しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

書評を書いてみよう!一般書籍編

2010-01-23 21:53:58 | 行ってきました

豊崎由美先生の書評講座 開講!!!

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 豊崎先生は、有名な書評家の先生。

 読書アドバイザーの講座で、初めてお会いして、その辛口で、ストレートな語り口に魅了されました。

 池袋のコミュニティカレッジで講座を持っている、というので、帰りにはさっそく池袋へ、案内をもらいに行きました。

ところが、講座は、毎月第2土曜日。私のおはなし会があり、一番都合の悪い日。

無念に思っていたら、JRACでこの講座があるとお知らせがあり、すぐに応募しました。

限定15名なるも、欠席その他で、初日に来たのは8名のみ。

皆、書評を勉強したい、豊崎先生の講座を受講したい、という熱い想いの人ばかり。

新潟、長野、福井、大阪、兵庫、そして、なんと沖縄からも集まった参加者の方々。

初めに自己紹介して、参加目的など話したのですが、実際に書評書いていたり、仕事で書評に関わらねばならない方など、理由はさまざまでした。

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 私は、豊崎先生の目の前の席にすわり、こんな狭い空間で、間近に講義を聞けるなんて、幸せ♪ とにこにこ笑みがこぼれて、嬉しくて仕方ありませんでした。

 先生のストレートな批評は、まさに的を得ていて、ここまではっきり言えるというのは、すごいとただただ感心するばかり。

 第1回目(全4回です)の今日は、先生の「書評とは」という講義。

 2回目からは実習で、指定された本を読んで、800字から1200字で書評を書き、JRAC事務局に送ります。

 事務局から折り返し、全員の書評が送られてくるので、それに0~5点の点数をつけ、次回の講座に持っていきます。

 書評は、無記名。

 講座では、だれの書いたものかわからないよう匿名にして、思う存分意見を交換して、批評しあうのです。

 点数トップは「書評王」です。

 さて、課題本は何だろう、と心配でした。 好まない分野だと、読むのが辛いですから。

 発表された課題本は

  『真鶴』  川上弘美  文春文庫

  『重力ピエロ』  伊坂幸太郎  新潮文庫

 買い求めやすいように、文庫が出ているものを指定して下さいました。

 おおー、2人ともなじみのある、しかも好きな作家で、読みたかった本、なんて嬉しい!!!

 さっそく、帰りに丸善で本を買い、るんるんと読み始めました。

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 この講座に来る方は、レベル高いから、きっと素晴らしいものをかいてくるんだろうなあ。

 でも、私は、ビリになってもいいから、好きなように書評を書こう、と決意しています。


給食交流会

2010-01-21 16:16:37 | 行ってきました

今日は、給食交流会!

地域の学校ボランティアや学校評議会・ゲストティーチャーなどが、小学校に招かれて、児童と一緒に給食をいただきます。
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私は、3年1組。なかなか教室へ入らず、写真撮っているので、児童が見にきました。
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教室では、すでに配膳されています。
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〈今日の献立〉
ソースやきそば
スライスチーズ
白菜と肉団子のスープ
パンと牛乳
キーウィ
☆パンにやきそばとチーズをはさんで食べます。
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食べ始めてすぐ、やきそばをおかわりに行くこども達(早!)
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左隣の女の子たち。
いろいろお話しました。
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担任の先生。 25歳ですって。
児童が教えてくれました。
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右隣のRちゃん。
彼女のお兄ちゃんも、ママも知り合いでーす。
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みんな、にこにこ、楽しい給食タイムでした。
とっても美味しかったよー。
ごちそうさまでした!


小松崎進先生、浦和で講演会

2010-01-18 17:33:10 | 行ってきました

子どもの心とことばを育てるよみがたり

2009年7月5日(日)   於 : 浦和コミュニティセンター(パルコ10階)

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『この本だいすきの会』浦和支部発足を記念して、小松崎先生の講演会がありました。

