部の人間性が明らかになっていくのを読者も姉弟と共に確認しながら、あの戦争がいかに悲惨だったか、無謀な戦いであったかを知っていくのである。軍部が兵士達をいとも簡単に使い捨てにしていたか、読みながら腹が煮えくりかえる想いだった。
読了日:6月21日 著者:百田 尚樹
海賊とよばれた男 下海賊とよばれた男 下感想
石油がこんなに重要だとは、そして、あの日本が敗北した戦争が、石油の為に始まり、石油の為に負けたという事実を初めて知った。石油業界や各国の石油に対する思惑も、この本のおかげで少しわかってきた。しかし鐡造さん、あなたはそれだけ優秀で決断力も商才もあり、心根も優しい人なのに、何故に石油という難しいものに取り組んだのでしょう。もっと楽な商品を選べば充分それで成功して、こんな苦労をしなくても済んだのに。上手くいっては困難にぶつかり、それを突破してまた次の困難に出会う。ドキドキしっぱなしでした。
読了日:6月21日 著者:百田 尚樹
海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上感想
本屋大賞受賞作。本買わない主義なので、図書館で借りようか、でも待ちが長いだろうなと思っていたら、夫が買ってきた。これは白洲次郎好きの夫にはたまらない本。国岡鐡造という豪快で男気のある主人公にはまったようだ。戦争から復員してきた社員をひとりも辞めさせず、家族として親身になり、社員もまたそれに応える、こんな会社が他にあるだろうか。
読了日:6月21日 著者:百田 尚樹

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