会場は、浦和駅東口、目の前にある、パルコ内です。

1小松崎進先生略歴〉

 東京都で39年間教師を務め、特に国語教育・読書教育に力を入れる。

後に東京学芸大学、日本女子大学講師。 現在、「この本だいすきの会」代表、日本文学教育連盟常任委員、日本児童文学者協会会員他。 著書、多数あり。

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《プログラム》

1.いっしょに遊びましょう

 「ねえ どれがいい?」 ジョンバーニンガム作 まつかわまゆみ訳 評論社

 「しりとりのだいすきなおうさま」 中村翔子作  はたこうしろう絵 すずき出版 

 「なぞなぞあそびうた」 角野栄子作  スズキコージ絵 のら書店

 「おおきなきがほしい」 さとうさとる作

2.子どもは、おはなしが大好き

 「コッケモーモー」 コンテ文  バートレット絵  たなかあきこ訳 徳間書店

 「こすずめのぼうけん」 エインズワース 作  石井桃子 訳  堀内誠一 絵

                              福音館

 「3びきのかわいいオオカミ」 トリビザス文  オクセンバリー絵

                    こだまともこ訳  富山房

「おさる日記」 和田誠 文  村上康成 絵   偕成社

 ●哲也と「三びきやぎのがらがらどん」

3.どうしておはなしが好きなんだろう

●正一と「ロボットカミィ」

4.読みがたりで育つもの

●健介と「おおきなきがほしい」

●健次と「かたあしだちょうのエルフ」

●茂と「泣いた赤おに」

●美智子と「100万回生きたねこ」

5.読みがたり方い・ろ・は

        などなどです。

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 会の終了後、先生を囲んで、懇談会をしました。

 横浜支部や久喜支部、その他のかたも来ていて、いい雰囲気だったので、入会することとなりました。

 先生に「この写真をブログに載せてもいいですか?」と聞いたら「???」

 「ブログ、です。」 「???」

 その後、無言なので、だめなのかな、と思っていたら、ひとことぼそっと

  「ま、いいでしょ。」 

 「ありがとうございます。」

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ようこそ、白鳥さん達

2010-01-11 13:29:59 | 行ってきました
 毎年、越辺川には、シベリアから、白鳥が飛来します。
 今年も、たくさん来てくれました。
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 寒いので、風を通さない皮のジャケット、耳まで隠れる毛糸の帽子、ジーンズの下にはタイツ、という防寒対策で行きます。
 土手を登ったり、下りたりするため、スニーカーで。
ついでに、走っていきました。
 近隣からくる見物客が多いため、専用の駐車場、トイレ、登りやすいように階段が整備されています。
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 白鳥の写真展があるので、望遠のカメラを構えている、本格派が多いです。
 家族連れ、大人も子供も、お年寄りも手をひかれながら、白鳥を見に来ます。
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 目の前、30センチまで来ていて、手をのばせば届きそう。
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 浅瀬の中、餌をあさっています。
 一緒にいた鴨たちが、急に飛び立ち、白鳥だけになりました。
 鴨も団体行動で、1羽が飛び立つと一斉に飛び立ち、またすぐ戻ってきます。
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 飛んでくる別のグループの白鳥に、合図を送っています。
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 見事に着水しました。
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 ずっと見ていても、飽きないです。
 目も、心も癒されて、ほんわか気分になれました。
 3月末頃までいますが、暖かくなると、またシベリアへ帰ってしまいます。
また、来年も来てほしいなあ。

この本だいすきの会『暮れの集会』

2010-01-02 17:11:13 | 行ってきました

2009年12月26日(土)~27日(日)

場所: 千葉県市川市 市川グランドホテル

 この会は、全国に93支部もあり、会員数は千人もいるそうで、この日の参加者は約200名。

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 「暮れの集会」は、会員と児童文学作家・絵本作家の先生方との交流の場でもあります。

今年参加下さった先生方は下記の通り。

1.一色悦子    2.今関信子    3.岩崎京子

4.内田麟太郎   5.江川多喜雄   6.岡崎ひでたか

7.加藤純子   8.川北亮司   9.木村裕一

10.国松俊英   11.後藤竜二   12.小林豊

13.こやま峰子   14.せなけいこ   15.田島征三

16.田畑精一   17.とよたかずひこ   18.長野ヒデ子

19.長谷川知子   20.浜田桂子   21.広瀬恒子

22.保坂重政   23.最上一平   24.山口節子

25.和歌山静子

 以上25名のいずれも一流の先生方ばかり。

 普段読んでいる絵本や、児童文学を書いている先生に会えるなんて感激!しかも一緒にご飯食べたり、お酒飲んだりできるんです。

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まず、スタートは、会員である千葉の小学校の先生の教え子5年生による「群読」。

宮沢賢治の作品を暗記して、見事な出来栄えでした。

 先生の指導力の高さ、熱心さがよくわかります。

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この会の代表、小松崎進先生です。

86歳の高齢ながら、全国11支部の例会に出席されています。

もと小学校教諭。

現在は千葉市川にて、書店経営。

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本日のメインは、内田麟太郎先生の「ともだちやでござる」の講演会。

絵本を作る過程や、絵本作家をどのようにして選ぶか、作家になったいきさつ、どのようにして作品を生み出すか、などなど、ジョークあふれる講演は、皆の笑顔でいっぱいでした。

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講演会の後、内田先生にサインしていただきました。

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 講演会の後は、会食。

メニューは「オードブル盛り合わせ」「鯛のカルパッチョ」「芝えびの2色炒め」「ローストビーフオニオンソース」「海鮮3種焼売フカヒレあんかけ」「吹き寄せ饅頭銀あんかけ」「白身魚の香り揚げ南蛮風」「シュリンプピラフのトマトチーズ焼き」「ケーキ」「コーヒー」

 飲み物は飲み放題で、私はビールとワインを飲んでいました。

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 私達のテーブルにご一緒したのは、「今関信子」先生。

先生の作品はたくさんありますが、私は「こちら110番動物園」にサインしていただきました。 Photo

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4 夜は2次会。

和室で会費千円で、日本酒メインに飲み放題、つまみは事務局の方の手作りで揚げ物、煮物、漬物、などなどたくさんあり、お腹いっぱいの私には、食べきれず。

 目の前に座ったのは、木村裕一先生。

「あらしのよるに」で有名ですが、私は赤ちゃん向けのしかけ絵本をたくさん読み聞かせに使っています。

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 今夜は宿泊。 部屋は8階です。

 一人でこういう所に泊まるのはウン十年振り。

 夜は、恐くて電気つけっぱなしで寝ました。

 

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部屋からの風景。

駅から3分の近さです。

6時半に起床。

バイキングの朝食を浦和支部の3人で食べました。

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 9時から支部の活動報告。

 そして、10時半から、「江川多喜雄」さんの「自然を見るのが楽しい」という講演。

 江川先生も、もと小学校教諭で、理科教育を研究、たくさんの著書があります。

 小学校勤務の時には、1時間目を全部国語の時間にして、読み聞かせをしていたそうです。

 まぐろを養殖する話、植物や葉っぱの話などとにかく詳しい、私は「植物にへそがある」という話が興味深かったです。

 すべての予定が終了して、浦和支部の皆で、パスタ屋でランチして、いっぱいおしゃべりして、帰りました。